1月&2月のベトナム【2019】

今年もやってきました!ベトナム旧正月

こんにちは、ベトナムナビです。やってまいりました、2019年。今年もベトナムの生の現地情報を配信していきたいと思います。今回は2019年1月と2月のベトナム。ベトナム最大のイベントである旧正月がやってきますので、旅行者の方は期待と注意が必要です。それではいってみましょう!

カレンダー編

1月1日(元旦)祝日

旧正月で祝うベトナムですが、新正月も1月1日のみ祝日に制定されています。12月31日の大晦日は深夜に花火があがるなど盛り上がりをみせます。日本の初詣にあたる寺院参拝は、おもに旧正月です。

2月2日~2月10日 旧暦テト正月(祝日)

旧正月は毎年変わるため、毎年秋口に入ると政府が次回旧正月の公休日を発表し、それをうけて各民間企業もお正月休みを何連休にするか検討します。2019年は2月4日が大晦日、翌5日が元旦となります。

天気・天候編

1月と2月は北部は冬、南部は乾季の入り口となり、いずれも気温に差はあるものの、雨に降られる日は少ないでしょう。中部はまだ雨が残りますので、この時期に旅行される方は雨合羽や折り畳み傘などを準備しておくといいでしょう。

<北部>
平均最高気温 21度  降水量 50mm
<中部>
平均最高気温 25度  降水量 80mm
<南部>
平均最高気温 32度  降水量 20mm

ピックアップエンタメ

●ジャパンフェスティバル

例年10月に開催していた日越友好イベントにおける最大規模のお祭りですが、2018年から1月に日程移動。2019年は1月19日と20日の土日に開催することが決定しました。日本好き、コスプレ好きがこんなにいるんだ!と嬉しくなる大きなイベントなので、是非旅行者も参加してください。場所はベンタイン市場からすぐ近くの9月23日公園です。

公式HP:http://www.japan-vietnam-festival.jp/

●旧正月

「テト」と呼ばれる旧正月。今年は2月4日が大晦日、5日が元旦となります。役所などの休館は2日から10日で、この間は博物館など観光地も休みとなる場合があります。また、ドンコイエリア内のお店は多くが営業していますが、それ以外のショップやレストランなどは正月三が日程度休む場合が多いです。
●バレンタイン

2月14日はみなさんご存知のバレンタインデー。ベトナムでは女性が男性に、ではなく男性が女性にプレゼントを贈る日です。女性の日と異なり、この日はカップルデー。町中はピンク色の雰囲気に染まります。ただし、日本好きのベトナム人女子の間では、チョコレートを自作して男性にあげる人も少なくないようです。

テト正月。バス&鉄道&飛行機のチケットは早めに購入を!

旧正月は日本の年末年始と同様、大勢の国民が大移動をします。まだまだ海外旅行より国内旅行がメジャーなベトナムでは、帰省組も旅行組も揃ってバス、鉄道、飛行機を使って移動しますので、この期間はチケットが高騰しがち。通常の何倍もの料金になったり、完売したりするため、多方面に移動される旅行者は、なるべく早めにチケットを購入しておくことをお勧めします。
ホーチミン空港内

ホーチミン空港内

格安航空は飛行機までバスで行きます

格安航空は飛行機までバスで行きます

日本の冬。ベトナムでは?

日本では1月と2月といえば真冬の時期ですね。「日本の寒さから逃げてきました」、「冬の時期に南国バカンス」という設定に憧れを抱いている旅行者も多いことでしょう。そこで注意してほしいのは、「北部と中部は肌寒い時期」ということです。例えば南国のベトナムでも、地域によって気温が異なるので、もし常夏をイメージして旅行の計画をしているならば、南部および中南部の旅行がおすすめです。

1月&2月のおすすめエリア

●ニャチャン

真冬の季節に南国バカンスを……と考えているならば、ビーチはいかがでしょうか。ダナンのビーチはまだこの時期はちょっと肌寒いので、もう少し南のニャチャンがおすすめです。ニャチャンはダナンをしのぐ国内最大規模のビーチエリア。まだ日本人にはあまり知られていないので、穴場かもしれません。また、ビーチ以外にも遊園地や歴史遺産などもあるため、海水浴以外の観光も期待できそうです。
ニャチャン市街地の様子

ニャチャン市街地の様子

ニャチャンビーチ

ニャチャンビーチ

シーフードもお忘れなく!

シーフードもお忘れなく!

チャンパ王国の歴史遺産

チャンパ王国の歴史遺産

●ハノイ

北部ハノイの気温は10度後半から20度程度。日本の秋かもう少し肌寒いくらいとなります。南国らしさはあまりないかもしれませんが、旧市街の古き町を散歩したり、雑貨店で買い物したり、スパで贅沢コースを楽しんだりと、有意義な市内観光ができるはずです。世界遺産のハロン湾やニンビン省、山岳のサパなどは自然に覆われた場所のため、体感温度はさらに低く、観光する際はジャンパーを持っていくことを忘れないように。おすすめは市内観光でまったりと過ごすことです。
旧市街の町並み

旧市街の町並み

おいしいベトナム料理を堪能

おいしいベトナム料理を堪能

市内に世界遺産もあります

市内に世界遺産もあります

スパも人気の観光方法

スパも人気の観光方法

●ホイアン

中部旅行に行くならホイアンをメインに回ってみるのがいいでしょう。この時期ダナンのビーチはまだ荒れていて、泳げない可能性が高いです。そうなると、ダナンではスパや雑貨ショッピング程度に留めておき、残りの観光時間はホイアンに使うのが得策です。ホイアンでは寺院や旧家の見学以外にも買い物やボートツアー、夜はナイトマーケットなど楽しみ方は多彩です。ダナンから車で40分程度なので、ダナン市街に滞在している方も気軽に足を運ぶことができます。ちなみに世界遺産のミーソン遺跡もホイアンから行くと近いため(60~90分程度)、時間に余裕がある方はこちらにも是非足を運んでみてください。
ホイアンシアター。屋内スポットです

ホイアンシアター。屋内スポットです

寺院、集会所は入場券で貰えるチケットで5か所入れます

寺院、集会所は入場券で貰えるチケットで5か所入れます

灯篭流し

灯篭流し

ボートツアー。旅行会社に申し込んでも、個人で申し込んでも行けます。

ボートツアー。旅行会社に申し込んでも、個人で申し込んでも行けます。


いかがでしたか。2019年1月と2月のベトナムをご紹介しました。もし海水浴を考えているならば、ニャチャンが一番おすすめ。それ以外であれば、多少の雨を覚悟で臨めば全国的に観光を楽しむことができるはずです。また、上述したように、2月上旬のテト正月はどこも非常に混雑するので、早めのチケット入手が肝心です。以上、ベトナムナビがお届けしました!
関連タグ:1月2月

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2019-01-04

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