5月&6月のベトナム【2018】

北部と南部は乾季の出口、雨季の入り口。中部を目指すのも

こんにちは、ベトナムナビです。2018年の5月と6月のベトナム。南国の国ベトナムでは、1年を乾季と雨季に分けることができますが、この両月は、その乾季と雨季の狭間の月。非常に不安定な天候となるので、旅行者は日差し&UV対策はもちろん、雨対策にも気を遣う必要が出てきそうです。
今回は2018年5月と6月のベトナムをご紹介したいと思います。

カレンダー編

5月1日 メーデー

インターナショナル・ホリデイのメーデーは労働者の日。日本ではこの前後の祝日と併せてゴールデンウイークとなりますが、ベトナムでも南部解放記念日と併せて3連休となります。ベトナム人はこの期間に国内旅行や帰省をするので、移動インフラは非常に混雑します。ホテルは割高となることもあるので、なるべく早めに予約するといいでしょう。

天気・天候編

5月と6月はハノイとホーチミンでは200mを超す雨量が観測されますが、一時的な豪雨のスコールが主となりますので、旅行者はまだそれほど雨に心配する必要はなさそうです。ただし、何も準備をしないで行くのはちょっと危険。虫よけや雨合羽、折り畳み傘など、必要最低限のものは準備をしていってください。
<北部>
平均気温 26度 降水量 200mm
<中部>
平均気温 28度 降水量 20mm
<南部>
平均気温 30度 降水量 250mm

ピックアップイベント

Ⓒhttp://colormerun.vn/index.html

Ⓒhttp://colormerun.vn/index.html

毎年恒例となるカラーミーラン。日本でも開催される世界規模で知名度の高いマラソン大会です。ランナーはカラフルの粉を浴びながら走るのが特徴。場所はホーチミン市内7区の新興住宅街フーミンフン。旅行者ももちろ事前予約で参加できますし、実際参加者の大半は外国人(主に欧米人)。参加型の大きなイベントとなるので、是非ご参加ください。

開催日:5月12日
予約は公式HPにてhttp://colormerun.vn/index.html

ゴールデンウイークの歩き方&注意事項

4月28日から5月1日まで(2018年)はベトナムのゴールデンウイーク。日本同様どこも帰省&旅行ラッシュで国内は混雑します。しかもベトナム人の多くは国内旅行に徹するので、日本人が行く観光地も非常に賑わうこととなるでしょう。国内線や長距離バスの事前予約はもちろん、現地のホテルは料金が割り増しになることも予想されます。もし自分でホテルを手配するのであれば、少しでも早めに予約することをおすすめします。

5月&6月におすすめの観光エリア

5月と6月は北部ハノイと南部ホーチミンは真夏の気候でありながらも、天気はおぼつかなく、1日数回のスコールが降ることもしばしば。ハノイは湿度も高いため、メガネが曇るような日々。また、5月のホーチミンは1年で最も暑い時期でもあります。紫外線やUV対策はもちろん、雨のときの観光プランもきちんと練っておくのがいいでしょう。

●ベトナム人に人気の観光地「ダラット」

真夏のシーズンとなる5月と6月は、ベトナムの避暑地と呼ばれているダラットに行くのはいかがでしょうか。まだ日本人にはあまり知られていない観光地ですが、ベトナム人の間ではハネムーン先として絶大な支持をうけています。花の都であるダラットでは市場や湖畔などの散策や蒸気機関車に乗って隣町へ行ったり、ランビアン山で少数民族から民芸品を買ったり、プレン滝で象に乗ったりなど、自然を楽しむ素朴な観光を楽しむことができます。
プレン滝で象乗り体験

プレン滝で象乗り体験

市場もベトナムらしくていいですね

市場もベトナムらしくていいですね

意外と寒いので、長袖は現地で調達するのも

意外と寒いので、長袖は現地で調達するのも

ランビアン山

ランビアン山

リゾートで思い出に残るひと夏を「ニャチャン」

ニャチャンはベトナムのリゾート地の中でも最も開けている観光地。辺りを見渡せば、行き交う人はほぼ欧米人。そんな町です。ニャチャン市街に広がるニャチャンビーチに、周辺にあるレストランやカフェ、ツアーデスク、ホテルなどはすべて徒歩圏内。夜は深夜まで営業している高級ビーチバーでお酒を飲みながら海外旅行の余韻に浸ることができます。また、海水浴だけではなく遺跡見学や景勝地、大型市場などもあるほか、テーマパークや泥温泉などは子供連れのファミリー層にも人気。ツアーで行く離れ小島もファミリーで参加したいところです。
シーフードも堪能していってください

シーフードも堪能していってください

オープンカフェもあちらこちらにあります!

オープンカフェもあちらこちらにあります!

遺跡巡りも情緒があっていいですね

遺跡巡りも情緒があっていいですね

ナイトマーケットもビーチから徒歩圏内

ナイトマーケットもビーチから徒歩圏内

大型市場「ダム市場」

大型市場「ダム市場」

ⒸVinperl land

ⒸVinperl land

5月&6月のピックアップグルメ

今月のピックアップグルメはこちら。「チャーカー(Cha Ca)」と呼ばれるさつま揚げ。魚のすり身を油で揚げたもので、ニャチャンを中心とした沿岸地域の特産となっています。お店の多くは自家製なので、味もばらつきがあり興味深いです。お店によっては唐辛子を入れて辛くしているところもあります。ニャチャンでは米粉麺のブンにチャーカーを具に載せた料理「ブン・チャーカー」が人気。屋台、食堂、レストランとどこでも食べることができますので、シーフードばかりに気を取られてないで、ご当地名物もしっかりと押さえておきましょう。

いかがでしたか。5月&6月は雨季に入る最後のハイシーズン。北部は南部よりも気温が高くなる上、降水量も多いので、多少観光のしずらさがあります。そんなときは、ダラットの避暑地で涼むか、服を脱いで開放的になれるビーチリゾートを目指してみてはいかがでしょうか。以上、ベトナムナビがお届けしました!
関連タグ:5月6月

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2018-05-03

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