7月&8月のベトナム【2019】

雨のピーク時の過ごし方もご紹介!

こんにちは、ベトナムナビです。2019年の夏の海外旅行の計画はもうお済ですか。もしベトナム旅行を考えているならば、雨に注意する必要があるかもしれません。ベトナムの北部ハノイと南部ホーチミンは共に日本人に1番、2番人気の観光都市ですが、どちらも7月と8月は雨季。そこで、今回は両月のおすすめの観光エリアや雨季の過ごし方などをご案内したいと思います!では行ってみましょう!

カレンダー編

Ⓒsicスポーツ情報センター

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8月11日 ダナン国際マラソン

今年で7回目となるダナン国際マラソン。フルマラソンとハーフマラソンの他、10km,5kmコースも用意しているので、日ごろ運動不足の方も気軽に参加できます。現在日本語サイトも公開されており、参加者はここから問い合わせることができます。

ベトナム・ダナン国際マラソン日本事務局HP:http://www.sports-info.co.jp/danang2019/index.html


天気・気候編

北部ハノイ、南部ホーチミンはそろって雨季のピーク。一年の中で最も雨量が多い時期となるので、旅行者も注意が必要です。

<北部>
平均気温 33度 降水量 300mm
<中部>
平均気温 33度 降水量 100mm
<南部>
平均気温 33度 降水量 250mm

2019年7月8月は雨に要注意!

Ⓒ写真AC

Ⓒ写真AC

前回の5月&6月もそうでしたが、引き続きベトナムで中部地方以外が雨季となります。ハノイとホーチミンは双方とも湿度、気温、雨量とも最高潮。しっかりと雨対策を準備しておきましょう。例えば下記は日本もしくは現地で即日用意してください。
①雨合羽……折り畳み傘もいいですが、通行の邪魔になるので、雨合羽がおすすめ。
②ムヒ……外出先、レストラン、ホテルとどこでも蚊がいます。かゆみ止めはベトナムにはありません!
③防水スプレー……服やバッグ、靴に噴射して防水力をあげるスプレー。ベトナムでは見ませんので、日本で準備を。

もし観光の途中で雨が降ってきたら(滞在中何度かそのような状況に陥るでしょう)、まず駆け込んでほしいのが「カフェ」。ベトナム人も雨降りの最中は無理して外に出ようとはしません。一見すると時間の無駄に思えるかもしれませんが、次の計画を考えたりする時間も楽しみではないでしょうか。また、どのお店も無料でWiFiが使えるので、調べものをしたり、スパを予約したりするのもおすすめです。

人気スパ(ホーチミン)

2019年7月と8月はベトナムの避暑地に行こう!

日本では真夏の7月と8月。この両月にベトナム旅行を考えている方は、いっそのことベトナムの避暑地に足を運んでみてはいかがですか。まだ日本人にはあまり知られていないところもありますが、どこのエリアも陸と空がしっかりと繋がっているので、移動にも困りません。

高原地帯ダラット

アクセスはホーチミンから行くのが便利。市街地からノンストップバスが出ているほか、ダラット空港もあります。ただしダラット空港から市街地までも距離があるので、車酔いが大丈夫な方はバスで行くのもおすすめです。ダラットはベトナム人に人気の避暑地で、ハネムーン先としても知られています。また日本人作家の林芙美子氏の「浮雲」の舞台にもなりました。
ダラット観光では「SL乗車体験」、「盆地の散策」、「奇妙なホテルクレイジーハウス」、「スアンフーン湖」などが見どころ。さらに、毎夜ダラット市場周辺ではナイトマーケットも開催。この時期でもかなり冷え込みますので、上着の持参は必須です。ダラットは標高1500メートルの場所に位置する町なので、通年を通して朝と晩は寒いです。一方日中は太陽が出ている時間であれば、日差しはかなり強いので、帽子やサングラスといった暑さ対策も必要になるでしょう。
観光名所のプレン滝

観光名所のプレン滝

ランビアン山。ここから望む景色も絶景

ランビアン山。ここから望む景色も絶景

クレイジーハウス。宿泊も可能です

クレイジーハウス。宿泊も可能です

ダラット市ガーデン。フラワーフェスティバルも開催

ダラット市ガーデン。フラワーフェスティバルも開催

フランスが開拓した町なので、いまも西洋の雰囲気が漂います

フランスが開拓した町なので、いまも西洋の雰囲気が漂います

ナイトマーケットも楽しみ!

ナイトマーケットも楽しみ!

中部山岳地帯「バンメトート」

バンメトートはホーチミンから国内線で行くダクラック省の町。少数民族のエデ族やムオン族がベトナム人のキン族と共存している、世界でも珍しい町です。近年は観光名所も増えてきて、2度目以降のベトナム旅行者や、アジア好きの日本人が行く穴場的な観光地として知られるようになりました。こちらも標高は500m以上。さらに山岳に囲まれたエリアなので、想像以上に肌寒く感じるはずです。町を歩いてみても、長袖や上着を着ている人がほとんどです。
バンメトートで期待したいのが、「山岳料理」と「エデ族の民族料理」です。観光地のブオンドン村やラック湖で食べることができ、いずれもホーチミンやハノイでは食べられないものです。また、観光地で楽しんでほしいのが「ゾウ乗り体験」。上記観光地でも体験することができます。ダクラック省にはいまだ野生のゾウが生息している貴重な自然エリア。日本とはまるで違う環境と風景に心癒される旅行をおくってください。

お土産店はどこもこんな感じ

お土産店はどこもこんな感じ

山岳にちなんだ薬草や漢方が名物です

山岳にちなんだ薬草や漢方が名物です

バンメトート市場。

バンメトート市場。

ダクラック博物館です

ダクラック博物館です

ラック湖ではゾウに乗って湖を散歩することができます

ラック湖ではゾウに乗って湖を散歩することができます

少数民族のエデ族の家

少数民族のエデ族の家

北部山岳地「サパ」

最後はこちら。北部ハノイからバスもしくは鉄道で行けるサパは、ラオカイ省の町。山中にある小さな町で、中国雲南省との国境に面しています。ハノイから日帰りのツアーはなく、基本は1泊以上となるため、観光を考えている方は旅行会社に相談するといいでしょう。標高は1600m。さらに山岳に囲まれているため風も冷たく、また天候も変わりやすいので、雨の準備は怠りなく。また、トレッキングツアーが有名なので、こちらに参加する方は歩きやすいスニーカーで臨みましょう。
サパでは町散策や市場見学くらいしかすることはありませんが、近年は観光客向けのお店も増えてきましたので、現地を歩いていれば、きっと素敵なカフェや雑貨店も見つけることができるかと思います。トレッキングの他におすすめしたいのは、「少数民族の家でのホームステイ」です。言葉は通じなくとも、一生の思い出に残る国際交流を実現することができるでしょう。
大自然のサパ

大自然のサパ

美しい棚田もあります

美しい棚田もあります

少数民族の交流も是非楽しんで

少数民族の交流も是非楽しんで

市街地でも少数民族の暮らしを見ることができます

市街地でも少数民族の暮らしを見ることができます

ホームステイも人気

ホームステイも人気

トレッキングツアーも参加してみて

トレッキングツアーも参加してみて

今月のピックアップグルメ

こちらはコムラム(Com Lam)と呼ばれる山岳料理。ホーチミンではあまり見られませんが、ハノイでは観光客向けのお店でいくつか食べることができます。上記のうちであれば、バンメトートが名物です。もち米を竹筒に詰めて、炭火で焼いた香ばしいご飯で、お米好きの日本人なら誰もがはまるはず。是非探してみてください。

いかがでしたか。7月と8月は雨量は多いですが、北部南部とも気温は高く、蒸し暑い日が続きます。今回のベトナム旅行は、「避暑地で自然と同化したバケーション」をテーマに楽しんでみてはどうでしょうか。以上、ベトナムナビがお届けしました!
関連タグ:7月8月

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2019-07-05

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