小高い丘にある自然豊かな公園。現地の人がおすすめする若者の憩いの場所。園内には小さな動物園と植物園も。
こんにちは、ベトナムナビです。
ダラットの中心市街地から北上したところにある「ドイモンモ」はまだ外国人観光客も少ない穴場スポットです。
とは言うものの、すぐ隣は愛の盆地、ダティエン湖なので観光スポットとして紹介されるようになるのも時間の問題です。
今回はいち早くドイモンモを紹介したいと思います。
アクセス
ドイモンモは先に触れた通り、外国人観光スポットとして人気のある愛の盆地、ダティエン湖のすぐ近くです。
徒歩や自転車で行ける距離ではないのでタクシーをチャーターするか、バイクを借りて行きましょう。
ただし、目立った標識もないため迷いやすく、タクシーで行くのが無難でしょう。
タクシーのチャーター代を考えたらダラット北部は1日かけて回ることをおすすめします。どこのスポットも近くにあるので午前中から行けば労せず楽しむことができるかと思います。
ドイモンモの楽しみ方
公園と行ってもとても広いので見どころはたくさんあります。
園内の自然に佇むだけでも癒されるのですが、その他にも遊技場、動物園、植物園、ベトナムドン通貨の歴史館などがあります。特に動物園は規模はとても小さいのですが、奇形種の動物がいます。
また、ミニチュアの万里の長城などユーモアな作品もあったり、記念写真をお皿にプリントする土産物屋などがあります。公園というよりかは小さなテーマパーク気分で訪れましょう。
◇園内へ!!
園内に入ればそこは自然に包まれた敷地です。石畳を歩きながら散策しましょう。
暑いときは随所に設けられているベンチで休憩して水分補給をしてください。
園内に入ってすぐ右手にはベトナムの通貨である「ドン」の歴史の移り変わりをうかがえる歴史館があります。
ベトナム通貨歴史館
ベトナムのローカル銀行の「セッコムバンク」が提供する歴史館では年代別に「ベトナムドン」の移り変わりを知ることができます。ショーウインドウには昔使われた貴重なベトナムドンが収められています。
いまでは見られない貴重な旧札です。
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古銭も使われていたようですね。
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敷地内を隈なく観察しよう
敷地内は公園らしく、多彩なモニュメントがあります。キリストの聖母マリア像から仏教を象徴する水龍、黄金の猫やトラ、水牛など写真の撮影スポットは目白押しです。子供連れのファミリーからカップルまで楽しむことができるでしょう。
お土産コーナー
お土産コーナーにはベトナムスタイルの洋服、ワンピース、ストールなどが並ぶほか、バッグや雑貨、アクセサリーなどの服飾も充実しています。
その中でもおすすめなのはお皿に記念写真をプリントしたお土産です。
写真は手持ちのカメラから読み込んでもいいですし、スタッフに頼めばその場で撮影してくれます。
記念に1枚いかがでしょうか。
ベトナムではとても人気があります。
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ストール、バッグ、雑貨と種類は豊富です。
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万里の長城へ
なんと園内にはミニ万里の長城があります。緩やかな傾斜の石畳を歩いて行くと、万里の長城が見えてきます。
スポット付近には中国の衣装の貸出コーナーがあります。写真撮影もしてくれますし、これを着て万里の長城を歩けば気分は古代中国人?(^^)
見えてきました!これはまさに万里の長城
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その付近ではチャイナドレスの貸し出しも
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自然散策
園内の自然は人工的なものから自然の地形を利用したものまでさまざまです。
ちょっと疲れたときは木陰で休んでみてください。野鳥のさえずりが聴こえ、穏やかな風に木々の葉が揺られ、日本の生活をあっという間に忘れてしまうことでしょう。
日々のストレスも消え去り、ゆっくりと流れる時間に心が洗われていきます。
小さな動物園へ
丘を下っていくと、小さな動物園があります。動物園というと語弊があるかもしれませんが、水牛や牛などを見ることができます。中には放し飼いされている動物もいますので、触れるときは十分気をつけてください。
ただし、こちらの動物は奇形種となります。つまり、遺伝子が原因で身体に奇形を持ってしまっています。
中にはちょっと目を覆いたいくなるような牛もいますので、お子さん連れの方は要注意です。
園内付近にはお土産屋もあります。
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ここは動物園らしい装いですね♪
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小さな植物園へ
植物園にはサボテン科の植物を中心に観葉植物を見学することができます。
ちなみに公園外の道路脇にもサボテンや花々の植木を買うことができます。花はダラットの名物でもあるので、育て方さえ調べれば種を買って帰るのもいいかもしれませんね。
いかがでしたか。
今後外国人観光の目玉スポットが予想されるドイモイモ公園。
今後もさまざまな施設や自然の織りなすモニュメントの建設が期待できます。
是非ダラットに訪れたなら足を運んでみてください。
以上、ベトナムナビでした。