クリスマスに新正月！年末年始のベトナムの過ごし方

こんにちは、ベトナムナビです。12月は師走のシーズン。年の暮れとあって、誰もが慌ただしい毎日をおくっているのではないでしょうか。しかし、12月の下旬にはクリスマスと年末年始の一大イベントが控えているので、そちらの計画もしっかりと練っておきたいところです。そこで、クリスマスや年末年始をベトナムで過ごすことを考えている方に、現地の模様をご紹介したいと思っています。おそらく年間のイベントの中でも一番か二番に重要なものと位置付けている方が多いかと思いますので、失敗することのない旅行プランを立てるようにしましょう。

クリスマスの日本とベトナムの違い

ベトナムは基本南国の気候で、クリスマスも想像通り真夏の気温の中迫ってきます。ベトナム人の中には「雪が降るホワイトクリスマスを体験してみたい」と考えている若者も多くいるのは事実ですが、日本人であれば逆に真夏のクリスマスを一度体験してみるのも悪くないのではないでしょうか。

クリスマスはショッピングで過ごす！

日本のクリスマスといえば、東京ではお台場やディズニーリゾート、横浜といったロマンティックなデートスポットで過ごすのが定番ですね。しかし、ホーチミンにはそのようなスポットがありません。では、現地人はどのように過ごすのでしょうか。その答えは、「ショッピング」。町中のお店はほぼすべてがお店の内外観を装飾していて、歩いているだけでクリスマス気分に浸ることができます。また、こちらもほぼすべてのお店で実施しているのが、「クリスマスセール」。40％、50％は当たりまえの大幅値引きをしているお店が多いので、雑貨も洋服もすべてが買い時です。買い物好きの女性旅行者にとっては嬉しいバーゲンです。

クリスマス色に装飾されています

ショッピングセンター内ではイベントも実施

クリスマスの夜はレストランを満喫

ベトナム旅行では食事にも力を入れたいところです。定番のベトナム料理もいいですが、クリスマスではフレンチレストランでお洒落に過ごされてみてはどうですか。ベトナムはおよそ100年フランスの保護下でしたので、現在でもフレンチレストランはたくさんあります。クリスマスの期間は特別限定メニューを用意しているレストランもあります。ガイドブックには決して載っていない料理をご堪能くださいませ。

格別な夜を		高級フレンチも日本よりはリーズナブル
クリスマスらしいひとときを		スイーツのみもいいかもしれませんね

4月30日公園傍

中央郵便局はライトアップされます

ベトナムで新暦年末年始を祝う

ベトナムでは現在でも中国の習慣に倣って旧暦の正月に年末年始を祝うのが伝統です。一昔前までは新暦の年末年始（日本のお正月）は特に大きなイベントはなく、せいぜい自治体主催の打ち上げ花火を見る程度でしたが、近年は市内各所で大きなイベントが開催されるようになりました。

イベントの規模は旧正月には及ばないものの、旧正月は多くのベトナム人が帰省するため、どちらかというと、この新正月の年末年始の方が大勢の人で盛り上がっている印象です。各商業施設では揃ってお正月セールを実施しますし、場所によっては文化センターのようなベトナムの文化と伝統を紹介するイベントも開催。夜はグエンフエ通りやブイビエン通りを中心にお祭り騒ぎとなります。日本のお正月のような「厳かに」過ごすものとは打って変る雰囲気なので、最初は驚かれることでしょう。

ベンタイン市場の装飾は旧正月まで続きます		文化体験コーナーを設けるところも
グエンフエ通りの人込み		ブイビエン通りは若者向けの通りです

永厳寺

年末年始は特に参拝者で絶えない

2018年の旧正月も期待大！

新暦の年末年始が過ぎたあとは、いよいよ本番の旧正月がやってきます。2018年も旧正月は大盛り上がりの予感。グエンフエ通りではフラワーロードとなり、ブイビエン通りは夜にお祭り騒ぎがはじまり、仏教寺院では誰もが揃ってお参りに足を運びます。

旧正月には多くのベトナム人がアオザイを着ます

ブックフェアも開催

いかがでしたか。クリスマスや年末年始といった特別なイベントは日本で定番の日々を過ごしたいところでもあります。ただ、一度くらいは日本とはまるで異なる雰囲気のイベントを体験してみてはいかがでしょうか。以上、ベトナムナビでした。