1&2月のベトナム 【2015年】

HAPPY NEW YEAR 2015!2月はベトナムの旧正月を楽しもう♪


こんにちは、ベトナムナビです。2015年もナビは様々な現地情報をお届けしたいと思います!
日本ではお正月は1月1日が元旦、前日の12月31日が大晦日ですね。これは毎年不動となります。しかし、ベトナムは中国文化を受け継いで、現在も旧暦でお正月を祝います。ベトナムのお正月は「テト(Tet)」と呼ばれています。この月に旅行に行かれる方は、観光に注意が必要ですので、今回の記事をよく読んでからお越しくださいね♪

2015年のテト正月は2月19日!


今年のベトナムのお正月は2月19日が元旦に相当します。旧暦の1月1日というわけですね。つまり、前日の2月18日が大晦日となります。暦は毎年ずれますが、大体1月下旬から2月の間にテト正月となります。今年の祝日は19日の元旦から24日までの約一週間。この間は観光施設やショップ、スーパーはほとんど閉店しています。18日の大晦日は午前中のみ営業で、午後から閉店するところがほとんどです。

カレンダー編


1月1日 元旦(新暦)

ベトナムでは、上記に説明した通り、基本は旧暦のテト正月を大々的に祝います。ただし、新暦の1月1日もベトナムの定める祝日となります。本格的なイベントはテト期間となりますが、夜の0時には花火が打ち上がったり、広場ではイベントが催されたりします。ただし、テトの前夜祭的な要素が強いので、盛り上がりはいまひとつなのが現状です。
2月18日(大晦日)・19日(元旦)~24日(テト期間による祝日)

テト正月の祝日の日数は毎年変動し、今年は6日間が政府関連施設の公休。日本のような静かに過ごすお正月とは異なり、とにかく騒ぐのがベトナム流の楽しみ方。花市やイベント、寺院参拝、どれをとってもお正月ならではの楽しみがあります。この時期に旅行する方は、通常の観光プランの変更が必要となるでしょう。

天気・気候編


ベトナム全土で降水量は少なめ。ただし、雨季が終わったばかりなので、早晩は冷え込む日が続くことも。北部や中南部山岳地帯は長袖が必須となるでしょう。また、中部の世界遺産旅行を考えている方は、時折雨が降り続くこともありますが、基本的には晴天に恵まれた過ごしやすい日が続く見込みです。

<北部>
平均最高気温 21度  降水量 50mm
<中部>
平均最高気温 25度  降水量 80mm
<南部>
平均最高気温 32度   降水量 20mm

テト(旧正月)の注意点

1、交通渋滞

テト正月期間は各都市中心部で交通渋滞が発生します。朝から夜まで続き、公安警察により交通整備も行われます。タクシーで観光巡りをされる方は、渋滞が予測されますので、なるべく徒歩での移動、もしくは、交通量が少ない通りでタクシーを捕まえるようにしましょう。

2、観光施設の休館

2月19日~24日は役所をはじめ、公務員は祝日となります。政府観光施設の休館日はスポットごとに異なるため、現地で直接確かめるほかありません。ただ、観光客が多く望める観光施設は正月三が日を除いてオープンしているところも多々ありますので、「まったく観光できない」ということはないのでご安心ください。

3、ショップ&レストランの臨時休業

雑貨ショップやスパ&マッサージ店、レストランもテト正月は閉店します。ただし、市内中心部はオープンしているところも多いので、実際足を運んで確かめてください。

1月&2月の過ごし方


1月は新暦の正月以外は平常の観光ができます。雨季も終わりましたので、南部旅行客はホーチミン市をはじめ、メコンデルタ地方、中南部とアウトドアが楽しめるエリアへ足を延ばすこともおすすめ。問題のテト正月期間は、ツアーデスクに訊ねて催行しているオプショナルツアーに参加するのが失敗しない観光の楽しみ方。また、テト正月を楽しみたい方は、公園で開催されている花市やイベントに参加したり、歩行者天国となっているフラワーロードを歩いたりしてみてください。異国のお正月もいつもと変わった雰囲気を楽しめて思い出に残るはずです!

1月&2月のおすすめエリア

●ミトー&ベンチェーツアー

晴れた日が続く中、カフェ巡りやスパマッサージだけではもったいないですね。日本は真冬の到来。寒いのが苦手な方は、ベトナムで常夏の陽気を存分味わってください。ミトーとベンチェーはメコンデルタ地方の玄関口と呼ばれ、ツアーデスクにて各種オプショナルツアーが毎日催行しています。メコン川の支流を下るジャングルクルーズや夜の蛍鑑賞などは人気どころ。半日から1日かけて観光します。
●ブンタウ

ホーチミンからバスで90分程度と最も近場にあるビーチエリア。30度を超える日中は海水浴も最適。バイクをレンタルして海を横に突っ走るのは男のロマン♪ レストランでシーフードを頬張り、夜はナイトマーケットに繰り出す。リゾート気分をたっぷりと味わいたい方におすすめです。
●ダラット

中南部高原地帯ダラット。ホーチミンからツアーバスで6時間強。寝台バスが運行しているので、そちらを手配すればひと眠りする間に到着します。ダラットはイチゴや花、ワインの特産地として有名。また、ベトナム人の若者カップルは、必ずダラットに一度は訪れる定番どこです。観光スポットはすべて屋外なので、この時期に行くのがベスト。雨に降られる確率は少ないですが、早晩は寒いので、長袖は必要です。ダラット市場や外周のフリーマーケットで調達するのもありです。

ナビの一押しエリア

●カントー(メコンデルタ)

メコンデルタ地方最大の都市であるカントーは、水上マーケットが人気のエリア。ホーチミン市内からツアーも催行されていて、一泊二日プランで楽しむことができます。水上マーケット以外でも博物館、市場、クルージングと楽しみどころは満載。日帰り観光は時間的に余裕がないので、是非一泊していってください。
市場では新鮮な魚介が並んでいます

市場では新鮮な魚介が並んでいます

ミーカン・ツーリスト・ビレッジで自然を楽しむ

ミーカン・ツーリスト・ビレッジで自然を楽しむ

市場裏手の小道はカントー川を望むことができます

市場裏手の小道はカントー川を望むことができます

ナイトマーケットも楽しみの一つ

ナイトマーケットも楽しみの一つ

ナイトクルージングです

ナイトクルージングです

屋台でカントー名物を堪能ください♪

屋台でカントー名物を堪能ください♪

ピックアップグルメ


英語名は「ポメロ」。ベトナム語では「ブーイ」。グレープフルーツより酸味は弱く、また一回りり大きいのが特徴。旬の時期は2月までなので、これを機会に食べておきましょう。屋台では丸ごと一つを量り売りで購入することができ、コンビニやスーパーでは割高ではありますが、カットしたものがパックで売られています。


いかがでしたか。1月は新暦の元旦以外はアウトドア観光がおすすめ。2月の旅行はテト期間に被る可能性が大なので、思い切ってプランを変更し、ベトナムのお正月を満喫する観光に切り替えてみてはいかがでしょうか。
以上、ベトナムナビがお届けしました!
関連タグ:1月2月

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2014-12-25

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