チャイマット村を散策しよう

ダラットの郊外「チャイマット村」を楽しもう♪名物は派手は寺院!!


こんにちは、ベトナムナビです!
今回の旅はダラット郊外にあるチャイマット村です。
ダラット中心部と言えば西洋の香りが漂い、古き良き教会やヴィラが佇むお洒落なイメージですが、ここチャイマット村は少し味が異なります。

アクセス


現在チャイマット村へ行く方法はダラット駅から発車する蒸気機関車のみとなっています。
トラベルガイドブックにも掲載されていますが、現在ダラット駅を含めて蒸気機関車に乗車するツアーが人気です。チャイマット村はその終点となります。

チャイマット村の楽しみ方


先にご説明したようにチャイマット村へは蒸気機関車で行くことになるのですが、帰りの列車時刻の関係上、チャイマット村には30分ほどしか滞在することができません。
ただし、この村は主要観光スポットは近くの寺院しかないため、村並を散策し終わったら寺院で残りの時間を費やすようにしてください。
くれぐれも列車に乗り遅れないように時間は気にするようにしましょう。

チャイマット村を散策しよう!


列車を降りると東南アジア独特の雰囲気に包まれます。ダラット市街地とは異なり、市場は栄え、人々は昼間からビールを飲みカードゲームや中国将棋を嗜んでいる光景が映ります。
観光旅行者の中には「これが私の求めていた東南アジアだ!」と喜ぶ人もきっといることかと思います。
チャイマット駅。

チャイマット駅。

ゆっくりとした時間が流れています。

ゆっくりとした時間が流れています。


チャイマット村は果てしないほど長く続く一本道です。その両脇には所狭しと民家や露店が建ち並んでいます。
駅から歩いて二分ほどで見えてくるのは「チャイマット市場」です。一見寂れたようにも見えますが、中は活気だっていて人々で行き交っています。チャイマット村にはスーパーがないため、市場は現役で活躍しています♪
バイクや人も少なく、とてものどかな風景で(^^)

リンフオック寺に行こう!


チャイマット村ののどかな風景を観察しながら歩いていると、寺へ続く路地が見えます。
チャイマット村で唯一と言っていい観光スポットです。
「Chua Linh Phuoc(リンフオック寺)」という寺院で、現地の人々も熱心に日々参拝、読経に訪れます。
ただのお寺と侮るなかれです!
このお寺の派手さはベトナム一ではないでしょうか。ナビはこれまでベトナム全土でたくさんのお寺を拝見してきましたが、ダントツの派手さを誇っています(^^;)
路地を抜けるとドーン!!と姿を現します☆ 路地を抜けるとドーン!!と姿を現します☆

路地を抜けるとドーン!!と姿を現します☆


派手なのは外観だけではありません。
内部も壁面、柱、天井とすべてに装飾が施されています。
特に注目してほしいのは柱と天井です。
柱には昇り龍が絡みついていて、頭上を仰げば青空を模した天井です。上座部仏教以外の宗教では絶対に見られない派手な光景ですね(^^;
ベトナム人仏教徒の考えとしては、「とにかく派手に祀れ」です。日本の厳かなイメージとはかけ離れていますねえ。
立体的な龍は迫力があります!

立体的な龍は迫力があります!

お釈迦様ですかね。黄金に輝いています。

お釈迦様ですかね。黄金に輝いています。


寺院の奥は広い庭園のようになっていて自由に出入りすることができます。
ここにも大仏や龍が祀られていて見ごたえ十分です。特に庭園を囲むように渦を巻く龍は圧巻ですし、その龍の上に立っている釈迦にも目がついつい行ってしまいます。外国人観光客の皆さんも眩しい太陽の光に目を細めながら空を仰いでいます(^^)
龍は本当に長いため、とてもじゃありませんがカメラで全貌を写すことはできませんでした>< 龍は本当に長いため、とてもじゃありませんがカメラで全貌を写すことはできませんでした><

龍は本当に長いため、とてもじゃありませんがカメラで全貌を写すことはできませんでした><


また、庭園ではこのような木彫りの芸術品も見物できます。どれも大きく繊細で見ごたえがありますが、何より驚くのが、実はこの展示品はオーダーメイドで購入することが可能なのです。
寺院の隣が木彫り屋さんなので気に行った方はそこで購入することができます。
もし興味魅かれたなら買ってみるのも…※持ち帰る方法は分かりませんが(^^:
自宅の庭に置きたがる人がいるのかは疑問ですね…

自宅の庭に置きたがる人がいるのかは疑問ですね…

こちらは売り物ではありません。とえも大きな仏像です。

こちらは売り物ではありません。とえも大きな仏像です。


リンフオック寺の隣の建物も寺のような様子となっていて、その下には守り神?らしき神様が二体いらっしゃいます。こちらは内部に入ることはできませんが、やはりリンフオック寺と同様、壁面や柱には隅なく派手な文様が施されています。
特に欧米人旅行客の好奇心をくすぐる外観のようで、仕切りに褒めたたえる声が聞けました☆

また、隣接している建物はお土産屋です。基本どこでも買えるようなお土産なので無理に購入する必要はないかなとナビは思いました。
二体の守り神。

二体の守り神。

お土産屋です。

お土産屋です。



いかがでしたか。
ダラットに行けば西洋の町並みを感じることができ、また郊外に足を伸ばせば東南アジア特有の雰囲気を味わうことができます。
今回ご紹介したようにベトナムの寺院はとにかく派手さが大事のようで、どこの寺院も特徴ある装飾です。ベトナムに訪れたら寺院巡りなんかも面白いのではないでしょうか。
以上、ベトナムナビがお送りしました!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2012-10-24

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