ビーチリゾート地ニャチャンで開園したベトナムきってのアミューズメントテーマパーク。休日は1日満喫できる。
こんにちは、ベトナムナビです。ベトナムの誇るビーチリゾート地ニャチャンにて2007年巨大アミューズメントパークが誕生しました。その名も「ヴィンパールランド」です。
アクセス方法はニャチャン市街地からひたすら南下すると港が見えてきます。多数の小舟が停泊している船着き場で、これより少し先に進むとヴィンパールランドへと向かうケーブルカーの入場口が見えてきます。
歴史を少しご紹介
ヴィンパールランドは大富豪のベトナム人が建設したことによって当初有名となりましまた。一説にはベトナム人マフィアが建てたとも噂されていますが定かではありません。
ヴィンパールランドの特筆すべきところは、離れ小島であるチェー島を丸ごとアミューズメント施設にしたのです。
開園当初は小舟かフェリーでのみの移動でしたが、2012年現在では新たな移動手段でケーブルカーが繋がったことにより、さらに利便性に富みました。これからヴィンパールランドに行く方は、是非ケーブルカーで道中楽しんでください。
それでは、早速ヴィンパールランドをご案内します。
チケット購入から入場まで
チケットは大人40万ドン、子供(身長140cm以下)が30万ドン(2012年2月時点)となっています。ヴィンパールランド場内でのアトラクションにはお金はかかりませんので、フリーパスといったところでしょうか。もちろんケーブルーカーの往復料金も含まれています。
他には場内のレストランで使えるレストランカードもありますが、こちらは現地でキャッシュで支払うことができますので、ここで購入する必要はありません。
平日にも関わらず観光客でごった返しています
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フリーパスチケット(カード)です
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購入したチケットはケーブルカーに乗る際に回収されます。
ケーブルカーは基本相乗りとなりますので、それが嫌な場合はスタッフにお願いしましょう。
約15分ほどの長い道中となりますが、眼下に広がる海と港の景色を存分に楽しみましょう。
ヴィンパールランド到着!
さあ、ケーブルカーの旅を終えたら、いよいよヴィンパールランドに到着です。これから楽しい1日を過ごせると思うと浮足立ってしまいます。
ヴィンパールランドの地図を広げてみると、アトラクション、水族館、レストラン、プールと4つのカテゴリーに分けることができます。本日は先の挙げた順番通りに行ってみたいと思います。
ヴィンパールランド入口付近は広いエントランスのような庭になっています。日陰のある休憩スポットも随所に設置されていますので、そこでゆっくりと休憩がてら行動計画を立てましょう。
犬猿の仲?犬と猿のショー
すぐ近くでなにやら人だかりが。
行ってみると、犬と猿のショーが始まるとのことです。毎日定時公演していますので、是非見学しましょう。
犬も猿もとても器用に道具を使って賢いところを見せてくれます。成功したときは惜しみのない拍手を送ってあげてください。
机に付いて大人しくしている姿が可愛らしいです
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これは…新しい技ですね
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一つ一つと技を披露したら、観衆は暖かい拍手を送ります。また、「かしこいー」「かわいいー」などの声もいたるところからあがってきます。ベトナム人観光客も一帯となってショーに参加している姿はとても共感を覚える光景です。
アトラクションを楽しもう
次はアトラクションを満喫しましょう。
園内には屋内と屋外の二種類あり、屋内はゲームセンターチックになっています。
主に子供が遊べるゲームコーナーがありますので、家族連れで賑わっています。
また、3D上映もあり、メガネをかけてスリルと迫力満点の体験を味わうこともできますので、是非足を運びましょう。
屋外アトラクションは日本でも定番のジェットコースターやメリーゴーランドです。数は少ないですが、十分楽しむことはできます。
特にジェットコースターはスリルがあって、乗客の悲鳴が始終聴こえてくるほどです。
メリーゴーランドで癒されましょう
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勇気のある方は是非おすすめ。ジェットコースターです
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お土産街
アトラクションを一通り楽しみましたら、次の舞台に行くべく階段を下りていきます。
その道中はお土産街となっており、左右両側にはお土産ショップが軒を連ねています。行きに買ってしまうと荷物がかさばりますので、帰りに購入することをおすすめします。ただし、見るだけなら無料ですので、ちょっと覗いてみてもいいかもしれません。
人魚のいる水族館へ
お土産ショップが建ち並ぶ通りを歩いた先には水族館があります。
なんでもこの水族館には伝説の人魚がでると噂されています。楽しみですね。
それでは行ってみましょう。
館内は薄暗く、ブルーライトが幻想的に光っています。
日本の水族館と比べると少し寂しい気がしますが、それはご愛敬です。
海のトンネルはとても神秘的でした。日本にもありますが、本当に海の中を歩いている気分になれます。
そして、トンネルをくぐった先に大きな水槽が見えてきます。
ダイバーの人が魚に餌をやっている光景を見ていると
……んっ?…いた!!伝説の人魚を発見しました!
美しい女性の人魚が優雅に水槽の中を泳いでいます。
観衆も「おお~っ」と歓声をあげて、人魚に見入っています。
みなさんも運が良ければこのような光景に遭遇することができます。
ウォーターパークへ
さあ、次は「ウォーターパーク」です。ここでは数種類プールを楽しむことができます。
また、海にも面しているので、海水浴もできます。
プールはウォータースライダーや流れるプール、波のあるプールなどさまざまですので、子供から大人まで思いっきり楽しむことができます。
ウォーターパークの入り口を抜けるとすぐ左手にロッカールームがあります。
ここで荷物や貴重品を預けることができます。
ウォーターパーク内は水着姿で歩くことができますので、タオルだけもって出ましょう。
また、アイスクリームや飲み物などが買える販売店もいくつかありますので、利用する方は多少のお金を持っていきましょう。
ツナミ
「ツナミ」と名付けられたこのプールは、波の形をしたプールに滑り落ちるというアトラクションです。遊園地のバイキングのように右へ左へふりこのように身体が流されていきます。
フライングブオイ
こちらはウォータースライダーです。長い距離を滑り落ちていきます。ループ時では身体をひねったり、直線ではとても早いスピードなので体勢を維持するのに難しいです。病みつきになって何度でも滑りたくたなるプールです。
その他にもウォーターパークの円周を泳ぐ流れるプールや波のあるプール、幼い子供用プールもあります。
全種類を是非体験してみてください。
海水浴場
ウォーターパークを海側に歩いていると、なぜかミニチュアのピラミッドが見えてきます。
そのすぐ側が海となります。潮風が常夏の国にいることを思い出させてくれて、さざ波の音が心地よく耳に響きます。
泳ぐというよりかは日光浴に適しています。
フードコート
お腹が減ったときは近くにあるフードコートで食事をすることができます。数々のアトラクションで遊んだ後やプールで泳ぎ疲れた後に一休みする場としても最適です。
フードコートは値段もリーズナブルでおいしく食べることができます。
また、テーブル席はシーサイドなので、澄み渡った青い海を眺めながら優雅な食事をとることができます。
レストラン
フードコートより奥へ進み、橋を渡った先にはレストランがあります。
メニューは海鮮系が豊富なので、シーフード料理がおすすめです。もちろんここもオーシャンビューです。
お値段は一品500円程度です。
ちなみにナビはスイカジュースとシーフードチャーハンをいただきました。
橋を渡るとレストランが見えてきます
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眺めはどこも最高です
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いかがでしたか。ニャチャンの人気アミューズメント施設ヴィンパールランド。
アトラクションの数はそれほど多くはないので、午前中に一通りは満喫して、午後はプールを楽しむというのが通常のプランかと思います。
ニャチャンに訪れたときは是非楽しんでいってください。以上、ベトナムナビでした。