ダナンを1日で満喫♪

1日でダナン観光を網羅!効率のいい回り方をご紹介♪


こんにちは、ベトナムナビです。中部最大の都市ダナンは近年観光開発が進み、ダナン観光も楽しめるようになってきました。一昔前まではホイアンやフエへの中間地点のみの役割でしたので、「ダナンに何があるの?」といぶかしげに思っている方もいることでしょう。今回はそんなダナンの魅力ある観光スポットを1日で回っちゃいたいと思います♪




たったの1日で観光する理由


とは言え、依然としてダナンに立ち寄る方はホイアンやフエと言った世界遺産を目当ての旅行者がほとんどでしょう。そこで、短い滞在期間にダナンで時間を取られたくないと思うのは当然のことです。ですので、「ダナンで許される滞在時間は1日」というキーワードをもとに、弾丸ツアーを決行したいと思います♪



1日でダナン観光は可能


「でもダナンは中部最大の都市。1日で大丈夫なの?」という疑問が出てくるのは当然ですね。答えはYESです。ダナン市内は広いですが、観光スポットは中心部に固まっていますので、頑張れば徒歩でもすべて歩きまわれるほどです。ちなみに今回は1日観光なので、郊外の五行山やバナヒルズは除外しておきます。

まずは今回巡るルートの確認をしましょう。



移動手段は?


ダナン観光のための移動手段ですが、実は徒歩でも十分可能です。
ただし、以下の場合はタクシーなどを使いましょう。
①ハン市場からコン市場
②ビンチュンプラザからダナン博物館
③ソンハン橋からミーケービーチ
では、早速ダナンの1日観光巡りのスタートです!


午前8:30 チャム彫刻博物館


最初はチャム彫刻博物館からスタートです。市内中心からだと徒歩で15分かからない程度ですみます。朝なのでまだ気温も低く、お散歩には丁度いいかと思います。ちなみにタクシーだとワンメーターちょっとで行けます。ここではミーソン遺跡やその周辺から発掘されたチャンパ王国の遺産が展示されています。インドシナでは珍しいヒンドゥー教崇拝の民族でした。現在チャンパ王国の末裔と言われているチャム族はベトナムで一番大きい少数民族です。


多数の発掘品が展示されています

多数の発掘品が展示されています

頭が欠損しているのが残念です

頭が欠損しているのが残念です

このような完成品もごく僅かにあります。とても貴重です!

このような完成品もごく僅かにあります。とても貴重です!

シヴァ神。最高神の1人ですね

シヴァ神。最高神の1人ですね

ベトナム戦争のため欠損箇所が激しい物も…

ベトナム戦争のため欠損箇所が激しい物も…

ヒンドゥー教崇拝はこの近辺では非常に珍しいです

ヒンドゥー教崇拝はこの近辺では非常に珍しいです

リンガ。シヴァ神の性器と言われています

リンガ。シヴァ神の性器と言われています

ダナンを1日で満喫♪ ダナンコース

午前10:00 ダナン大聖堂


市内に戻ってきた最初のお立ち寄りスポットは「ダナン大聖堂」です。日曜の10時からはミサが始まりますので、神聖に雰囲気に教会は包まれます。皆さん心が寛容なので、一般の方も自由に敷地内に入ることができます。教会敷地内の教室では子供達が聖歌の練習をしていました。カメラを向けると先生も一緒になって笑って応えてくれました!

お祈りを捧げる光景。日常です

お祈りを捧げる光景。日常です

子供たちが揃って聖歌の練習♪

子供たちが揃って聖歌の練習♪

普段は静寂な教会

普段は静寂な教会

ステンドグラスが綺麗です

ステンドグラスが綺麗です

こちらは牧師さん

こちらは牧師さん

ミサがはじまると、みんなで聖歌を歌います

ミサがはじまると、みんなで聖歌を歌います

こちらの冊子がもらえます

こちらの冊子がもらえます

聖歌です

聖歌です

午前11:00 ハン市場


ミサの余韻に浸りながら、次に紹介するのは「ハン市場」です。ダナン最大規模の市場で、市内中心にあるので外国人観光客も多く訪れます。ハン市場外周の道端にもお店は広がっていて、獲れたての魚介や野菜が売られています。中は生活用品からお土産用の雑貨、2階フロアにはサンダルやアオザイなどの服飾雑貨も並んでいます。お土産はここで買ってもいいでしょう。
中には見たことのない魚も…

中には見たことのない魚も…

屋内は薄暗いです

屋内は薄暗いです

大理石像。郊外にある五行山にちなんだお土産ですね

大理石像。郊外にある五行山にちなんだお土産ですね

現地の方がたくさんいます

現地の方がたくさんいます

野菜や果物も豊富

野菜や果物も豊富

日用品。ヌクマムやインスタントコーヒーはお土産にも最適!

日用品。ヌクマムやインスタントコーヒーはお土産にも最適!

二階から見渡せる光景

二階から見渡せる光景

サンダルはキュートなデザインもたくさんあります!

サンダルはキュートなデザインもたくさんあります!

午後12:30 コン市場


タクシーで向かうはコン市場です。歩くと20分くらいかかりますので、ここはタクシーで。コン市場はハン市場よりもローカル色が強く、庶民の台所の役割を担っています。雑貨など観光客向けのお店はなく、100%現地人の食材の調達の場です。果物、野菜、肉などが量り売りで売られています。こちらで昼食を食べてもいいですが、衛生上ちょっとおすすめできないので、ここでは雰囲気を味わうにとどめておきましょう。もし食べたいなら、チェーの屋台がいくつか入っているので、そちらがおすすめです。
青空市場もあります

青空市場もあります

すべて量り売りです

すべて量り売りです

こちらはできたてのライスペーパーです

こちらはできたてのライスペーパーです

細く切ればブンやフォーのできあがり♪

細く切ればブンやフォーのできあがり♪

肉売り場です

肉売り場です

部位別に売られています…でかい…

部位別に売られています…でかい…

服飾品もありますが、観光客が買いたくなるようなものはありませんね

服飾品もありますが、観光客が買いたくなるようなものはありませんね

チェーなどが食べられる甘味コーナーがあります

チェーなどが食べられる甘味コーナーがあります

昼食タイム


コン市場の散策を終わったら昼食の時間にしましょう。コン市場の向いにはビンチュンプラザという大きなスーパーがあり、中にはフランス系列のビッグCというスーパーや小さなフードコートがあります。ベトナム料理が食べたいという方は、市内に戻って食べてもOKです。もし買い揃えたいものがあったら、ビッグCに足を運んでください。お菓子やジュースなどもたくさん揃ってますよ(笑)
お洒落なカフェハイランズ・コーヒー

お洒落なカフェハイランズ・コーヒー

軽食が食べられます

軽食が食べられます

バインミーです

バインミーです

フランクフルトや揚げ物がメインです

フランクフルトや揚げ物がメインです

午後2:00


午後の一発目はダナン博物館です。近年オープンしたダナン市の歴史博物館ですが、市民の生活、習慣、文化、ベトナム戦争、そして少数民族の暮らしとコーナーに分かれております。ジオラマやパネルを使った説明なので、言葉が分からなくても見て回るだけで楽しむことができます。特にベトナム戦争当時の光景や投下された爆弾などは歴史深く、また少数民族の暮らしの様子は日本人なら興味がそそられますね。
発掘現場の様子です

発掘現場の様子です

説明はベトナム語と所々に英語があります

説明はベトナム語と所々に英語があります

古き伝統です

古き伝統です

昔のバイク。ホンダは現在ではベトナムのシェア60%に上ります

昔のバイク。ホンダは現在ではベトナムのシェア60%に上ります

ダナンは港町として栄えました

ダナンは港町として栄えました

旧紙幣。大分変わっています

旧紙幣。大分変わっています

中部はベトナム戦争の激戦区としても知られています

中部はベトナム戦争の激戦区としても知られています

少数民族の暮らしの様子です

少数民族の暮らしの様子です

午後3:30 バクダン通りとソンハン橋


続いては景観スポットにお連れ致します。市内中心のハン川沿いを走るバクダン通りは遊歩道が広く、散歩には最適です。また、大理石像が等間隔で置かれていて、なんだか西洋の雰囲気が漂っています。南北に長い通りなのですが、今回は北へ向かい、ソンハン橋を目指しましょう。
幅広い遊歩道です

幅広い遊歩道です

たくさんの小船が停泊しています

たくさんの小船が停泊しています

大理石像です

大理石像です

いたるところに置かれています

いたるところに置かれています

ソンハン橋

バクダン通りを北に歩いていると大きな橋が見えてきます。こちらがソンハン橋です。10年ほど前はまだ橋もなく、川向こうへ渡ることが困難でした。数年前に建設されたこの橋は現在では観光スポットの1つにもなっています。ちなみに、この橋を渡るのですが、歩くと長いので、タクシーに乗ってください。
昼間はこんな様子です

昼間はこんな様子です

ハン川を渡った先は…

ハン川を渡った先は…


なぜ観光スポットになっているかという理由がこちら。夜になると綺麗なイルミネーションと化すのです。バクダン通りからの長めは絶景で、現地の若者カップルや外国人観光客も大勢このイルミネーションを見物しにやってきます。また、ソンハン橋を渡った道中にはカメラマンもいます。夜のハン川をバックに写真を撮ってもらい、その場で貰えます。もしよかったら記念にどうぞ♪
夜の景色はロマンチックです

夜の景色はロマンチックです

カメラマンがたくさんいます

カメラマンがたくさんいます

午後4:00 ミーケービーチ


最後の観光スポットはミーケービーチです。ダナンと言えば港町。ビーチには訪れたいところですね。ミーケービーチは比較的観光地化されていて、お洒落なカフェもあります。パラソルの下でココナッツジュースを飲んでもいいし、海水浴を楽しんじゃってもおすすめです。ただし、あくまでも外国の海なので、監視員もいなく、小さなお子さん連れの方は波に注意してくださいね。
遊歩道も整備されています

遊歩道も整備されています

椰子の木と海。常夏らしい光景ではありませんか?(笑)

椰子の木と海。常夏らしい光景ではありませんか?(笑)

芝生も撮影スポットに♪

芝生も撮影スポットに♪

ほのぼのする時間をおくれます

ほのぼのする時間をおくれます

海は現地の人が大半ですね

海は現地の人が大半ですね

砂堀は世界共通の遊びです(^^)

砂堀は世界共通の遊びです(^^)

アンティークのような

アンティークのような

カフェでくつろぐのもおすすめ

カフェでくつろぐのもおすすめ

夕食:シーフード料理


さて、夕食ですが、せっかく海に来たのだから、新鮮な魚介を食べたいところですね。ミーケービーチの道路沿いにはシーフードレストランがいくつもあり、中級レストランから屋台風までさまざまです。屋台ではボードに書かれている魚介を選んで、グラム単位で注文します。また、このとき焼き方も選べます(網焼か蒸す)。ただ英語がほとんど理解してくれないので、何も言わずにお任せしても問題ありません。
この中から好きなものを指差して選びましょう

この中から好きなものを指差して選びましょう

エビもおっきいです!

エビもおっきいです!

貝はヌクマムにつけて食べましょう!

貝はヌクマムにつけて食べましょう!

魚もありますよ~

魚もありますよ~



いかがでしたか?1日でダナンの主要観光名所を回ることができます。もし「1日も余裕がない」という方ならば、今回紹介したスポットの中から興味引かれたところをチョイスして足をお運びください。
以上、ベトナムナビがお届けしました!




関連タグ:ダナンコース

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2013-10-02

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