3月&4月のベトナム【2019】

全国各地でハイシーズン!南部と北部は乾季のピークを迎える

こんにちは、ベトナムナビです。3月と4月は日本では学生や社会人にとって節目の時期。4月から就職する方は、3月に最後の長期休暇として海外旅行をされる方も多いのでは。もしベトナムを検討しているならば、今回の記事を参考にしてみてください。3月と4月のベトナムはまさに旅行のハイシーズン。どこの観光地へ足を運んでも、絶好の観光日和を迎えることができるでしょう。では、早速ご紹介したいと思います!

カレンダー編

3月8日(祭日) 国際女性デー

社会主義国に見られる婦人デー。近年はバレンタインデーも人気になってきましたが、まだまだ昔ながらの習慣が残っています。当日は日ごろの感謝を込めて、男性が職場の女性スタッフや学校の女子教師に花束を贈ります。

4月14日(祝日) フン王命日

ベトナムを建国したとされるフン王(伝説上の人物)の命日。毎年旧暦の3月10日が祝日に制定されていて、2019年は3月14日が該当します。今年は日曜なので翌日が振替休日となります。

4月30日(祝日) 南部解放記念日

1960~1975年という15年にわたるベトナム戦争が終わった日。5月1日はメーデーで祝日のため、国内旅行組で混雑します。

天気・天候編

3月と4月の両月は、ベトナムは全国的に晴天が続く観光シーズンとなります。どこの観光地も月の降水日数は5日以下となるので、旅行中のほとんどの時間が晴れた日となるでしょう。
<北部>
平均気温 23度 降水量 80mm
<中部>
平均気温 26度 降水量 20mm
<南部>
平均気温 30度 降水量 40mm

3月&4月のピックアップエンタメ

3月8日 国際女性デー

ホーチミンやハノイ、ダナンといった各都市部では、国際女性デーが毎年賑わっています。およそ一週間ほど前から通りは花々を売る露店で満たされるようになります。この日は男性が日ごろの感謝を込めて女性に花束を贈るのが恒例となっていて、恋人や片思いに贈るバレンタインデーとはちょっと趣旨が異なります。社会主義のイベントなので日本にはないので、是非旅行者も町の風景を楽しんで行ってください。
4月30日 南部解放記念日

ベトナム戦争は当初北ベトナムと南ベトナムの統一戦争でしたが、アメリカとソ連の代理戦争とも言われていて、ベトナム人にとっては統一をかけた戦争ではなく、アメリカやフランスからの南部解放戦争と呼ばれています。ホーチミンの観光スポットである"統一会堂"は、そのベトナム戦争の終戦の場として知られていて、現在でも国際会議が開催されたりしています。

3月&4月は全国でハイシーズン到来!

1年の中でも、この3月と4月はベトナムは全国的にハイシーズンとなります。特に北部ハノイと南部ホーチミンは5月以降は雨季に入りますので、もし雨降りが苦手ならば、この4月の内に観光に行くのがおすすめです。ちなみに中部ダナンは近年日本人にも人気となる観光地ですが、ダナンは季節風の影響で南北と雨季と乾季の時期が異なり、雨季は9月以降となります。

3月&4月のおすすめエリア

●カンザー

南部ホーチミン郊外にあるカンザーは、マングローブの森林が生い茂る観光地。エコツアーとして人気で、学生のゼミ生も多く見受けられます。雄大な大自然といえばメコン川の川下りですが、面積は断然こちらの方が大きく、圧倒的な自然に心癒されることでしょう。カンザーまでは個人で行くのは難しく、基本はツアーに参加することになります。日系旅行会社含めてほとんどのツアー会社が扱っています。1日ツアーとなるので、日本にいるときから事前予約をしておくといいでしょう。
背の高い南国の植物が迎えてくれます!

背の高い南国の植物が迎えてくれます!

エコツアーの開始!

エコツアーの開始!

4月30日ビーチという海水浴場もあります

4月30日ビーチという海水浴場もあります

ビーチ周辺は屋台街!

ビーチ周辺は屋台街!

ツアーではモンキーアイランドに寄ります。

ツアーではモンキーアイランドに寄ります。

くれぐれも荷物を盗られないように

くれぐれも荷物を盗られないように

●メコンデルタ

雨の心配がないからこそ思う存分に楽しむことができるのが、メコンデルタ地方!ジャングルクルーズで人気のミトーとベンチェー、かつての富豪の邸宅が並ぶカイベー。水上マーケットを見学できるカントー。少数民族と交流できるチャウドックなど、旅行者が行って楽しめる見どころがたくさんあります。カントーより奥へ行くと日帰りでは厳しくなるので、どこに行きたいかをまず考え、しっかりと観光スケジュールを計画しなければなりません。心配な人は現地のツアーデスクや旅行会社に相談して、自分の求めている観光にマッチしたツアーを提案してもらいましょう。もしなければカスタマイズしてもらうのもおすすめ。車とガイドをチャーターするのでお金はかかりますが、複数人でシェアすれば安く済みます。
南国カバナといえばコレ

南国カバナといえばコレ

メコンの青空市場

メコンの青空市場

カントーの河に建つ水上家屋

カントーの河に建つ水上家屋

ほとんどの旅行者が行くと言われているメコンツアー

ほとんどの旅行者が行くと言われているメコンツアー

チャウドックでは対岸に少数民族の町があります

チャウドックでは対岸に少数民族の町があります

ベンチェーの蛍鑑賞

ベンチェーの蛍鑑賞

●ホーチミン

南部中心のホーチミン。2018年にはベトナムで最も観光客が訪れた場所となりました。雑貨店やグルメ、スパなどが並ぶドンコイエリアは、通称「プチパリ」と呼ばれるお洒落な風景を楽しむことができます。また、歩いて15分ほどで行けるベンタイン市場はベトナムらしいローカルな風景を歩くことができ、また近くには世界中の旅行者が集まるバックパッカー街も広がっています。徒歩圏内にこれらの観光地すべてが集まっているのがホーチミンの最大の特徴といっていいでしょう。それ以外にもサーカスショーの「アオショー」やアオザイ撮影ができる「創寫館」なども一風変わった観光地としておすすめです。
プチパリと呼ばれるドンコイエリア

プチパリと呼ばれるドンコイエリア

お洒落な町が広がります

お洒落な町が広がります

女子憧れのショッピング&スパも

女子憧れのショッピング&スパも

写真館でアオザイ撮影を

写真館でアオザイ撮影を

●ムイネー

ホーチミンからバスで6時間ほどかけて北東へ行くと、ファンティエットの町「ムイネー」に行くことができます。ムイネーは砂丘や海水浴などがメインとなる観光地なので、雨が降ってしまうと満足に観光することができません。もしムイネーを旅のハイライトとして考えているなら、この3月4月の内に行くといいでしょう。ムイネーはホーチミンとはまるで異なる港町で、ニャチャンやダナンと比べると規模は小さいですが、それでも2日3日なら楽しめるリゾート地です。
バンガローに泊まろう!

バンガローに泊まろう!

南国らしい風景が広がります

南国らしい風景が広がります

海鮮もたっぷり召し上がろう!

海鮮もたっぷり召し上がろう!

港町の風景に溶け込む滞在も

港町の風景に溶け込む滞在も

3月&4月のピックアップグルメ

こちらはゴーヤのスープ。ベトナム人にとってのお味噌汁のような存在。ゴーヤの中は豚ひき肉が詰まっています。じっくりと長時間煮込んでいるため、ゴーヤはとても柔らかく、スプーンで簡単に切ることができます。ほどよい苦みと豚ひき肉の脂がマッチして、日本人でもおいしいと思えるほど味は確か。ベトナム人はご飯にかけて食べるのも普通です。レストランではあまりお目にかかれなく、主に食堂で食べることができます。

いかがでしたか。3月と4月にベトナム旅行へ行く方は、是非大自然を体験できる観光地に足を運んでみてください。ベトナムを渡航先に検討している方の多くは「南国」を想像していることでしょう。ここで紹介した観光地であれば、めいいっぱい南国を体感できるはずです。是非一生の思い出をベトナムで作って行ってください。以上、ベトナムナビがお届けしました!
関連タグ:3月4月

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2019-03-08

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