裏通りにある店ですが、味には覚えあり!のベトナムキッチン。洋風メニューも用意するなど、メニューの多さにも目を見張ります!
こんにちは!ベトナムナビです。ファングラーオ通りといえばバックパッカー宿のメッカとなっていますが、このエリアにある数多いレストランの中でもナビのイチオシのお店がこちら「Bi-Saigon」。路地裏にありながらキッチンの存在感、そして客の多さが目を引きます。そして実はベトナム料理研究家の伊藤忍さんも出入りするお店でもあります。
オープンキッチンに目を奪われる!
お店はちょっと分かりくい場所にあります。デタム通りの西側の小さな路地。ここは軒並み民宿風のホテルが並ぶ通りなので人通りが多いのですが、レストランも多いんです。そのにぎわいにつられてフラリと入ってみるとひとつだけ、いつも客の多いレストランがあります。それがここ「Bi-Saigon」。一軒越しにもうひとつ「Bee-Saigon」もありますが、こちらもオーナーは同じ、まったくの系列店で、メニューもほとんど同じとのこと。
ブイヴィエン通りからは「Anan hotel」を入った路地です。
オープンキッチンで、手際よくコックさんが材料を多鍋に入れ、料理を作ってゆく姿が豪快!「ボワッ」と鍋に火がついたりするパフォーマンスが見られるのも楽しいです。ついつい食べたくなってしまいます。
こちらのレストラン、上の階にはホテルも併設しています。バスタブもついた清潔な客室。バルコニーやジェットバスのある部屋もあるそう。
植木鉢や植え込みがたくさんあり、とても西洋風な雰囲気が欧米客にもうけているようです。
生春巻の太さに感動!料理はなんでも美味しい!
ナビもこの店でいろいろな料理にチャレンジしましたが、率直に言ってなんでも美味しい。ハズレることが非常に少なく、外国人でも食べやすい。その中でもおススメベスト3は「生春巻」「シジミ実入り米麺」「紫イモのスープ」。シジミの味を利かせたお粥にしろ、紫イモスープにしろ、マッシュルーム入り炒飯にしろ、素材の味がちゃんと生かされているのです。そんなところを押さえながら、紹介していきましょう!
値段も一品2万ドンから6万ドンとリーズナブルなのも、カジュアルに食べに行けるポイントです。
生春巻
これ、太いんです!ま、たっぷりブンが巻かれている、ということもあるのですが、ぷりぷりエビも惜しげもなく巻かれているし、なによりこのオリジナルのタレがGood!ゴマだれのような、スイートな味で、通常でてくるような甘酸っぱいものとは違います。
揚げ春巻
揚げのほうは火が通りやすいようにということでしょうか。小ぶりでサクサク。スナック気分で食べられます。
米の麺にたくさんシジミのみが入っています!この味には感動!おすすめです。
紫イモのスープ。これもおすすめの一品。
紫イモのスープ。
これもおすすめの一品。
お粥・スープの部
トマトとお豆腐のスープ。ホウレンソウ入りでとってもヘルシー。
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この手のトロトロのお粥類もダシが利いていてたいへんデリシャス。
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シジミがたっぷり入ったスープ。
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クリームスープ
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ご飯もの、その他
蓮の葉でつつんだチャーハン
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カニチャーハンも美味しかったですが、別の日にすすめられるまま食べた「マッシュルームチャーハン」も絶品。ぜひお試しあれ。
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ホワイトソース仕立てのシチュー風の一品にフランスパンをつけたもの。
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マッシュルーム炒飯
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料理教室も開いているそうです
このお店、リクエストで料理教室も開催しています。説明は英語でフロントで受け付ていますので、興味ある方はお尋ねください。詳細はHPにも掲載されています。
怪しい日本語をあやつる、この人は?
こちらのお店はフリーネットで、お店にあるモニターを利用してもいいのですが、客が日本人だとわかると、「この人になんでも聞け」とばかりに紹介される人がいます。彼の名前はバオくん。日本語が話せる元運転手で、今も日本語ガイド兼運転手を買って出るお兄さんです。彼がお店にいるならいろいろ日本語で相談できるので、来店の際いるかどうか探してみてくださいね。そんな「Bi-Saigon」からベトナムナビでした。