味も雰囲気も抜群!ホーチミンでおすすめのベトナム料理レストラン

ホーチミンの観光エリアでベトナム料理を食べ歩き!おすすめ店を紹介♪

こんにちは、ベトナムナビです。ホーチミン市内の観光エリアで、おいしいベトナム料理に舌鼓。旅行者なら誰もがそう思うことでしょう。しかし、味はもちろん雰囲気もベトナムらしい!というのであれば、やみくもに探し回っても見つけるのは少々困難でしょう。そこで、今回は「味」と「雰囲気」を重視したホーチミン市内でおすすめのベトナム料理レストランを特集してみました!

ドンコイエリア

●シークレットガーデン

ベトナムエアラインの機内誌でも紹介されている正統派ベトナム料理を提供するレストラン。料理の数は100以上に及び、南部から北部、家庭料理から屋台料理まで揃えています。店は古いアパートの最上階にあるルーフトップのお店。豊かな緑に覆われているオープンエア席で、ベトナムらしい「外で食事を」を体験することができます。メコンデルタのような片田舎のレストラン風でありながら清潔な店内は日本人旅行者向け。味と雰囲気を両立した象徴的なお店と言えます。
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店名:シークレットガーデン(Secret Garden)
住所:158 Bis/40-41 Pasteur St.Dist.1
最上階に位置するレストラン

最上階に位置するレストラン

随所の装飾がベトナムらしい

随所の装飾がベトナムらしい

料理も自慢

料理も自慢

●タイムビストロ

グエンフエ通り沿いの建物の上階で営業しているベトナム料理レストラン。かつて星付きホテルの厨房に立っていたシェフが織りなす創作料理の数々は、どれも日本人の舌に合うものばかり。店内の雰囲気は1960年代のサイゴン時代を再現したもので、壁にはフランス支配時代に建てられたベンタイン市場、聖母マリア教会などが描かれているほか、この時代からはじまった路上カフェ文化の一端もうかがうことができます。日本人の多くはサイゴン時代を知りませんが、なぜかふと懐かしくなる雰囲気が漂い、また、かつての素朴なホーチミンをイメージすることができます。これもベトナム旅行ならではですね。

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店名:タイムビストロ(Time Bistro)
住所:44 Nguyen Hue St. Dist.1
古き良き思い出が詰まっている

古き良き思い出が詰まっている

料理は創作が多いです

料理は創作が多いです

夜はロマンティックなグエンフエの夜景も

夜はロマンティックなグエンフエの夜景も

●チーホア

レタントン通りの日本人町の中にある食堂風レストラン。外国人だけではなく現地人も多く訪れることから、味は申し分なし。本場のベトナムの味付けを食べることができるはずです。努めてシンプルな部屋の内装にも注目。愛想のないテーブル椅子など、一見雰囲気はあまりよくないと考えるかもしれませんが、実はベトナムの大衆食堂を再現。なかなか衛生面を気にして行けない日本人旅行者にとっては、清潔なレストラン内で食堂の雰囲気を味わえるのは貴重なことでしょう。料理は南部家庭料理が主。

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店名:チーホア(Chi hoa)
住所:31A Le Thanh Ton St. Dist.1

細部までお店のこだわりがあります

細部までお店のこだわりがあります

料理は食堂よりもワンランク上

料理は食堂よりもワンランク上

中央小皿のツケダレははまります!

中央小皿のツケダレははまります!

ベンタイン市場エリア

●チャオエム

かつてベトナムのアカデミー賞も受賞したイザベラさんが経営するレストラン。ベトナム戦争中にアメリカに移住し、ハリウッド女優としても活躍したのち、古き故郷であるベトナムをいとおしく感じ、再び帰国。挨拶されるとなぜか自然に笑顔になるということから名づけられたチャオエム店内には、子供たちの愛くるしい笑顔の写真で溢れています。料理は北部つ南部料理が中心で、どれも濃い目の味付けなので日本人男性には特におすすめできます。また、料理で使われている野菜はすべてオーガニック。ベトナム=衛生が心配という旅行者の不安を払拭させたいと、鮮度や仕入れにこだわりを持っています。ベンタイン市場から徒歩5分もかからないので、一度訪れてみてください。

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店名:チャオエム(Chao em)
住所:43 Thu Khoa Huan St. Dist.1

温かな内装

温かな内装

かつて人気を博した名女優

かつて人気を博した名女優

オリジナルチキンライス

オリジナルチキンライス

●ブンダウホームメイド

北部の名物料理であるブンダウを扱うレストラン。ブンダウの他に鶏肉の鍋や緑餅のさつま揚げなど、どれも北部名物。ドンコイエリアのレストランは王道どころしか扱っていないので、この手の料理を食べることは困難。ホーチミンにいながらにしてハノイ料理を堪能できるとあって、ベトナム好きの外国人や北部料理好きのベトナム人で毎日にぎわっています。また、ここはベンタイン市場から徒歩10分程度歩いたところにあるレライ通り沿いに建っているため、外国人や子供向けに水上人形劇場もあります。ちなみにブンダウはブンという米粉を固めて、野菜や豚肉などと一緒に専用のツケダレにつけて食べる料理です。素材を活かしたハノイらしい味となります。

<DATA>
店名:ブンダウホームメイド(Bun Dau Home Made)
住所:1 Nguyen Van Trang St. Dist.1
緑豆を練ったさつま揚げ

緑豆を練ったさつま揚げ

外観

外観

内装。大きなガラス張りの店内です

内装。大きなガラス張りの店内です

●オックダオ

ベトナムで古くから庶民の間で親しまれている「貝料理」。小洒落たレストランでは食べられないB級グルメの数々をここで堪能することができます。場所はベンタイン市場から徒歩10分程度のところにあるグエンタイホック通りで、通りを挟んだ向こうはバックパッカーが行き交うファングーラオエリアに入ります。ゆえに外国人観光客の姿もここでは多く、調理法に気を遣って、普段はたくさん入れる唐辛子も控えめにしています。おすすめは「オックレンユア(写真)」。ココナッツミルクと少量の唐辛子で煮詰めた一品です。どのお店でも言えることですが、貝は食べ過ぎると現地人でもお腹を壊します。

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店名:オックダオ(Oc Dao)
住所:132 Nguyen Thai Hoc St. Dist.1
大衆食堂となります

大衆食堂となります

貝の種類は豊富

貝の種類は豊富

食堂内部

食堂内部

戦争証跡博物館エリア

●インドシン

ベトナム戦争の傷跡を残した戦争証跡博物館。見学後はその周辺で食事をとるのも。おすすめは格式が高い「インドシン」です。ベトナム人資産家が経営するレストランで、オープンエアと屋内どちらも古きインドシン時代の香り漂います。かつてフランスの支配下であった時代、ベトナムを含む植民地国は「フランス領インドシナ」と呼ばれていました。その時代を象徴したインドシン。現在では古き良きが香り、旅行者にとってはプチパリ気分を満喫することができます。料理はベトナム料理の王道どころが揃い、コース料理もたるため団体客も歓迎。外ではステージがあり、生演奏を鑑賞しながら食事をすることもできます。まさに旅行者のため営業しているお店といえるでしょう。

<DATA>
店名:インドシン(Indochine)
住所:26 Truong Dinh St.Dist.3

外観。2017年にリニューアルしました

外観。2017年にリニューアルしました

洋館のような内装です

洋館のような内装です

屋外。夜は涼しくなります

屋外。夜は涼しくなります

●コアイ

ニャチャン出身のベトナム人が経営するシーフードレストラン。ニャチャンは中南部に位置する海沿いのエリアで、旅行者の間ではベトナム最大のビーチリゾートとして知られています。そのニャチャンは海産物が非常に盛んに水揚げされ、同店では独自のルートにより高い鮮度による仕入れが可能。ホーチミンで新鮮なシーフードにありつけるのは、実は稀。おすすめはニャチャン名物のブンスア。スアとはクラゲのことで、クラゲのこりこりとした新しい食感を楽しむことができます。その他エビ、カニ、魚といった魚介もおすすめで、これらの値段はマーケットプライスとなります。 雰囲気も小洒落ている中で海の町ニャチャンを彷彿とさせる写真などを配置。日本人にはまだ馴染み薄いニャチャンがどんなところなのかを想像することができます。

<DATA>
店名:コアイ(Khoai)
住所:3A Le Quy Don St. Dist.3

外観

外観

ニャチャンの写真がたくさんあります

ニャチャンの写真がたくさんあります

シーバスはスズキです

シーバスはスズキです

●コムニュウサイゴン

旅行者と現地人で毎日にぎわうのがコムニュウサイゴン。「日本人がホーチミンに来たらどこの店に連れて行く?」という質問に、多くの在住者がここを選びます。オープンエアと屋内双方雰囲気は良く、屋外席も見た目は清潔感があり、どことなくプチパリ風情を感じることができます。店内には専用のカマドがあり、ここで土鍋自体を作っているのも特徴の一つ。また、グエンチャイ通りに現地人に人気の中華レストランも運営しているため、ここでも中華とベトナム料理双方を楽しむことが可能。本格的な広東料理をベトナム料理と一緒に堪能していってください。

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店名:コムニュウサイゴン(Com Nhieu Saigon)
住所:27 Tu Xuong St. Ward7. Dist.3
屋外席

屋外席

屋内席

屋内席

カマドがある店は非常に珍しいです

カマドがある店は非常に珍しいです


いかがでしたか。観光客が最も訪れるドンコイエリア、ベンタイン市場エリア、そして戦争証跡博物館エリアの一押しレストランをご紹介しました。滞在中すべてを行くのは難しいかと思いますが、各エリア1つずつ周ってみてはいかがでしょうか。以上、ベトナムナビがお届けしました!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2017-08-30

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