5月&6月のベトナム【2019】

中部地方では海水浴シーズン到来!

こんにちは、ベトナムナビです。2019年の5月は過去最高の10連休。一週間ほど異国の地でリフレッシュする人も多いことでしょう。また、ゴールデンウィークは仕事、という方も、GWが終わったあとに休暇をとって海外旅行を計画する人もいますね。今回お届けするのは5月&6月のベトナム。ホーチミンやハノイの他、中部地方が両月のメインの観光地となるでしょう。では、行ってみましょう!

カレンダー編

5月1日 メーデー 祝日

世界共通の祝日となるメーデー。ベトナムでは4月30日が南部解放記念日で祝日なので、この期間は3連休となります。ベトナム人は国内旅行者が多いため、この時期に旅行される方は、各種チケットは事前に購入&予約しておくといいでしょう。

天気・天候編

下記降水量をご覧いただくと分かるのですが、北部と南部は200mmを越える雨量となります。5月中旬以降から本格的なスコールがはじまりますので、今後ハノイ&ホーチミン旅行を計画している方は、雨合羽と折り畳み傘の準備はお忘れないように。一方、中部地方の降水量は20mm。日本と比較すると、東京で最も低い1月が約45mmなので、その半分以下。ほとんど雨の心配はないといっていいでしょう。

<北部>
平均気温 26度 降水量 200mm
<中部>
平均気温 28度 降水量 20mm
<南部>
平均気温 30度 降水量 250mm

雨の日の過ごし方

カフェでゆっくりと過ごす

とはいえベトナム旅行において一番、二番人気と誇るホーチミンとハノイ。雨だからといって別地域に移動することは考えていない、という方もいるでしょう。この両月では、基本的に1日数回、小一時間の雨は降るものだと思って観光する方がいいでしょう。現地で雨に遭遇した場合、まず駆け込みたいのが「カフェ」です。ハノイなら旧市街含むホアンキエム湖周辺。ホーチミンはドンコイやベンタイン市場が市内観光のメインですが、そのいずれにもカフェはコンビニのようにたくさんあります。コーヒー一杯でいつまでも居座ることができるので、雨が上がるまでここで談笑したり、次の行動計画を確認したりするといいでしょう。
人気カフェ「ファニー」

人気カフェ「ファニー」

オリジナルスイーツも

オリジナルスイーツも

南国アイスも是非押さえて

南国アイスも是非押さえて

雑貨店で買い物

ハノイであればハノイ大教会周辺。ホーチミンであればドンコイ通り周辺には数十の雑貨店があるので、突然雨が降ってきたら、予定のプランを変更してショッピングにスケジュール変更してみてはいかがでしょうか。お土産に最適な雑貨やお菓子などはここですべて揃えることができますので、買い物好きの女子なら小一時間とはいわず、半日程度店を梯子できちゃいます。
伝統陶磁器

伝統陶磁器

お箸など調度品も

お箸など調度品も

5月&6月におすすめの観光エリア

ビーチリゾート「ダナン」

5月&6月のおすすめ観光エリアは「中部地方」。ビーチエリアのダナン。世界遺産のホイアン、ミーソン遺跡、フエなどが主な観光地。ダナンは市街地にミーケービーチという海水浴場があり、その周辺から南部にかけて5つ星のリゾートホテルが並んでいます。せっかく南国ビーチリゾートに来ているのだから、リゾートホテルに宿泊したいものですね。それ以外にも五行山、チャム彫刻博物館、ロン橋の週末イベント、ダナン大聖堂といった名所も楽しめます。
ダナン大聖堂

ダナン大聖堂

チャム彫刻博物館

チャム彫刻博物館

南国らしいカフェでブレイクタイム

南国らしいカフェでブレイクタイム

ロン橋の週末イベント

ロン橋の週末イベント

古き旧家が並ぶ。「ホイアン旧市街」

ホイアン旧市街は1999年にユネスコ世界遺産に登録された歴史保護地区。17世紀に栄えた交易の町を再現した町で、目抜き通りのチャンフー通り、グエンタイホック通り、バクダン通りには旧家や寺院、集会所などが並んでいて、旅行者は入場チケットを購入して、それら名所を見学することができます。ダナンからタクシーで40分と近いため、ほとんどの旅行者はダナンとホイアンの2都市観光をします。
古き家々が並ぶ

古き家々が並ぶ

ランタンがホイアンの名物

ランタンがホイアンの名物

夜は幻想的な町に

夜は幻想的な町に

ナイトマーケットは毎日開催しています

ナイトマーケットは毎日開催しています

悲しくも滅んだチャンパ王国の聖域「ミーソン遺跡」

2世紀から19世紀まで栄えたチャンパ王国。独立国家として中部沿岸部に国家を築いていて、江戸時代には徳川家康も関係を持っていました。お隣のカンボジア(当時アンコール王朝)とも何度も戦いを繰り広げ、現在でもアンコールトムのバイヨン遺跡には、チャンパ王国との戦闘シーンが壁画に描かれているのを見ることができます。ミーソン遺跡は彼らにとっての聖域で、さまざまな祭事に使われていたとされていますが、現在も発掘調査中。ベトナム史にはないヒンズー教を信仰していたため、ガルーダやシヴァ神といったお馴染みの神々の石像も見ることができます。
発掘された石像

発掘された石像

レンガ造りの祠堂が特徴

レンガ造りの祠堂が特徴

無造作に置かれたこちらも貴重な発掘の品

無造作に置かれたこちらも貴重な発掘の品

山の奥に広がる聖域。

山の奥に広がる聖域。

最後の王朝の都「フエ」

ダナンから北に3時間ほど車で走ると見えてくるのが、かつてベトナムの王朝が築かれていたフエです。1945年に崩壊し、それ以後はハノイに首都が移され現在に至ります。フエでは歴代阮朝皇帝が建てた廟や寺院、別荘地、宮殿を見学できるほか、フエ料理も押さえておきたい観光スポット。他の都市と比べるとゆっくりとした情緒ある時間を満喫することができます。
阮朝王宮

阮朝王宮

ベトナムで最初に登録された世界遺産です

ベトナムで最初に登録された世界遺産です

王族の真似事も♪

王族の真似事も♪

夜は屋台もでます

夜は屋台もでます

5月&6月のピックアップグルメ

こちらはコムヘン(com hen)と呼ばれるフエ料理。コムはご飯、ヘンはシジミという意味をもちます。ご飯以外にもブンや即席麺を使って、その上にシジミをたくさん盛れば完成。フエ市民にとっては普段から食べられている大衆料理。是非中部旅行で召し上がってください。


いかがでしたか。2019年に5月6月は中部地方を旅行してみてはいかがでしょうか。ただハノイやホーチミンも雨を凌ぐ方法さえ事前に考えておけば、それほど不安になる必要はありません。是非東南アジアのベトナムで南国らしいひと時を楽しんでいってください。以上、ベトナムナビがお届けしました!

関連タグ:5月6月

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2019-05-03

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