中部旅行でマストで訪れるべき一押しスポット10選 2018年度

ダナン、ホイアン、フエの観光エリアには何がある?一押しスポットを紹介

こんにちは、ベトナムナビです。近年ベトナムのビーチリゾート地として人気急上昇中の中部ダナン。旅行者はダナン以外にもホイアンやミーソン遺跡、フエといった世界遺産都市も楽しむのが定番。短い滞在期間ですべての名所を回るのは困難なので、今回はナビが厳選した一押しの観光スポットを10個ご紹介します。

1、ミーケービーチ(ダナン)

近年旅行会社が揃ってPRしているダナンの海といえば、ここミーケービーチです。ダナンの魅力は多々ありますが、ナビが思う最大の特徴は市内の中心部に海が広がっているということです。ミーケービーチは非常に広い砂浜を持ち、道路沿いにはリゾートホテルの建設ラッシュが続いています。ダナン教会や市場といったその他の観光スポットまでもタクシーで10分程度で行けるので、「海だけしか楽しめなかった」ということにはなりません。ビーチも市内散策も双方楽しむことができます。
ちなみにダナンにはミーケービーチの他にノンヌオックビーチという名の海もあります。傍には5つ星のリゾートホテルも建ち、観光名所の五行山がすぐすこにあることから、じわじわと知られてきてはいますが、まだ海水浴客はほとんどいません。リゾートらしい雰囲気を楽しみたいならば、断然ミーケービーチがおすすめです。
ミーケービーチ

ミーケービーチ

乾季は毎日海水浴客で賑わっています

乾季は毎日海水浴客で賑わっています

ココナッツジュースもたくさん

ココナッツジュースもたくさん

遊歩道も綺麗です

遊歩道も綺麗です

2、ダナンに架かる橋(ダナン)

ミーケービーチと市街地を繋ぐ橋も観光名所の1つ。市街地にかかる橋はロン橋(ドラゴン橋)とソンハン橋の2つが人気です。どちらも昼間は普通の橋ですが、夜になるとライトアップされて、バクダン通りからロマンティックに眺めることができます。ソンハン橋はイルミネーションが非常に美観で、また橋の真ん中ではカメラマンが待機していて、夜景をバッグに写真撮影ができます。撮った写真はその場で受け取ることができるので、ダナン旅行の一つの思い出に一役買ってくれるでしょう。
ロン橋は龍の形をした橋で、こちらも夜になるとライトアップされます。また、週末限定で火と水を吹くイベントが開催され、現地人と旅行者で毎回大賑わいしています。約20分ほどの短い時間ですが、その間は車両通行禁止の整備がとられるなど、かなり本格的。屋台も出没するので、こちらも是非ご覧ください。
ソンハン橋のイルミネーション

ソンハン橋のイルミネーション

昼のソンハン橋

昼のソンハン橋

ロン橋は週末歩行者天国になります

ロン橋は週末歩行者天国になります

龍から火が噴きます

龍から火が噴きます

3、バナヒルズ(ダナン)

バナヒルズはダナン郊外にあるテーマパーク。ダナン市内からタクシーに乗って40分ほど走ったところにあります。バナヒルズは山の麓にあるテーマパークで、麓まではケーブルカーで行くことになります。オープン当初は距離や高低差などでギネス記録にも登録された名所。車両から見る自然とダナンの町の景色も一見の価値があります。
バナヒルズは複数のカテゴリーに分けられている広大の敷地面積を持つ遊園地。仏教寺院や、大仏、フラワーガーデン、蝋人形の館など、どれも特色あるエリアです。また、メインとなるのが中世フランスの町並みを再現したエリア。町並みの中にはビュッフェレストランやお洒落カフェ、子供も楽しめるファンタジーパークなどがあるので、半日ほどゆっくりすることができます。
ファンタジーパーク内

ファンタジーパーク内

恐竜博物館もあります

恐竜博物館もあります

5Dとは……?

5Dとは……?

フラワーガーデン

フラワーガーデン

4、カイディン帝廟(フエ)

世界遺産に登録されているフエの建築物の一つ「カイディン帝廟」。名所のメインとなるのは阮朝王宮ですが、実はこちらはベトナム戦争でそのほとんどが破壊されているため、現在は野原が広がり、見どころはそれほど多くはない状況です。ですので、ナビのおすすめとしては阮朝王宮よりも、こちらのカイディン帝廟。廟から見える景色は絶景のほか、兵馬俑のような人やゾウの石像、フランスを宗主国にした華やかな装飾など見どころはたくさんあります。
廟外観

廟外観

一体一体表情が違うと言われています

一体一体表情が違うと言われています

内部はゴージャス

内部はゴージャス

カイディン帝です

カイディン帝です

5、フエ宮廷美術館(フエ)

フエ宮廷美術館は、阮朝王宮の敷地内にある美術館。歴代阮朝皇帝が愛でていた美術品や調度品が展示されています。当美術館で展示されている品々はすべて保存状態が良く見ごたえがあります。ここに展示されている多くはカイディン帝の遺産。カイディン帝はフランスを宗主国としていたため、芸術に高い関心がありました。また、それ以外にも中国風の洗練されたデザインの食器など、希少価値の高いものばかりが並んでいます。
阮朝王宮の敷地内にあります

阮朝王宮の敷地内にあります

黄金のモニュメント

黄金のモニュメント

どれも保存状態がいいです

どれも保存状態がいいです

6、ミーソン遺跡(ミーソン)

ミーソン遺跡はホイアンから60分ほど車を郊外に走らせたところにある世界遺産。19世紀中ごろまで栄えたチャンパ王国が作った聖域です。チャンパ王国の遺跡は他にも沿岸地域にいくつも発見されていますが、このミーソン遺跡は中でも最大規模。彼らにとって特別な場所だったといわれています。敷地内には複数の祠堂が見つかっていて、祠堂内部には発掘品が展示されています。ヒンズー教のミステリアスな発掘品はどれも日本の文化、歴史とはかけ離れたもの。是非その目に焼き付けてください。
自然に覆われた中に建っています

自然に覆われた中に建っています

発掘品

発掘品

保存状態はいい方です

保存状態はいい方です

ヒンズー教の魅力が詰まっています

ヒンズー教の魅力が詰まっています

7、XQホイアン(ホイアン)

世界遺産ホイアンの町中にある「XQ」。ダラットに本店を置き、ホイアン、ハノイ、ニャチャン、ホーチミンといった観光エリアの各所にある人気の刺繍専門店。刺繍はベトナムの伝統手工芸の一つで、昔から女性の嗜みとしていまに伝えられています。XQは刺繍雑貨を扱う店の中でも最も品質がいいと評判で、ベトナム国内の高級ホテルやレストランのオーナーが買っていったり、アジアン雑貨好きの日本人や欧米人がコレクションとして買い付けるほど。値段はぴんきりで数千円から50万円以上するものまで揃っていて、刺繍絵画は間近でみると独特の立体感と触感を感じることができます。
外観

外観

刺繍絵画

刺繍絵画

工房も兼ねていて、見学は自由です

工房も兼ねていて、見学は自由です

多彩な糸を使っているのが分かります

多彩な糸を使っているのが分かります

8、ランタン祭り(ホイアン)

ホイアンの歴史保護地区では、毎月旧暦の14日にランタン祭りが開催されます。同祭りは夜に開催され、店に灯る蛍光灯などの人工的な明かりは消え、代わりにランタンやろうそくに火が灯ります。日本人ならふと懐かしくなるような昭和の香り漂う雰囲気に包まれ、日本橋傍には灯篭流しも楽しむことができます。バクダン通り傍の広場では子供が楽しめるビンゴ大会や民謡ショーなどイベントも盛りだくさん。普段とは変わった町並み、空気、時間を満喫することができます。14日は旧暦で数えますので、カレンダーでいつなのかは事前にチェックしてください。
鎧戸の向こうに見える雑貨

鎧戸の向こうに見える雑貨

カフェバーは夜遅くまで営業しています

カフェバーは夜遅くまで営業しています

ランタンが灯る古き町並み

ランタンが灯る古き町並み

幻想的な光景です

幻想的な光景です

9、クアダイビーチ(ホイアン)

クアダイビーチは2015年に台風により海の波が押し寄せ、砂浜を海水で満たしてしまいました。現在も日に日に残りの海岸地帯も少なくなってきて、近い将来海を楽しむことはできなくなるといわれています。しかし、2017年現時点ではまだ大丈夫。海で泳ぐことはできなくとも、海辺にデッキチェアを置き、傍の海鮮食堂でシーフードを堪能することができます。また、近くには椰子の木が生い茂って日陰を作り、その下でお弁当を食べている現地人の姿があります。ココナッツジュースやサトウキビジュース、バインミーと言ったベトナムの名物屋台もたくさん出ていますので、こちらも楽しんでいってほしいところ。クアダイビーチはホイアンの中心市街地からタクシーで10分から15分程度。自転車をレンタルしてサイクリング気分で行くのもおすすめです。
ピクニック気分を満喫

ピクニック気分を満喫

南国らしい一帯です

南国らしい一帯です

マリングッズのお店もたくさん並んでいます

マリングッズのお店もたくさん並んでいます

のどかな風景を横にサイクリング

のどかな風景を横にサイクリング

10、ホイアンシアター(ホイアン)

最後はホイアンシアター。ホイアンの歴史保護地区にて夜に公演している伝統ショー。伝統民謡からはじまり、数々の舞踊を鑑賞することができます。舞踊はホイアンの習慣や伝説を題材にしたもので、どれも昔から伝えられている伝統的なものとなります。異国情緒たっぷりのホイアンの夜を満喫することができます。
外観

外観

ステージ

ステージ

民謡です

民謡です

伝統のチャム舞踊

伝統のチャム舞踊


いかがでしたか。中部旅行を計画している方は、今回紹介した10個のスポットから行く場所を選んでみてはいかがでしょういか。きっと充実した滞在をおくることができます。以上、ベトナムナビでした!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2017-12-28

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