シーホアンショー

アオザイショーSi Hoang Show

閉店・移転、情報の修正などの報告

ホーチミンの王道エンタメ、アオザイショーが10年ぶりに戻ってきた!夜の最後の一幕を飾ってくれるベトナムの伝統と文化のショー!

こんにちは、ベトナムナビです。ホーチミンの夜はいかがお過ごしでしょうか。ホーチミンの夜のエンターテイメントといえば、水上人形劇やサイゴン川周遊クルージングなどを思いつく人がほとんどかと思います。しかし、中には「一昔前にアオザイショーを見た記憶がある」という人もいるかと思います。今回紹介するシーホアンショーは、10年前に旅行者の間で人気となっていたアオザイショー。約10年ぶりに戻ってたアオザイショーに早速行ってみたいと思います!

1区中心。グエンフエ通り沿い

場所はホーチミンの1区中心。グエンフエ通りは人民委員会庁舎からサイゴン川まで伸びる直線の道路。歩行者天国でもあり、夜は現地の若者やファミリーで大賑わい。行商もたくさん出ますので、シーホアンショーに行く前に寄り道してもいいかもしれないですね。シーホアンショーが開催される建物は、サイゴンプリンスホテルの隣の商業施設。フードコートも入っている雰囲気ある建物で、利用客はほぼ外国人旅行者なので、すぐに目に付くかと思います。
ビテクスコフィナンシャルタワー

ビテクスコフィナンシャルタワー

夜のグエンフエ通り

夜のグエンフエ通り

アーチのイルミネーション。365日点灯します

アーチのイルミネーション。365日点灯します

アオザイミュージアムも見学可能

2016年に開館したアオザイミュージアムですが、実はシーホアンショーと同じフロアにあり、ミュージアムの扉を挟んだ奥がショーの会場となります。入場開始はアナウンスがありますので、それまではアオザイミュージアムに並ぶアオザイを見学して回りましょう。また、レセプションで受付を済ませると、スタッフからベトナム茶を無料でもらうこともできますので、ありがたく頂戴しましょう!
アオザイミュージアム内には80点以上のアオザイが歴史順に展示されています。最初は農作業の衣装のような恰好で、現在のアオザイとはかなり装いが異なります。また、現在では祭事くらいでしか見なくなりましたが、男性用のアオザイも展示されています。20世紀に入るとベトナムはフランスの統治時代を迎えますが、そのときに優美なデザイン、自由な発想を取り入れたアオザイ思想が入ってきて現在にいたります。
男性の衣装も多いです

男性の衣装も多いです

15分程度で一周できます

15分程度で一周できます

アオザイが正装として決められていた時代もありました

アオザイが正装として決められていた時代もありました

アオザイ人形。日本にもありますよね

アオザイ人形。日本にもありますよね

息を呑むほど美しいアオザイ女性

ショーは全11の演目で構成されていて、約90分程度の上演時間。演目間には女性による語りと解説がありますが、ほとんどの説明がベトナム語なのでちょっと残念。観客は両サイドに縦に並ぶ2列の席に座り、演者は並行して中央にあるファッションショーのようなランウェイの上で演じます。この観客席とランウェイの距離が非常に近いのが魅力。どの席に座っても見えるようになっているので、席順にとらわれることがありません。演目は多種多彩にわたりますので、90分飽きることなくじっくりと鑑賞することができます。大勢の男女が時代をさかのぼったアオザイを来てランウェイを歩く煌びやかなファッションショーが終わったかと思えば、突然照明が落ちて辺りは真っ暗闇に。そこでブルーライトが一人の美しい女性に当てられ、優美な舞いを披露、などなど単なるショーだと思っていると間違いなく面喰らいます。
中央のランウェイがステージとなります

中央のランウェイがステージとなります

伝統楽器を間近で見せてくれます

伝統楽器を間近で見せてくれます

とあるワンシーン。美しいというほかありません

とあるワンシーン。美しいというほかありません

伝統衣装を纏った演者による演奏

伝統衣装を纏った演者による演奏

ベトナムの文化と習慣

随分と昔の衣装を着た男性と女性。恋路の関係にあると思われます。ベトナムの昔の恋愛模様の一端ですね。大正ロマンのようなモノクロの風景を彷彿させてくれます。演者たちは一切しゃべることがありませんので、どんな関係なのか、何を話しているのかなどは、すべて観客の想像となります。これも演出の一つ。
現在でも至るところで見ることができる行商人の姿。長い竿の両端にざるを取り付けた天秤棒。これを肩にのせて売り歩く行商は、どうやらベトナムの習慣でもあるようですね。ベトナムに来たら、彼らからお菓子や食べものを買ってみるのもいいでしょう。日本では何十年も前になくなった文化が、遠く離れたベトナムではいまも現役で活躍中。昔と変わらぬベトナム風情を町の中心で見ることができます。
シルクを織る女性

シルクを織る女性

2人の恋は成就したのでしょうか

2人の恋は成就したのでしょうか

ファッションショーのはじまり

ファッションショーのはじまり

昔から現在にいたるファッションの移り変わり

昔から現在にいたるファッションの移り変わり

みなさん美人ばかり

みなさん美人ばかり

観客席と非常に近いです

観客席と非常に近いです

こちらは参加型プログラム。演者の男性女性と一緒に記念撮影をすることができます。さらに、行商人が売り歩く食べ物を手を挙げてもらうことができます(すべて無料です)。ずっと座っていて少し疲れた方も、ここれ一端休憩をしましょう。観客は立ち上がってランウェイの移動も可能です。お子さん連れの方もいい思い出になるはずです。恥ずかしがらずにたくさん写真を撮っておきましょう。

行商が通りかかったら手を挙げよう

行商が通りかかったら手を挙げよう

スイーツをくれます

スイーツをくれます

アオザイ学生と一緒に食事をすることもできます

アオザイ学生と一緒に食事をすることもできます

ベトナムらしくていいですね

ベトナムらしくていいですね

古代から少数民族まで

こちらは山岳民族の暮らしの一場面を再現。ベトナムには53の少数民族が暮らしていますが、おそらく彼らは北部サパの山岳民族。装いはベトナム人とはまるで異なるのが分かりますが、これが彼らの民族衣装。現在でもサパに行けば町中で普通に見ることができる風景です。

エジプトのファラオの時代に出てきそうな姿をした男性と女性。こちらはベトナムの古代で着ていたと思われる衣装のようです。ベトナムにもこんな時代があったんですね。

少数民族の人たちの様子

少数民族の人たちの様子

古代ベトナム

古代ベトナム

最後にもう一度ファッションショーがあります

最後にもう一度ファッションショーがあります

山岳民族の人たちも混ざっています

山岳民族の人たちも混ざっています

楽しいひとときでした

楽しいひとときでした

フィナーレは石琴による演奏です

フィナーレは石琴による演奏です


いかがでしたか。ベトナムの夜を最高に盛り上げてくれるシーホアンショー。2017年の1月にはじまったばかりなので、お手持ちのガイドブックにはまだ掲載されていない可能性が高いです。是非お見逃しなく!以上、ベトナムナビがお届けしました。

  • photo

記事登録日:2017-04-11

ページTOPへ▲

関連タグ: アオザイ ショー

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2017-04-11

  • ツアー予約
利用日
大人 子供