ハノイ旧市街を1日観光！

こんにちは、ベトナムナビです。ハノイの旧市街は日本人に人気の観光地。いくつもの通りに分かれていて、古き良きベトナム風情を感じることができます。しかし、ただただ歩いて町の風景を見るだけではつまらないですよね。そこで、今回は旧市街で一日遊びつくすための、観光プランを考えてみたいと思います。古き良きに癒されるだけではなく、グルメやスパなども楽しんでいってください。それでは行ってみましょう！

ハノイ旧市街の町歩き

ハノイ旧市街はベトナム政府の歴史遺産に指定されているため、ここで暮らす現地人はおいそれと家を改築、修繕できないようです（通りによっては例外あり）。そのため、現在でもかつての商業区としての面影がいたるところに残っています。この旧市街から西方にある現世界遺産のタンロン遺跡までが、19世紀初頭まで一つの城と城下町として広がっていました。

路地中を抜けると……

趣のある家

旧市街の町歩きのポイントはいくつかありますが、まずは兼ねてから説明しているように、頭上を見上げた時に広がる「古き家々」です。さらに通り沿いに並び建つ商店と、そこで暮らす現地人の様子ものぞくことができます。商店は通り別に売っているものが決まっているので、金物や漢方、茶葉、サンダル、衣類などが数十軒並んで商売している様子は、ちょっと他では見られません。

夜もにぎやか

衣類扱うお店の通り

高級/格安スパで癒される

●高級スパ

2時間から3時間のパッケージコースでリラックス。一番暑い12時から15時の間に行くのがおすすめ。店側の準備もあるので、予約しておくのがベター。戸建てのスパとホテルスパがありますが、いずれもおすすめ。ただし、ホテルスパの場合は宿泊者が多く訪れるため、予約するなら2日前以上がおすすめです。

●格安マッサージ店

店頭に立って客引きをしているお店がそれ。30～90分のボディマッサージ、もしくはフットマッサージで15～30ドルと非常に安いのが特徴です。ただし、品質は安かろう悪かろう。冷房がなく扇風機であったり、マッサージ技師は他のスタッフとおしゃべりしながらマッサージしたりと、サービスに期待は持てません。それでもいい、というのであれば、気軽に受けられるフットマッサージがおすすめです。

オーキッドスパ		ジャグジー付きです
ホテルスパも高級感あっていいものです		個室なのが嬉しいですね

旧市街でベトナムグルメ三昧！

ガイドブックに紹介されているような老舗食堂やミドルクラスのレストランの多くは、ここ旧市街にあります。高級感を体験したければホテルレストランを利用するのも可。ランチは比較的空いていますが、ディナーは予約しておくといいでしょう。また、食堂も一度は体験してほしいところ。現地人が行く安いお店は200～500円程度でお腹一杯たべることができますし、本場のベトナム料理にありつくことができます。

どのレストランにもある北部名物の「ブンチャー」、「揚げ春巻き」、「フォー」は定番中の定番。お店によって味も異なるので、1度ならず2度、3度と食べていってほしいところです。ミドルクラスのレストランとなると、一品およそ750円程度と、こちらは観光客価格となります。ただし、その分料理の味は申し分ありませんし、雰囲気、接客態度も満足できます。トリップアドバイザーや観光情報サイトに載っているようなレストランの大半は、このクラスの店となります。

気品あるレストラン		清潔な食堂もあります
フォーの皮で包んだ生春巻き		フレンチもいかが

ベトナム雑貨の宝庫！お土産はココで！

ベトナム雑貨をお土産に、と考えている方も旧市街を歩いてみましょう。マーマイ通り、ハンバック通り、ハンベー通り、ディンリエット通りなどがショッピングストリート。数多くの雑貨店が並んでいます。ただし、どのお店も冷房はありませんので、日中よりも夜に歩くのがいいかもしれません。また、商品にはラベルがついていますが、基本は交渉できます。ラベル＝言い値で買わないように、割引してもらいましょう。

竹のバッグやバッチャン焼きの陶器といった定番土産はもちろん、是非買っていってほしいのがコーヒー豆や蜂蜜といった特産品。特にコーヒー豆は産地別にさまざまな種類がありますし、市場で買うよりも品質もいいです。自分用だけではなく友人や会社へのお土産にも適していますので、まとめて買っていくといいでしょう。

夜の涼しくなった時間がおすすめ		さまざまなお土産を買っていこう！
値段はすべて交渉できます！		サンダル通りもあります

夜は週末ナイトマーケットへ！

毎週金曜、土曜、日曜はナイトマーケットが開催。旧市街全体が賑わうと同時に、ものすごい混雑となります。タクシーやシクロだと身動きできないので、歩いて散策するようにしましょう。ナイトマーケットでは定番雑貨から屋台グルメまで楽しむことができます。北上したドンスアン市場まで店は続き、市場周りは開けていて、夜店も多く出ています。屋台飯が気にならない方は、ここで食事をするのもいいかもしれませんね。

変わったお土産を見つけてみよう		見たことのあるキーホルダーも……
日本の縁日のような雰囲気です		旧市街はどこも大渋滞

いかがでしたか。今回は旧市街の歩き方をご紹介しました。ただただ風景を見ながら町歩きをするだけではなく、どこの通り、どこのお店に行くのか、しっかりと観光プランを立てて臨んでみてください。以上、ベトナムナビがお届けしました。