2021年8月~12月のベトナム最前線!コロナは?観光は?すべて解説

最短のベトナム旅行解禁は12月?観光エリアもご紹介!

こんにちは、ベトナムナビです。2020年から新型コロナが世界に猛威を振るい、ベトナムも例外なくその脅威にさらされています。しかし、1年以上も経ち、徐々に世界もコロナに順応してきている様子もうかがえます。そこで気になるのが「海外旅行の解禁はいつか?」というもの。今回は2021年8月~12月のベトナムの現地の様子、及び現在分かっている時点での海外旅行情報をご紹介します。

2021年8月ベトナムのコロナの実情

2021年8月時点で、ベトナムは毎日全国で4000~8000人の感染者が発見されています。いままでコロナ対策は安定して成功していましたが、6月下旬から突然急増しました。ただ、上記感染者の半分は既に隔離されているエリア内での発見となりますので、市中感染箱の半分程度と考えられます。

都市封鎖中のホーチミン。驚くほどの厳戒態勢

日本では都市封鎖や店舗の休業はすべて要請レベルに留まるため、中には「もっと規制を厳しくするべきだ」という声もあるようですね。しかし、実際に日本で規制を厳しくすると、おそらくほとんどの人は2週間も3週間も耐えられないかと思います。ベトナムでは現在下記のような規制が敷かれています。
1.外出は週に2度。スーパーへ行くため。
2.外出時は1人。
3.物流、病院、スーパー以外の仕事はすべて休業(ほとんどの人が対象となるため、補償もなし)。
4.区内制限があり、別の区に行くためには検問を通る必要がある(物流と緊急以外は通れない)。
5.居住エリアに一人でも感染者が出たら、エリアごと隔離。
これが都市封鎖となります。日本で耐えられる人は、おそらくいないのではないでしょうか。

着実に観光計画は始まっている

上記のように、いまのところ感染に歯止めがかかっていないので、海外旅行者の受け入れはおろか、国内旅行もままならない状態が続いています。しかし、政府は9月~12月期にかけて、自治体と連携してしっかりと海外旅行者の受け入れシステムの構築も模索しています。そこで、現時点で海外旅行者を受け入れることを検討している観光地を下記にご紹介します。

中南部ビーチリゾート地「ニャチャン」

ニャチャンはロシア人や欧米人に人気のビーチエリアで、中部ダナンが有名になるまではベトナム最大のリゾート地でした。そのニャチャンは現在はコロナの感染者数はそれほど多くなく、ニャチャンのあるカインホア省が政府と連携して海外旅行誘致を申し入れています。
具体的にはニャチャンの観光エリア内の中でもホテル+複数の指定観光スポットの解放、ゴルフ場とホテルの往復、ビーチエリアの限定的解放などを第一段階として検討しています。ニャチャンは現時点では日本との直行便がなく、ホーチミンから国内線に乗り継いでいくことになります。もしそのときにホーチミンも観光できるのであれば2都市観光も可能となるでしょう。
美しいニャチャンビーチ

美しいニャチャンビーチ

リゾートホテルライフをエンジョイするのも

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5つ星ホテルなら客室露店風呂も

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海の見える絶景オープンカフェ

海の見える絶景オープンカフェ

ベトナム南西部「フーコック島」

ベトナム南部メコンデルタの離島「フーコック島」は、ベトナムで最大規模のリゾートアイランドです。ベトナム政府によると、外国人旅行者の受け入れを最初に行う観光地として、フーコック島を挙げています。政府計画では9月から11月にかけて島民のワクチン接種をすすめ、12月頃に第一段階として数千人規模の外国人旅行者をチャーター便にて受け入れ、限られた範囲内で観光が許可される算段となります。
まだ、どこの観光スポットが解放されるかは不明ですが、島民全員にワクチン接種を推し進めるということは、市街地の散策などもある程度できそうですね。ただ、昨今フーコック島は年々発展していて、5つ星ホテルやリゾートホテルも多数オープンしました。そのため、海沿いのホテルを予約して、1日ホテルライフを楽しむのもいいかもしれません。
市街中心部に停泊する漁船の数々

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海沿いには屋台もたくさん!

海沿いには屋台もたくさん!

昨今人気のサファリパーク

昨今人気のサファリパーク

夜はイカ釣りを楽しむことも

夜はイカ釣りを楽しむことも

ベトナム旅行中の現地の過ごし方

仮にコロナが落ち着いて海外旅行が解禁されたとしても、当面の間はベトナム旅行中はどこであってもマスクを持参するのがよさそうです。ただ、外を歩く時にマスクの着用が義務付けられるのは、市中感染が進んでいるときだけなので、通常であればマスクなしで観光することができるでしょう。
ただし、ベトナムはこれでも社会主義なので、政府や自治体の一声でその日の内にすべてのお店を強制的に閉店させることもできます。そのため、現地ツアーや世界遺産散策といった観光がおすすめです。
いかがでしたか。ベトナムは日本と観光客を優遇しあうトラベルバブルの形成も視野に入れています。はじめての海外旅行はベトナムとなるかもしれませんね。今回ご紹介したニャチャンやフーコック島も日本人の多くは知らないはず。是非これを機会にどんな観光地か探してみてください。以上、ベトナムナビがお届けしました。
関連タグ:コロナ2021年2022年

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2021-08-13

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