ニャチャン名物の泥温泉へ。
こんにちは、ベトナムナビです。
今回ご紹介するのは「タップバーホットスプリングセンター」、通称「泥温泉」です。
ニャチャンは近年観光開発が進んでいて、ビーチの他にもアミューズメントパークのヴィンパールランドや、泥温泉のような観光施設が軒並み建設されています。
この泥温泉は地元では「マッドスパ」という愛称で親しまれていて、地元住民のみならず、全国のベトナム人、及び外国人観光客で連日賑わいを見せています。
また、ここは泥温泉だけではなく、温水プールも併設しておりますので、1日楽しむこともできます。
アクセス
泥温泉はニャチャンの市街地を北上した郊外に位置しているため、徒歩や自転車では少し苦労するかもしれません。(徒歩ではまず無理です)
レンタルバイクで行くことはできますが、旅慣れない方であればタクシーで行くことをおすすめします。近くには「ポーナガル搭」や「ホンチョン岬」もありますので、タクシーを1日チャーターしてもいいかもしれません。
施設は山道をくぐった奥まった場所にありますので、タクシーの場合は必ず運転手に待っていてもらいましょう。
入口付近
施設の周辺はミニ市場のようになっていて、軽食をとれる場所やお菓子やベトナム土産を売っている店がいくつかあります。その多くは水着を販売しているお店です。
もちろん中でもレンタルすることはできますが、水着の使いまわしが嫌な人もいるかと思いますので、そんな人はここで購入するか、もしくは持参することをおすすめします。
お菓子などが買えます
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ベトナム土産ショップです
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ただし、お菓子や水着等は施設内の売店でも購入できます。 |
チケットを買おう
施設内に入ったら、まずはチケットを買います。
チケットの種類は多々あります。
例えば、今回ナビが購入したのは「シングルタブ」です。つまり、一人用のバスタブです。
値段は25万ドン(2012年2月時点)。
他には人数に応じたプランがあり、また、他人と同じバスタブでもよければさらに安く済みます。
ナビが見たところ、外国人客のほとんどはシングル、もしくはファミリーのチケットを購入していますね。
料金表。随時値上がりしています…
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チケット売り場内です
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チケット
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外国人と分かると、多少英語を話すスタッフが対応してくれます。 |
チケット売り場を抜けると、そこはも泥温泉です!
大変広い敷地に美しい景観は公園を思わせます。アーチを抜けると温水プールに行く道と泥温泉に行く道の分岐点に差し掛かりますので、泥温泉の方へ進みましょう。
最初に顔を出す庭園です
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このアーチを抜けてください
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◇泥温泉へ
ロッカー付近にいる受付にチケットを見せて、ロッカーのカギとタオルを貰いましょう。このときにロッカー代として2万ドン徴収されますが、返却するときに返金されますのでご安心ください。
水着の着替えは写真のような、場所で行います。ガバッ!と開けられる心配はありません(たぶん…)。心配な方はあらかじめ服の中に着こんで来ましょう。
シングルタブの場合は階段を上がった一番上になります。
途中左手に見えるのは大きいバスタブの大人数用です。現地の人と仲良くなりたい場合はこちらでワイワイしてもいいかもしれません。
まずは写真(右)のようなシャワーで、体を浴びます。
そのあとはスタッフに自分が浸かるシングルタブを案内してもらいます。
シングルタブで贅沢なひと時を
泥水は交代ごとにきちんと入れ替えてくれるので衛生的です。
また、大人数で入るバスタブは泥水は冷たいのですが、シングルタブで入る泥水は温水です。
泥水はさらさらとしています。
ユーカリの香りが良く、顔や肌に馴染ませるように手の平ですりこませます。
2日~3日は肌がすべすべになるので、美肌効果が期待できます。女性の方は女子力アップにおすすめです。
また、この泥水は塩分濃度が高いせいか、身体が浮きます。これもなかなか楽しめますよ。
泥水を乾燥させる
20分ほど浸かっていると、スタッフにあがるように指示されます。
そのあと、階段を下りてベンチに寝そべり、泥水を乾燥させます。時間は約15分くらいでしょうか。
徐々に泥水が乾燥して、パリパリになってくるのが感じられます。
最後は綺麗に洗い流す
乾かしたあとは、これで綺麗に洗い流せば終了です。
通常のシャワーの他、左右から勢いよく水が噴射するこちらがおすすめです。
乾燥した泥は水着に砂粒のように付着していますので、しっかりと時間をかけて洗い流してください。
◇温水プール
さて、次にご紹介するのは、併設されている温水プールです。
入口付近の泥温泉と温水プールの分岐点まで戻り、ロッカールーム脇の細道を進みましょう。
温水プールへ行く道中にレストランや土産ショップがあります。また、温水プール内でも売店があるので、利用するかたはロッカーから財布を取り出しておきましょう。
タオルもロッカー付近の受付に渡せば新しいものに交換してくれます。
数種類のプールを堪能しよう
プールは数種類あり、温水、冷水両方揃っています。
また、上から流れ落ちる滝のプールで楽しむのもおすすめです。こどもであれば付近の溜まりで泳ぐこともできます。
温水プールの温度は35度から38度とかなり温かいです。深さは最深で150cmほどでしょうか。
広いプールなので、なかなか泳ぎがいがあります!
子供用のプールもありますので、小さなお子さん連れでも楽しむことができます。
泥温泉の後に浴びた左右から温水が噴射するエリアもありますので、是非楽しんでいってください。
また、こちらのプールは泥温泉を利用しなくともプールのみのチケットもあります。
休日は地元のファミリーがピクニック気分で来ているので大盛り上がりです。
休憩エリアも充実
日陰の休憩スポットもあります。売店でお菓子を買って食べてもいいですし、昼寝をしても問題ありません。
ベトナム人ファミリーの多くは、持参したお弁当をここで広げてビールを飲みながら盛り上がっています。
最後は来た道を戻ります。
いかがでしたか。泥温泉と温水プール両方を楽しむことができる注目の観光スポットです。。
近年ではニャチャンの目玉スポットとして人気を集めています。是非、ニャチャンに訪れたさいは、御堪能ください。
以上、ベトナムナビでした。