ダナンから地方都市「ランコー村」へ。美しい村を歩こう

ランコー村&ハイヴァン峠に行こう。道中絶景に出会えます♪

こんにちは、ベトナムナビです。中部リゾート都市ダナン。そのダナン市街地から20分から30分ほど車で郊外へ走ったところにあるのが、ランコー村とハイヴァン峠。あまり日本人には知られていない隠れ家的な観光地です。しかし、ナビは自信を持っておすすめしたい場所でもあります。ベトナムの良さがぎゅっと詰まった町も印象的。フエに行く道中にあるので、是非お立ち寄りください。今回はランコー村とハイヴァン峠をご紹介します。

ランコー村までの移動方法

ランコー村までは車で移動するのが普通。タクシーで行くのもいいですし、宿泊先のホテル所有の車をチャーターするのもいいでしょう。ランコー村およびハイヴァン峠は半日程度の観光となるので、タクシーで行くならば、往復+現地の観光時間で100万ドンくらいを目安に交渉してみるといいでしょう。

ハイヴァン峠へ行こう

ランコー村へ行く道中に立ち寄ることができるのが「ハイヴァン峠」。ここではランコー村と自然の美しい景色、それにインドシナ戦争中に造られた監視所の跡地を見学することができます。ちなみに、このハイヴァン峠はかつてフエへ行く道中に通る道でしたが、いまではトンネルが開通したため、ツアーバスなどでこの峠を立ち寄ることはなくなり、観光客がハイヴァン峠へ立ち寄るのは、基本はこの景色と跡地を見るためのみとなります。

ハイヴァン峠の景色を眺めよう

ハイヴァン峠には現在でも走る単線の列車があります。この列車からの眺めも御覧のように絶景。テレビ「世界の車窓から」でも紹介されたほどの絶景です。一般の観光客は列車に乗る機会がないので、峠の道中に車を停めてもらって、そこで写真撮影をしてください。停車場所はいくつかスポットがありますが、大体毎日大勢の観光客が止まって撮影している場所があるので、見落とすことはないでしょう。
こちらはランコー村の様子。美しい海に沿って作られた町並み。このハイヴァン峠からランコー村までは、およそ30分ほどの道のり。ランコー村に行く前に、まずはここで目の保養と記念撮影を楽しんでいってください。
単線の列車。現在も利用されています

単線の列車。現在も利用されています

写真撮影もしっかりと

写真撮影もしっかりと

戦争で使われた監視所を見学しよう

ハイヴァン峠の麓はいつも霧に覆われていて、視界が非常に悪いです。その麓にあるのが、こちらの監視所。19世紀フランス統治時代に造られたものです日本軍や南ベトナム政府軍が敵の監視のために使っていました。現在でも壊れた大砲台や大門などを見ることができますが、破損はかなりひどい様子。傍に当時の見取り図があり、当時敵を監視するために、しっかりと機能していたことが分かります。
壊れた砲台

壊れた砲台

お土産店も営業中

お土産店も営業中

ランコー村で美しい湖を

ランコー村といっても、実際観光のハイライトとなるのは村ではなく、こちらの湖に面した通り。ランコー村ではカキとエビの養殖が盛んで、こちらではカキの養殖を主に見学することができます。牡蠣の養殖方法は日本でも幾つかありますが、ここランコー村では、バイクのタイヤに牡蠣を付着させて育てる方法が一般的。親指サイズの小ぶりですが、一キロ500~750円程度と驚きの安さです。
観光客は、道路から湖に突き出た砂浜、もしくは桟橋を渡った水上レストランで食事を楽しむことができます。砂浜に広がる湖は幻想的なほど美しく、向こうに見える雄大な自然は圧倒的景観。水上レストランでは魚介を使ったシーフード料理がおすすめ。かなり田舎チックな場所ではあるものの、欧米人ツアー団体が非常に多く、欧米では比較的知られている観光地であることも分かります。
牡蠣の養殖場

牡蠣の養殖場

素朴な通り道

素朴な通り道

行商人も

行商人も

先ほどの湖から車で10分以内のところに、村の中心部があります。とはいっても観光地化されているわけでもありませんので、立ち寄るかどうかは自由。ただし、ベトナムのローカルな素朴な村の様子は、リゾート地として成功しているダナン市街地とは打って変わります。ベトナムらしさが滲み出ている良い村なので、時間が許すのであれば、是非立ち寄ってほしいところです。
個人商店

個人商店

路地裏には何がある?

路地裏には何がある?


いかがでしたか。ハイヴァン峠とランコー村をご紹介しました。ハイヴァン峠はランコー村へ行く道中にありますが、上述したように必ず通る必要はなく、峠下のトンネルをくぐっていけば、大幅にショートカットをすることができます。時間がない方は、ハイヴァン峠を避けて直接ランコー村へ行くのもありです。また、ランコー村にはいくつかの旅行者向けのホテルもあります。もし気に入ったら、ここで一泊するのもいいでしょう。以上、ベトナムナビがお届けしました!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2018-04-26

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