ホーチミンの空の玄関口!
こんにちは、ベトナムナビです。ホーチミンの空の玄関口、タンソンニャット国際空港はホーチミン市街中心部から北方約8kmの位置にある国際空港。2007年、日本のODAにより新ターミナルが完成して以降、内部は清潔な作りとなり、さらに増改築もされました。成田空港と比べると小ぢんまりとしたフロアなので、迷うこともありません。今回はタンソンニャット空港の概要をご紹介したいと思います!
ちなみにすぐ横にある旧ターミナルはかつてはサイゴン国際空港とも呼ばれていました。1950年代、アメリカの援助で南ベトナムの主力国際空港として建設、ベトナム戦争中にはアメリカ軍の重要な軍事施設でしたが1975年4月、軍に包囲され、ベトナム戦争終結を迎えた場所でもあります。 現在国内線用として使用されています。
新ターミナルはGFを含む4階建て。1階が到着出口(入国)、2階が出発口(出国)となっています。
荷物を受け取り、税関を通過すると、2つの出口があります。外は送迎バスなどのプレートを掲げた人が待ち構えます。中央出口の左右には両替カウンターや、ハイヤーサービスのカウンターがいくつか並んでいます。
タクシー、乗用車、バスのスペースが設けられています
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バスで市内に行くのであれば、152番に乗ってください
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ツアーバスやハイアー
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タクシー乗合所。ビナサンやマイリンなど有名な会社がおすすめです
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両替について
空港での両替はレートが悪いので、極力最小限にしましょう。市内までの移動費、食費など、計5000円程度両替すれば十分かと思います。また、シティバンク銀行のATMが2台設置されていますので、国際キャッシュカードをお持ちの方は、こちらで引き下ろすこともできます。ただし、レートは両替商よりも悪いほか、手数料も馬鹿にならない金額がとられますので、現金があれば、そちらを優先したいところです。
タクシーサービス
国際空港のサービスだからといって安心は禁物。受け付ける人によっては通常料金よりも高い金額を提示することがあるので、相場は要確認。空港ターミナルビル内は8USドル(2014年8月現在)、または外でメータータクシーをつかまえて行く方法があります。その場合は、空港道路通行料1万ドンを別に支払い、メーターで7万ドン前後。メーターで行くのが最も安くなります。ドンは桁数が大きいので、計算に慣れないうちはドン払いの際にケタを間違えないように。
2階の入口から入ると各航空会社のカウンターが並んでいます。チェックインして荷物を預け、航空券を受け取ります。時間が余った場合は、一度外に出てヒマを潰すこともできます。喫煙所やドミノピザ、ハンバーガー屋やカフェなどが揃っていますので、最後のベトナムの時間をお過ごしください。
ドミノピザも進出しているんです
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カフェではバインミーやコーヒー、アイス、お菓子などを販売
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成田空港には及びませんが、タンソンニャット空港内もそこそこのショップがあります。免税店をはじめ、お土産ショップ、バーラウンジ、フードコーナー、リラクゼーションエステなど……。空港内は広くはありませんので、ゲートもすぐ近く。時間を確認しながら楽しんでいっていください。
免税店もあります
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最後のベトナム土産をどうぞ
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エステもこれで見収め
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軽食が食べれるフードコーナーもあります
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空港内は狭いと言えど、自分のフライトのゲート番号は必ず確認しておいてください。各ゲートには写真のような電光掲示板が設置されていて、ゲートの変更は放送と同時にこちらでも確認することができます。ゲート傍の待ち合い席は広いので、ここで最後ゆっくりしていってください。また、小さなお子様連れの方は、優先搭乗できますので、係員に伝えてください。基本はフライト30分前から搭乗開始です。
ゲート傍の電光掲示板。ボーディングチケットではなく、必ずこちらで確認を
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全社のフライト時間
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意外と狭いので、迷うことはありません
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エステやバーのあるフロアにも休憩室はあります
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いかがでしたか。チェックインは2時間前から開始されますが、早く来すぎると、ちょっと時間を持て余してしまうかもしれません。そんなときは、免税店やカフェで、最後の時間をお過ごしください。
以上、ベトナムナビがお届けしました。