ナイトマーケットを楽しみたい!そういう人は夜のベンタイン周辺に行ってみよう。昼とは違う夜の顔も面白くて楽しいよ!
シンチャオ、ベトナムナビです。朝は5時ごろから人波でひっくりかえされそうなベンタイン市場。そのにぎわいも夜7時まで。定刻に門が閉まってからは、その喧噪は市場周辺に移ります。屋台がいっぱいある~。ナイトマーケット大好きなナビは連夜歩き回りましたよ~。
灯篭やさん?いや電燈デス。
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屋台の名物料理はこれ!
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遅くまで楽しめます!
レロイ通りをベンタイン市場の方向へ向かって歩くと、画廊、お土産や、アオザイや、本屋、そして、笛の屋台にするめ屋台と夜遅くまでワイワイと賑やかにご商売してるのが次々と目に入ります。自然とこの先何が待ってるのかしらとワクワク気分になってきます。街灯の少ないホーチミンでは店の明かりでなんとか目的地に行きつけそう。ファンボイチャウ通りまできたら右に曲がりましょう。
通りに着いたら!
ここからがナイトマーケットの始まり。右側にはおみやげにもよさそうなお店もあるけど、ナビ、目が釘付けになってしまったのがぬいぐるみの屋台。暑い国でなぜかもっと暑苦しく見えてしまったこの屋台。ぬいぐるみが山積み、あるいはぶらさがり状態、ぬいぐるみ同士も暑いだろうな、誰が買うのかなあ??左側にはシーフードを中心とした屋台が4軒、並んでいます。どこもメニューは写真入りなので、指さしで気軽に入れます。
これがウワサのぬいぐるみの山。
サトウキビやココナッツもその場で新鮮な味が楽しめます。
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こちらはフルーツ総合、ナビはアボガドシントーを飲みました。
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エビと風船!
お店の名前は「HAI LUA」!
結構大所帯、エプロンもおそろいで、皆イヤリングをしてたりでおしゃれ。
4軒の屋台をざっとのぞいてみたところ、屋台とはいっても臨時のキッチンは大きいし、スペースは広いし、客席も100人は大丈夫のちょっとしたオープンレストラン仕様。連日客入りも上々で、食事どきの7時にもなると外で?(もう外ですが)席が開くのを待つことになります。ナビ、この日はカフェで3種のアイスクリームを食べたあと、ベンタイン界隈をフラフラ。4軒のうちどれにしようかなあ。
「あの人たちクメール人かな?」女性は皆布の帽子をかぶっています。
「クメール料理?カンボジアの?」
「いやあ、どうかな~」。
いずれにしてもキッチンが前方に構えられてて、作ってるとこが見られる、女性たちのテキパキとした様子ときれいな人が多い?からか何よりも清潔さが漂ってきます。
「ここにしようよ」。
「あ、ココナッツエビもある」
エビがココナッツからこれでもかというくらいザザッと垂れ下がり、見た目にもおいしそう。これにしよ!でもエビ好きだけど剥くのがきらいな、食いしんぼだけどめんどくさがりやのナビ。でも写真がきれいに撮れそうと、エビが一番少ないのにしようと中へ入ることに。
もうひとつ、カウンターでひと際目を引いたのが大きな風船。ガイドブックには風船おこわとあるので、中に何か入ってるかなあと割って中を見たい衝動に。
ココナッツ漬けのエビ!
屋台のハシゴをしたいがために、最初に目がついた2種類だけに決めたナビ。ココナッツ漬けのエビはTOM SU HAP DUA(Prawn Steamed in Coconut Water)5万8千ドン。メニューにはエビが何個かで選ぶようになってます。ナビたちは一番少ない数を選ぶことに。屋台内は外国人、地元の人たちでほぼ満席。テーブルの片づけはピンクの布に骨やら食べカスを包み、白い布上に残されたものはササッと下に払い落すだけ。
周囲の様子を眺めていると、お待ちかねのエビが来ました。お酒の匂いがしたと思ったら、ココナッツの周りに火がつけられました。暖めるんだーうまそうと期待が高まるナビ。約2分後・・・火はすぐ消えるのかと思ったら、だんだんと大きくなっていってます。片や中のココナッツは沸騰するでもなく、いつ消えるのかなあ、自然に消えないのかなあ。フツーすぐ消えるよねえ。だんだんと不安になってきたナビ、給仕の人を呼びました。すると彼女、手袋をしてエビを1個1個剥いて、ココナッツの中へ入れてくれるじゃありませんか?!ここになってやっとエビを自分で剥かなくていいんだということがわかったナビ。もっとたのめばよかった!?でも他の屋台にも行きたいしね。エビはぜーんぶ中へ放り込まれました。だから火も徐々に消えていく・・・と思ってたら、火は依然として燃えてる・・・というか前以上に燃えています!これ、いいんですか?すると今度は彼女、おしぼりで火を消してくれました。ホッ。さっそく食べにかかります~。スープには玉ねぎも入っていて、全体的にさっぱりとマイルドな味がおいし~い。やっぱりエビ、もっとたのめばよかったかな?
もうひとつは、XOI PHONG(Swelled Sticky Rice)。もち米の風船ボールでしたね。運ばれてきたときには隣りのテーブルの人たちが注目。さっそく箸で割ろうとしたらねばねばして割れず、指でさわるとアッツイ!アチアチなんで、ちょっと待ってからつっつくと、あらっ?何も入ってない?ええっ?なんと!もち米を膨らませただけの料理だったのです。ちぎろうとするとまだアツツ。箸で切って食べてみます。ちょっと甘味もあり、おモチ好きの人はぜひお試しください。きっと好きになるはず!
他のテーブルの人たちも不思議そうに見てました・・・いったいこれは?
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中には何もなかった・・・
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ナビたち隣りのテーブルは家族連れ、同じくエビを注文。皆で燃えるのをじっと見つめてます。その後に来たのは魚料理。ちょっと写真だけ取らせてもらうことに。これもここ「HAI LUA」の看板料理。
女の子が春巻きを上手く巻けなくて、お母さんがご飯に野菜と肉をたっぷり載せてクルクル巻いてあげたのを、パクリとおいしそうに食べてました。
日本語メニュ−の「SAO DON」
小腹が膨らんだところで隣りの屋台にも行ってみま~す。隣りの入口メニューには日本語も書いてありました。しかも完璧な日本語。きちんとしてるなーと入ってみることに。軽いビールのレッドドラゴンを注文。こちらでいただいたのはBBQ 5Kinds(やきとり5種)4万2千ドンと、Braised Pork in the Clay-Pot(豚肉をヌックマムで煮付けたもの)1万5千ドン。看板にはやきとりって書いてるけど、運ばれてきた中にチキンはなかったので、焼き肉ってとこかな?エビ、豚肉、牛肉、イカ、魚団子の5種類。どれもおいしい♪もうひとつの豚肉も煮込みが柔らかく、味付けもよく、白いご飯がほしくなるほど!周りは家族やカップル、一人旅といろんな人が入れ替わり立ち替わり。ビールが入れば屋台の夜は長いです!
ヌックマムにまいった一品。
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この焼き肉がおいしかった~ビールがすすむねえ~
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ベンタイン市場をはさんだもうひとつの通りでも、バッグ、服、サンダル、帽子とヘルメット、お土産やさんがたくさん。もちろん、屋台も並んでいます。ここも数時間後、朝になったらまた別の顔が見られるのですね。以上、ナイトマーケットでサイゴンビールをしこたま飲んだベトナムナビがお伝えしました。