7月&8月のベトナム【2018】

乾季の中部がねらい目。ホーチミン&シェムリアップ2か国周遊もおすすめ。

こんにちは、ベトナムナビです。今回は2018年7月及び8月のベトナム旅行情報をご紹介します。7月と8月といえば、日本では学生が夏休みに入り、学生旅行を決行する時期ですね。8月になるとお盆となり、ビジネスマンの方々も一斉に連休に入ります。ゴールデンウイークと比べると帰省組が多いかもいしれませんが、それでも海外旅行でひと夏を過ごす、という方も少なくはないはずです。ただ、7月と8月の両月はベトナムでは各地で雨季となりますので、ベトナムを含む東南アジア旅行を検討されている方は、旅先の天気を事前に調べておいてください。

カレンダー編

8月12日 ダナン国際マラソン(イベント)

毎年ハノイ、ホーチミン、ダナンの主要三都市で開催されている国際マラソン。今年も8月にやってきました。ダナン市街地南方をひたすら走り抜けるマラソン大会で、5km,10km,21km,42kmに分かれていて、参加資格はなし。誰もが気軽に参加することができます。

応募方法(公式HPより):https://www.rundanang.com/index.html

天気・天候編

北部ハノイと南部ホーチミンの降水量はともに250mmを越える大雨量。スコールの真っただ中となります。一方中部は100mm程度で、これは日本でいう11月や3月頃とほぼ同じ降水量となります。

<北部>
平均気温 33度 降水量 300mm
<中部>
平均気温 33度 降水量 100mm
<南部>
平均気温 33度 降水量 250mm

7月と8月はハノイよりもホーチミンがおすすめ?

北部ハノイ、もしくは南部ホーチミンを旅先に選んでいる方は、ナビとしましては南部の方がおすすめです。まず第一に言えることは、ハノイはこの時期は年間で最も降水量が多い月となること。またさらに、年間で最も暑い時期ともなります。歩くだけで眼鏡が曇るほどなので、東南アジアに慣れていなければ息苦しさも覚えるほど。一方南部ホーチミンは熱帯性気候。年間を通して気温はそれほど上下しません。

2018年7月&8月はビーチリゾート・ダナンで過ごそう

7月と8月のこの時期にベトナム旅行へ行くなら、おすすめなのが中部ダナン。ホイアンやフエといった世界遺産に出かけるのもいいですが、ダナンビーチ周辺でひと夏の滞在余暇を過ごすのも素敵です。というのも、ダナンはリゾート都市として近年都市化が進み、現在では5つ星の大きなリゾートホテルがいくつも建つようになりました。インフィニティプールで泳ぎ、多国籍レストランで料理に舌鼓を打ち、プライベートビーチさながらの海で海水浴を楽しむ。そんな贅沢な滞在がおくれるのもダナンならでは。ちなみに、ダナンはこの時期はまだ乾季で、雨降りに出会わない確率が大。

美しいビーチでひと夏を

美しいビーチでひと夏を

バンガロータイプのホテルもあります

バンガロータイプのホテルもあります

チャム彫刻博物館

チャム彫刻博物館

ハン市場

ハン市場

ダナンの5つ星リゾートホテルに泊まろう!

近年急ピッチでリゾート開発が進められているダナン。ダナンのミーケービーチから南下していき、ノンヌオックビーチにいたるまでに幾多の5つ星のリゾートホテルが建設されました。現在もノンヌオックビーチ周辺から、さらに南下してホイアンのクアダイビーチにかけて建設ラッシュが続いていて、向こう10年リゾート客は増えるだろうと予想されています。せっかくダナンに来たのだから、5つ星のリゾートホテルでめいいっぱい楽しんでみてはどうでしょうか。
Ⓒvanda

Ⓒvanda

リゾートホテルといってもこれだけ広い敷地面積を持つホテルは、ベトナムの中ではダナンだけ。プライベートビーチにプール付きのヴィラ、テニスコート、スパ、フィットネスジム、カフェ、レストラン、キッズルーム、すべてが揃っているのがリゾートホテルの特徴。雨降りで観光にでかけなくとも、ホテルで1日過ごすことができます。また、ホテル側が用意している現地ツアーも多数あるので、こちらに参加するのもいいでしょう。
Ⓒvanda

Ⓒvanda

ヴィンパールダナン

ヴィンパールダナン

ヴィンパールダナン

ヴィンパールダナン

ヴィンパールダナン

ヴィンパールダナン

カンボジアのシェムリアップに行こう!

カンボジアはベトナムの隣国。ホーチミンからバスもしくは飛行機で行くことができます。バスだと世界遺産都市シェムリアップまで12時間くらいかかるので、空路で行くのがおすすめです。シェムリアップもこの時期は雨季ですが、晴れた時間は世界遺産のアンコールワットやアンコールトムを見学できますし、夜にはパブストリートでお酒や食事を楽しんだり、巨大ナイトマーケットでショッピングをするなどして観光を楽しむことができます。
バイヨン遺跡

バイヨン遺跡

地雷博物館

地雷博物館

夜のパブストリート

夜のパブストリート

アンコールナイトマーケット

アンコールナイトマーケット

雨季の楽しみ方~トンレサップ湖を探索しよう!

ⒸPixabey

ⒸPixabey

雨が降ってしまうと、遺跡巡りが難しくなってしまいますね。そんなときにおすすめしたいのが、「トンレサップ湖」です。カンボジア最大の湖で、雨季の時期は琵琶湖の6倍以上、水深も乾季の1メートルから10メートルまで深くなります。現在でも100万人以上の水上生活者が湖上で暮らしているとされていて、旅行者はボートに乗って高床式住居と彼らの生活を見学することができます。
このトンレサップ湖は乾季と雨季では観光の仕方が異なります。乾季は陸地が出ていますので、人々は陸で生活をしていますが、雨季になると手漕ぎボートで移動することになります。「もっとも美しい風景に出会えるのは雨季のトンレサップ湖」という旅行者も多いので、7月、8月の両月に行ってみるのはいかがでしょうか。
乾季のトンレサップ湖

乾季のトンレサップ湖

この時期にボートのメンテナンスをします

この時期にボートのメンテナンスをします

水深も浅いところがほとんど

水深も浅いところがほとんど

陸地が見えていますが、雨季になるとすべてが水の底

陸地が見えていますが、雨季になるとすべてが水の底

今月のピックアップグルメ

今月のピックアップグルメは「牡蠣」。日本人にも馴染みがありますが、ここ数年でベトナム人にも人気になりました。日本人の真似をして、生カキを出すお店も増えてきましたし、「生はちょっと怖い」という方は、焼いてもらった牡蠣をヌクマムや醤油につけたり、チーズをのせて食べたりすることができます。値段は店によってまちまちですが、1個50円から150円程度で食べられます。海の町ダナンであれば、どこの海鮮料理店で扱っていますので、是非ご賞味ください。


いかがでしたか。2018年の7月と8月は中部ダナンでひと夏を過ごしてみるのも。また、ホーチミンからシェムリアップに行って、カンボジアと2か国を旅するのもベトナムならではの楽しみ方。特に雨季のトンレサップ湖はアンコールワット以上のダイナミックな観光エリアとも言われています。是非足を運んでみてください。以上、ベトナムナビがお届けしました!
関連タグ:7月8月2018ね

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2018-07-06

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