バックパッカー街の目抜き通り。スパイシーな日常を体験!ブイビエンは夜も眠らない
こんにちは、ベトナムナビです。インドシナに位置するベトナムは東シナ海の終着地点であり、出発地点でもあります。古今東西から訪れるバックパッカー達が、骨休みの場として滞在するのが今回紹介するブイビエン通り。フランス建築が印象のドンコイエリア周辺とは打って変わったエキサイティングな風景となりますので、旅行者にもおすすめできます。
ファングーラオエリアの目抜き通り
バックパッカー街と言えば、ファングーラオエリア。ファングーラオ通り、デタム通り、そしてこのブイビエン通りの3つの通りが主要道路。その中でもブイビエン通りは安宿やレストラン、ツアーデスク、格安マッサージに雑貨・服飾ショップなどが所狭しと並ぶ目抜き通りとなります。
ファングーラオ&デタム通り
●ファングーラオ(Pham Ngu Lao)通りファングーラオ通りはベンタイン市場から続く9月23日公園と並行して走る通りです。安ホテルから中級ホテル、多国籍レストランにツアーデスク、バイクのレンタル店などが並んでいます。夜は売春目的のホンダガールと呼ばれる女性も多くいるので、治安は良くありません。
安ホテルやゲストハウスも多い
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ベトナム料理に飽きてしまった方におすすめ
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●デタム(De Tham)通りデタム通りには格安ツアーデスクとして人気のある『シンカフェ』や、日系の『TNKトラベル』があります。観光に困った場合は、日本人がいるのでTNKを頼りにするのもいいでしょう。また、多国籍レストランや清潔な安ホテルもあります。ファングーラオ通りとブイビエン通りを繋ぐ通りなので、是非覚えてください。
格安ツアーが売りのシンカフェ
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スタバもオープンしました
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巨大な牛がロゴマークのカフェバー『クレイジー・バッファロー』。デタム通りとブイビエン通りの交差点にブイビエンのシンボル的存在。ブイビエン通りの始発点周辺なので、ここから散策開始してみましょう。ちなみに、周辺の路地を入ったところにはオープンエアのカフェレストランや、1泊10ドル~20ドル程度の安宿が並んでいます。
昼間はそれほど人通りは多くない
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日本発のミニストップもあります
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路地奥には怪しげなお店も
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食堂もたくさんあります。一皿150円~200円程度
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安宿が並ぶ
現地で宿泊先を探している方で、「少しでも安く泊まりたい」と考えている方はこの界隈がおすすめ。ただし、安宿は部屋が汚かったり、エアコンが壊れていたり、シャワーのお湯が出ないといったトラブルもあります。値段交渉をする前に、必ず部屋を見せてもらって確認しましょう。また、ゲストハウスは中長期滞在者用なので、数泊の滞在であればミニホテルがおすすめです。
安ホテルは至るところにあるので、空き室はいつでも確保できる
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部屋は事前確認するのが鉄則
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格安ツアーデスク
ツアーデスクの料金はどこもそう大差ありません。ただし、取り扱っているツアーが異なったり、ツアーの際の移動がバスかワゴンタイプかなどの違いがあるので、気になる方は確認しましょう。日系旅行会社以外では日本語は通じませんので、英語でやりとりすることとなります。また、ツアーデスクの多くは航空券や国内のバスや鉄道チケットなども手配してくれます。
スパマッサージで癒されて
ブイビエン通りが楽しいのは夜からです。昼間は雑貨ショップやスパマッサージを楽しんでください。スパマッサージは店によっては汚かったり、高額なチップを要求してきたりする店もあるので、できれば大通り沿いに建っている健全なお店をチョイスしてください。
雑貨は服飾がメイン
雑貨ショップは洋服やバックパック、サンダル、ジーンズといった服飾アイテムを扱うお店が多いです。ベトナムの洋服ショップだと、ローカルサイズなので日本人の方にはちょっと小さめ。こちらに並ぶショップは欧米人が多く訪れますので、サイズもビッグサイズを用意しているところがほとんどです。アジアンテイスト香るワンピースや、アメリカンスタイルの洋服など多種にわたるアイテムが揃っていますので、気になったらまず顔を出してみましょう。
夜の帳がおりたころ、バックパッカー達が戻ってきて、ブイビエン通りは賑やかになります。昼間はカフェレストランとしてオープンしていた店は、夜になるとナイトバーに。通り沿いはゴザを敷いてビールを片手に騒ぐ欧米人と現地人で埋め尽くされます。深夜まで続くエキゾチックな時間は、東南アジア独特のもの。スパイシーな滞在をおくりたい方は、是非足を運んでみてください。ただし、売春、マリファナ、賭博の斡旋をする者も出没しますので、甘い誘惑は無視してください。
●ビールが安いベトナムはビールがとっても安いんです。特にブイビエン通り沿いで飲めるビールは一杯60円程度。ここ南部で最も飲まれているのは国産ビールの『サイゴン・ビール』、もしくは『333(バーバーバー)』です。ただし、外国産ビールも人気で、『ハイネケン』、『タイガービール』、『サッポロ』といったメーカーもあります。値段は気持ち高いです。
●バーを楽しむバーではビリヤードを興じたり、大画面テレビでスポーツ観戦をしたり、スタッフのお姉さんと一緒にカクテルを揺らしたりと、目的に合った楽しみ方ができます。ファストフード系の料理も揃っていて、値段はちょっと高めですが、長く過ごすことができます。
いかがでしたか。バックパッカー街といえばバンコクのカオサンがアジア最大規模。ブイビエンはカオサンを一回り小さくした感じですが、その賑わいは負けていません。ドンコイエリアで西洋の香りを感じ、雑貨ショップを巡り、ベンタイン市場でベトナムの雰囲気を味わい、そしてブイビエンでバックパッカーたちと共に刺激ある夜の時間を過ごす。滞在中一度は立ち寄ってみてください。
以上、ベトナムナビがお届けしました!