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ダラットの名物が一挙に揃うお土産物ショップ。ダラットでお土産を買う際は必ず立ち寄ろう。ダラット市場付近がおすすめ。


こんにちは、ベトナムナビです。
今回ご紹介するのはベトナム中南部の高原地帯に位置するダラット。その市街地に点在しているお土産物ショップ「ラングファーム」です。
ダラットはワインやジャムなどお土産物として喜ばれるような名物がたくさんあります。
加工品なので保存もきくため、自分や友人、会社の同僚たちにたくさん買っていくこともおすすめです。

位置を確認


ラングファームはダラットの市街地を中心に点在しています。品揃えや規模はほとんど同じなのです。
滞在ホテルから気軽に行ける場所は一軒あり、ダラット市場へと続く階段を降りる途中にあります。
下記地図を参照してください(青枠が階段です)。

◇ラングファーム


それでは早速ラングファームの店内に入ってみましょう。
ちなみに、階段付近周辺にはラングファームで売られているような商品を売って歩く売り子がたくさんいます。
賞味期限の問題や、ぼったくりの可能性もありますので、きちんとしたお土産はきちんとした場所で買うことをおすすめします。

ダラット市場近くのラングファームは最も観光客が集まる場所だけあって、店内は非常に清潔感漂っています。
こちらのラングファームはトイレと簡単な飲み物が飲めるカフェスペースも設けられているので、観光のしばしの休憩にも利用できます。
ちなみにダラットの観光で大変なのはトイレを探すことです。カフェに入れば飲み物を注文しなければなりませんし、かといってスーパー、コンビニもありません。
ここで済ませておくことを強くおすすめします。

店内


店内はこざっぱりとして清潔な雰囲気です。
正面には棚に瓶詰めされたジャムがたくさん見えます。
右手のレジを境に、それより向こう側はカフェとなっています。
お土産を選びがてら、ゆっくりとした時間を過ごすのもいいかもしれませんね。
スタッフは簡単な英語は使えます。 カフェスペースはひろびろとしています。

カフェスペースはひろびろとしています。

スタッフは簡単な英語は使えます。


店内正面にはダラット名物を象徴するかのように巨大な瓶にラズベリーワインが並々と注がれています。
ダラットワインはベトナム全土に運ばれていて、値段はピンキリ。庶民派ワインからワイン通が飲む高級ワインまで幅広いです。
しかし、ベトナム人の誰もがダラットワインの味、品質は疑うことはなく、名実ともにベトナム人に愛されるワインとなっています。
ダラットのレストランには大抵このダラットワインがメニューにあり、食事(肉料理がメイン)と一緒に喉を潤します。
アンティークな瓶、フルーティーな香りに包まれて、見て楽しむことができるのもワインの魅力。 アンティークな瓶、フルーティーな香りに包まれて、見て楽しむことができるのもワインの魅力。

アンティークな瓶、フルーティーな香りに包まれて、見て楽しむことができるのもワインの魅力。


ここで販売されているのは主にダラットの誇る名物です。
ダラットワイン、ジャム、アーティチョーク、グミなどです。
お土産物として持ち帰れるものばかりで、どれも喜ばれることでしょう。
値段も手ごろなので、とりあえず大量に購入して、日本へ帰ってから山分けするのもいいかもしれません。

グミ


写真のグミはベトナムでも中部、中南部にしか売られていなく、ホーチミンやハノイでは見つけるのが困難です。
ダラットが名産地らしく、市場では量り売りで売られているほか、どこの露店にも置いてあります。
とても柔らかく、フルーツの香りと甘い味わいとなっています。
ダラット滞在中はホテルに持ち帰って毎日食べてしまうほどです。写真の量で100円程度(1円=250ドン)で購入できる安さも魅力の一つです。

棚にびっしりとグミが並んでいます。
色とりどりのグミはそれぞれ味が異なります。
もし一つの味がよければ、一色のみ詰まったグミも置いてありますのでご心配なく。

市場でも買うことはできるのですが、あまりおすすめはしません。
保存状態が悪いため風味が無くなっていたり、表面が乾いて固くなってしまっていることが多いです。
もし観光気分で市場で買いたい場合は、必ず試食してから購入しましょう。

ダラットワイン


ラングファームで売られているワインはお手頃価格で、一本350円程です。
ダラットワイン自体はベトナム全土に出荷されているため、ホーチミンのスーパーにも並んでいますし、レストランで飲むこともできます。
もちろんその場合は割高ですし、なによりも本場ダラットで飲むワインは雰囲気も相まって格別です。
ホテルで飲む場合は別として、お土産として持って帰る場合は包装紙に包んでもらうようにしましょう。

ジュース


ダラットは気温の変化のある高原地帯を利用して、いくつかの果物も栽培されています。
ラズベリー、ブルーベリー、イチゴなどはその代表たるもので、品質もベトナム全土の中で群を抜いています。
これら果物はさまざまな形に加工されていますが、ペットボトルや瓶詰めされたジュースもその一つです。
ただし、これは果汁というよりかはエキスのような加工品なので、そのまま飲むことは酸味が濃すぎてできません。
氷と水で味を薄めて、ワインのようにちびちび飲むようにしましょう。
値段は180円くらいと安いので、こちらも大量購入できるお土産です。
棚にずらりと並んでいます

棚にずらりと並んでいます

ダラット名物のイチゴもこのように加工されるのです

ダラット名物のイチゴもこのように加工されるのです

ジャム


東南アジア諸国に位置するベトナムで西洋のジャムが置いあるのは違和感があります。
しかし、ベトナムは長いことフランスの統治下にありました。
また、ダラットはフランス人の避暑地として開発された経緯もあります。
現在でもベトナム人は朝食にフランスパンのサンドウィッチ(バインミー)を食べます。
フランスパンを開いてジャムを塗って食べるのはベトナム人にとっては普通のことなのです。
こんなところでも「東洋のパリ」と称されるベトナムを実感することができます。

ベトナムでは近年イチゴがブームです。
しかし、ホーチミンなど都心で売られているイチゴはどれも品質が悪くなって、ぐちゅぐちゅして見た目で食べる気がおきません。ダラットで栽培されるイチゴはダラットワインに次いでベトナム人に人気があります。大きさは日本のイチゴよりも小さいですが、栽培するに適した環境のおかげで熟成して甘みが非常に強いです。
最近のニュースでは、ベトナムに日本の品質と味を提供したいという日本人のイチゴ農家がダラットの地に目を付けたようです。数年先ではベトナムで日本のイチゴが食べられることでしょう。ナビも期待しています(笑)

アーティチョーク


最後はダラットの名物アーティチョークです。
こちらも西洋の食べ物で、健康食品としてさまざまな形で調理されます。歴史を見ると日本にも伝わってはいるのですが馴染み薄く、普及していないのが現状ですね。オランダ、イタリア、フランスなどでは普通に食されている植物です。市場では大きくて長いブロッコリーのようなした植物を見ることができますが、それがアーティチョークです。
ラングファームに置かれている商品はお茶パックされたものです。ティーパックをコップに入れて水(お湯)を注ぐだけで飲むことができます。緑茶とジャスミン茶を併せたような味です。生活習慣病の予防にも飲まれているので、是非お試しください。

なぜかアーティチョークのコーナーには日本の緑茶も置いてあります。
ベトナム人はおそらく日本人以上に毎日お茶を飲みます。
レストランでも露店でも飲むことができます。
ベトナムの茶葉はヨーロッパを中心に輸出されていて、欧米人に親しまれています。
日本にも輸出はされているのですが、いかんせん日本のお茶市場は日本茶葉と中国茶葉が独占しているので、ベトナム茶葉はブレンドとして使われている程度です。
味が薄いので飲みやすくてナビはけっこう好きなのですが…。


いかがでしたか。ラングファームはダラットの名物が置いてある貴重なお土産物ショップです。
滞在ホテルからも歩いて行ける範囲なので、ダラット市場の帰りなどに立ち寄ってみてください。
以上、ベトナムナビでした!
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記事登録日:2012-08-30

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スポット登録日:2012-08-30

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