ホーチミンでジャズを聴くなら、サックス奏者のオーナーが経営するこの店へ。場所も便利で、毎晩ライヴをやってます!
こんにちは!ベトナムナビです。バンコクなどの都市に比べ、ナイトライフを含めて、いまひとつエンターテイメント性に欠けるベトナム。とはいっても、やはり大都市ホーチミン、探せばジャズクラブもあるんです。その代表店、目抜き通りのレロイ通りにある「Sax’n Art」へ行ってみました!
ナイトスポットですからもちろん、お店には夕食を済ませてからおじゃまします。しかも、ライブが始まろうという8時過ぎ。レロイ通りに青いネオンの看板が浮き上がっています。お店の前には、Tシャツなど、オリジナルグッズや、たぶんここのステージに出演している奏者のCDが飾られていたりします。もしかしたら、こちらのオーナーでサックス奏者のトゥアンさんのものかも。
人なつこいスタッフとお友達に!
奥に細長い店内の中央にステージがあり、奥にドリンクカウンターがあります。そこにいるマネージャーの「モナリザ」さんにお話を聞くことに。スタッフはとても明るく、英語ができればすぐにでも打ち解けられるようなフレンドリーさ!
「ボク、ナカムライチロー」「ワタシ、スズキヒトシ」と、日本人の常連客がつけてくれたという名前を自慢げに教えてくれました。
レベル高いステージでした!
だんだんお客さんが集まってきて、そのうちにステージがスタート。サックスが2本、ギター、ピアノ、ドラムが入ったフルバンド。ナビが訪れた日は平日ということもあって、お客の入りは半分くらい、という感じでしたが、常連なのか、観光客なのか、ステージがよく見える正面の席はいっぱいになっていました。
この日はオーナーの方はステージに来ていなかったのですが、外国人のサックス奏者を交えたダブルサックスでのセッションで始まり、途中から女性シンガーが加わってのアメリカンジャズ、その次はピアニストが入れ替わっての演奏からピアニストの弾き語りのソロ演奏と、プログラムが流れて行きます。
構成にヴァリエーションがあるところは、明らかにBGMのようなお飾りの演奏とは違いますし、バンドやゲストも日によって変わるようです。
さらに2階席もあって、ここはステージを見下ろす感じで、密談にも利用できそう(^.^)
チャージ&メニュー
ミニマムチャージはなし。ドリンクはタイガービールなど6万9,000ドン、グラスワイン8万9,000ドン、カクテル8万9,000ドンなど。カクテルの名前には「Moon River」「Root66」「Round Midnight」など、おしゃれに名曲の名前がつけられていました。
バーテンダーに、ちょっとカッコつけてもらいました!
食事もできるのでライブ前に腹ごしらえもOK(もちろんライブを聞きながらでも)。メニューを見るとパスタが10種類くらい、ピザ、ビーフステーキ、フライドライス、サンドイッチ、サラダ、スープなどもそろっています。マネージャーさんからは「うちのピザはカマで焼いているの、ぜひ試してね」とおすすめが。
オーナーのトゥアンさんの出演の機会も多いというので、ぜひ、一度は聞きに行ってみてください。では、レロイ通りからベトナムナビがお伝えしました!