ベトナムスイーツの代表格、「シントー」と「チェー」!
シンチャオ★みなさん、こんにちは。ベトナムナビです。ベトナムにはおいしい飲み物がたくさんあります。最近では生産量世界一になったコーヒーはもちろん有名なんですが、その他にもお茶、紅茶なんかも充実してるし、何といっても南国ならではのフルーツをふんだんに使って作る練乳のスムージー「シントー SHINH TO」と、いろいろな食材を組み合わせてシロップやココナッツミルクと合わせて作るベトナムぜんざい「チェー CHE」は、冷たくって甘くって、見た目もとっても美しい・・・と3拍子揃ってる甘党にはたまらない飲み物なんですよね♪今日はナビがそんなベトナムの楽しい飲み物「シントー」と「チェー」あれこれを皆さんに紹介したいと思いま~す(*^_^*)
「お店の種類」によって感じが違うシントー!
種類豊富な南国の果物を使って作るベトナムのスムージー「シントー」は、さっぱりしたテイストのものから、まったりと甘~い味わいのものまでいろいろあって、屋台やフードコートではお値段もとっても手頃だからその日その時の気分で贅沢に楽しむことができます。
お店は大きくわけて4種類。街中で指差し注文&テイクアウトスタイルの屋台に、市場のフードコートによくある「シントー」と「チェー」の専門店、または綺麗なお店の中によくあるドリンクスタンドで作られるもの、それからカフェやホテルのBARでオーダーするスムージーの「シントー」。値段と質と雰囲気の折り合いをつけて、アナタ好みのお店を探してみてくださいね!
ベンタイン市場内のフードコートには、「シントー」と「チェー」のお店がいっぱいあります。メニューも観光客用に指差し注文しやすく作られているので言葉の心配はしなくてOK!
5ツ星ホテルCARAVELLE HOTELにある「サイゴン・サイゴン・バー」で飲む「シントー」。こういう雰囲気の中で飲んでみると・・・いつも屋台で頼んでいるものとは違った味に感じるものですね(*^_^*)
フルーツ×練乳=Sinh Toあれこれ
お店によって作り方はいろいろで、フルーツと練乳をほとんどそのままMIXしたようなモッタリしたものから、シェークっぽいものなど、「シントー」あれこれ、紹介してみましょう!
「タロイモのシントー」なんていうのは少し珍しいでしょうか?
|
|
ベンタイン市場のフードコートで飲んだ「スイカのシントー」は水っぽかったなぁ。
|
出ました!果物の王様!!!「ドリアンのシントー」は、思ったよりも癖はないような気が。
|
|
これは美味しかった「ドラゴンフルーツ(タンロン)のシントー」。見つけたら是非飲んでみてください。ナビのイチオシ!
|
「苺とレモンのブレンドシントー」フルーツミックスのバリエーションはお店によって様々。
|
|
ストローで吸い上げるのもひと苦労!もったりとした「アボカドシントー」はなんだか腹持ちが良さそうな一品。
|
チョロン(中華街)散策中に炎天下で飲んだ「緑豆のシントー」はおいしかった・・・飲み物のおいしさはシチュエーションにも左右されますね。
|
|
REX HOTELで飲んだパイナップルの「シントー」は南国リゾートの気分。すごくおいしかった。
|
コップ1杯の宝石箱ベトナムぜんざい「チェー」 ベトナムの伝統的な甘味「チェー」は温かいものや冷たいもの、1種類の味のものから、具材いっぱいコップいっぱい夢いっぱい♪キラキラとまるで宝石箱!おもちゃ箱!?のように楽しいものまで、種類はいろいろです。
あたたかいチェーは確かに「おしるこ」の雰囲気があります(あたたかいと言ってもホーチミンでは「冷たくない」程度のものですが)。このあま~いおしることキンキンに冷えたお茶を飲みながらマッタリするのがベトギャルスタイル。ローカルのチェーやさんでは値段も1杯10000ドンくらいからなんて嬉しい価格だからついついいくつも頼んで試してみたくなっちゃいます(*^_^*)
冷たい「チェー」はおしるこというよりもかき氷に近いような気がします。ベトナムの夏はすごく暑いので、外を少し歩いてもとても疲れてしまいます。そんな時、「チェー」のお店に駆け込んで、この冷たくって甘い「チェー」を食べると幸せな気分になれます♪
こんな風に「寒天チェー」の材料をビニールに詰めて売ってるお店もローカルにはたくさあります。テイクアウトして持って帰り、家で氷と混ぜ混ぜしてみんなで食べるんです。
|
|
いかついお兄さんたちも仕事の合間に「チェー」なんですね。
|
例をあげればきりがない!「チェー」あれこれ
緑豆のあん、寒天、タピオカ、ココナッツミルク、食感ときれいな色彩が楽しめるクアンアンゴンの「Jelly water chestnut-Tapioka peals Coconut milk」はおいしくって有名です。
「フルーツカクテル」という名前がピッタリの可愛いピンクのチェー。
|
|
「とうもろこしのチェー」ココナッツミルクを載せるかどうかは好みで選べます。あっま~いけど、うっま~~~い!お茶と合うんだこれが!!
|
フーンライの「緑豆のチェー」はお料理と一緒で素材の持つそのままの甘さが楽しめます。
|
|
上海コムガーで飲んだのが「龍眼のチェー」穀物系が好きなひとと、フルーツ系が好きなひとに分かれそうな気もします。
|
専門店で食べてみて!
ナビのお料理教室でチェーの作り方を見て、「チェー」って自分で作るとすごく手間がかかるものだって知りました。だからこそせっかくベトナムに来たならば、専門店で是非試してみてもらいたい!びっくりするくらいお手頃なお値段でいろんな種類の「チェー」があるからきっとアナタの甘味のツボをつくお気に入りの一品が見つかるに違いありません!日本に帰って真似ができたら、見た目がすごくかわいいのでおもてなしのデザートやパーティ−メニューとしても映えますよね~(*^_^*)
バックパッカーの街、ファングラーオから徒歩5分くらいのグエンチャイホック通り、4区に渡る橋の手前にあるのが「チェー」の専門店「Che My 2」。ホーチミンでは珍しいお椀で出てくる「チェー」も食べられる種類の豊富なお店です。「とうもろこしのチェー」は安くておいしいのでおすすめです。
「ベトナムの楽しい飲み物シントーとチェーあれこれ」いかがでしたでしょうか?旅行に来たらやっぱり「辛いもの食べたら甘いもの。」「甘いもの食べたら辛いもの。」この繰り返しで胃袋に鞭を打ってでもアレコレ詰め込みたいものですよね。だけど冷たくっておいしいからついつい飲み過ぎでお腹が痛い(>_<)!なんてことだけにはならないようにくれぐれも節度をもってお楽しみクダサイね。以上、ベトナムナビでした。
その他情報
※価格は2015年7月現在のものです。
関連タグ:
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2008-05-09