ホーチミンで服のオーダーメイドに挑戦!

まだまだ安いベトナムのオーダーメイド。丁寧な縫製と完璧な日本語対応のお店で自分だけのオリジナルを作ってみよう!

みなさん、こんにちは。ベトナムナビです。今日は日本から旅行で初めてベトナムにやって来たトンピに頼まれ、オーダーメイドのお店を案内することになりました。トンピの希望はジャストフィットサイズの通勤用のワンピースを作ることと、おみやげで頼まれたメンズのシャツを色違いのものにコピーしてもらいたいということ。うーん、それならば縫製の良さで定評のある女性観光客に大人気のテーラー「ZAKKA」に行ってみよう!とトンピを連れてオーダーメイドしに行ってきました。
午前中から混んでいます!
市民劇場に背を向けてレロイ通りを300mほど直進しパスター通りを右折して50mほど歩いたところの右手にあるのがテーラー「ZAKKA」です。パスター通りは曲がるとすぐ左手に映画館があるのが目印です。
店内に入ると販売用のワンピースやバックや小物類、アクセサリーなどが並んでいて、可愛いブティックといった感じ。オーダーメイドが目的じゃなくってもショッピングが楽しめそう。
さっそく今回作りたいものをお店にいた日本人スタッフの方に告げると、お店の奥にあるオーダーメイドのためのお部屋に案内してくれました。このお部屋に入ってまず驚いたのが、お客さんの数が多いこと!「そうか~、やっぱり女性観光客にオーダーメイドって人気なんだな…」なんて激安の地元市場で日常着をまかなっているナビは感心してしまったのであります。
生地選びは慎重に!
まずは生地選びから始めます。え~と、「コットンがいいかな?それともシルク??日本じゃ高い麻なんかも捨てがたいのよネ(^O^)」目の前にある数多くの生地を前にしてテンションが上がりまくるトンピ。
頼まれもののメンズシャツの生地を選ぶのは結構大変です。「これと同じ形のものを真っ赤でお願い。思いっきりホストっぽいやつ!」って…何ちゅう注文しとるんじゃトンピの兄ちゃん!
しかし生地選びはやっぱり重要です。その昔ナビがホーチミンの某ローカルテイラーでオーダーメイドした時には「このラルフローレンの綿のワンピースを、よりゴージャスに麻で作って裏地も付けて凄いものにしてやるワッ!」なんて何が凄いんだかよく分からない意気込みでコピーに挑戦してみたものの、出来上がりは…重い((+_+))!このワンピース着てて重いヨー((+_+))!!しかもラルフ…じゃなくって、看護婦さん?コスプレですかー?みたいな仕上がりになってしまった苦い経験が。生地の質によってそのデザインが生きるかどうかに違いが出てしまうようです。
おみやげ用のメンズシャツと自分の通勤用ワンピースの生地を選ぶトンピ。「あっちもいいし、こっちもいいんだよな~…」と迷うわがままトンピの要求に「こんなのもありますよ。こちらはどうですか?」と嫌な顔ひとつせず親切に手伝ってくれる日本語の上手なンゴックさんです。
一反は68ドルから、物によっては700ドルくらいするインドネシアの人間国宝の方の織ったろうけつ染めのものまで取り揃えてあるのが「ZAKKA」のすごさです。日本人観光客だけでなく、欧米のリピーターからも支持される理由はこの辺にあるのかもしれません!
デザインは店内のサンプルからも選べます。
おみやげで頼まれたシャツの生地をやっと選び終えたトンピは今度は自分のワンピースの形を選ぶことに。雑誌の切り抜きなどを持ち込んで相談するのもいいけれど、できるだけ具体的なイメージがあったほうが上手くいくのがオーダーメイド。「ZAKKA」にはシンプルで縫製の美しいワンピースのサンプルがたくさん置いてあるのでその中から選べば出来上がりが失敗する心配はないでしょう。
あれこれ試着して悩むトンピ。
サンプルのワンピースにもカワイイものがいっぱいあります!ナビも欲しい~~~(^^)/~~~ サンプルのワンピースにもカワイイものがいっぱいあります!ナビも欲しい~~~(^^)/~~~ サンプルのワンピースにもカワイイものがいっぱいあります!ナビも欲しい~~~(^^)/~~~

サンプルのワンピースにもカワイイものがいっぱいあります!ナビも欲しい~~~(^^)/~~~

麻のベージュの生地でシンプルなワンピースを作ることに決めたトンピ。サンプルの形やステッチはそのまま生かして、袖をつけてもらうことにしました。袖の長さも相談しながら決めていきます。部分的に生地を変えてもらったり、長さを変えてもらったりあれこれワガママが聞いてもらえるのがオーダーメイドならではの贅沢ですよね(^^)
スタッフの皆さんが日本語を流暢に話せます。担当をしてくれたンゴックさんとトンピ。「私生地選びもデザインもすごい迷って時間かかったのにンゴックさん、嫌な顔ひとつしなかった…」と感激していたトンピです。
丁寧な採寸と美しい縫製
まるでトンピの為に作られたかのようにサンプルがよく似合ってるじゃありませんかあー。だけどここからよりジャストサイズに仕上げるためにきちんと採寸をしてくれます。うーん、こんなに丁寧にやってくれるなら一度スーツとかお願いしてみたいなぁ…
「ZAKKA」のオーダーは縫製が美しいからリピーターのお客さんも多いことで有名なのですが、それもそのはず日本から洋裁の先生が年に何回もやってきてスタッフの方々に指導しているのいだとか。お店に置いてある品々をひとめ見ればその美しさはすぐに分かります。
仕上がりは1~2日で
頼んでから仕上がりまでは1~日かかります。再度来店し、そこで出来上がった服が体にジャストフィットかどうか見てもらい、最終調整をした後お店に取りに来てもいいし、ホーチミン1区内であればホテルまでお届サービスしてくれるんです!
お会計は仮払金を入れておくだけでも大丈夫だし、全部支払ってしまうこともできます。円でもドンでもドルでも支払いは可能です。日本から到着したばかりだったトンピは日本円で支払をすることに。おつりの小銭まできっちり日本円硬化で戻ってきてびっくり!ちなみにクレジットカードも使えますが(アクセサリーの販売を除き)現金払いだと割引なので、現金での支払いがお得です。
麻のワンピース 114ドル
工場でオリジナルで織っている高級シルクで作ってもらうメンズシャツ 98ドル


値段は素材によって全然違うようなのですが、ベトナムまで来てオーダーするなら、日本ではとっても高い素材のもので作る方が返ってお得感があるような気もするんですよね~…
2日後に行ってみると…
2日後「ZAKKA」に行ってみると…ジャーン!まずは頼まれてきたお兄ちゃんへのおみやげメンズシャツ、「すごーい!キレイな仕上がりじゃありませんか~。ホストっぽいかどうかはナゾですが、ド派手な仕上がりになってしまうのでは???というこちらの心配をよそになかなかモードな出来栄え。これを着こなせるかどうかは後は頼んだ人の自己責任ですからねトンピの兄よ^m^
サンプルから選んで採寸してもらったトンピ自身のワンピースは、こんな出来になりました♪これは袖を付け加えてもらったもののサンプル通りなので、イメージのまんまと言った感じのの仕上がりとなりました。少し大きめだったので、更にジャストサイズに仕上げてもらうために再び調整です。本当に丁寧な作業をしてくれるんですね~。
最終仕上がりはどんな感じ?
それから翌日ホテルまで届けられたトンピ初挑戦のオーダーメイドワンピースの出来栄えはいかに???
ベトナムで初挑戦のオーダーメイドに大成功したトンピの感想は「このお店で作ったらアオザイとかも失敗なしでお洒落なモノができるかも!次はアオザイにチャレンジしてみよっかな~(^^)/~~~」ってな感じでご満悦♪
これだけ丁寧な仕事をしてくれてなおかつ完璧に日本語が通じるお店なので出来栄えの美しさを重視したい方、オーダーメイド初心者には安心しておススメできるテイラー「ZAKKA」から、ベトナムナビでした。

その他情報

<今回利用したお店>
「ZAKKA」
住所:134 Pasteur St,Q1,HCM City
電話:08-824-5345
定休日:テトホリデー(旧正月)3〜5日くらい
営業時間:10:00〜20:00
クレジットカード:VISA,MASTER,JCB(アクセサリーなど一部商品を除き)現金払いだと割引があります。
行き方:市民劇場の前からレロイ通りを約300mほどまっすぐ行き、パスター通りにぶつかったら右に曲がり、50ほど行くと右手にあります。徒歩約7分。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2008-04-08

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