1月&2月のベトナム【2018】

南部は待望の乾季に突入!ハイシーズンがやって来る♪

明けましておめでとうございます、ベトナムナビです。2017年も終わり、2018年に突入。お正月はいかにおすごしでしょうか。ちなみベトナムでは旧暦で正月を祝い、今年は2月となります。ベトナム旅行を計画している方は、日本のお正月を楽しんだあとに、ベトナムのお正月を体験してみてはいかがでしょうか。では今年も早速1月と2月のベトナムをお届けしたいと思います!

カレンダー編

1月1日 元旦(祝日)

1月1日は新暦の元旦。ベトナム人は旧暦で祝う文化ですが、ここ数年で若者の間では新暦もお祭りムードです。2017年は振替休日がありましたが、今年の祝日は1日のみ。

2月15日~2月20日 旧暦テト正月(祝日)

ベトナムのお正月。ベトナム人は帰省や国内旅行をするので、国内線、長距離バス、列車ともに満席となります。もしこの期間に旅行されるのであれば、チケットは早々に入手しておくのがいいでしょう。

天気・天候編

続いてはお天気編。1月2月は全国的に雨季が終わるため降水量は少なめ。ただし、北部と中部では雨が残ったり、また朝晩はかなり冷え込みます。熱帯エリアの南部ホーチミンは30度を超える蒸し暑さが続くでしょう。

<北部>
平均最高気温 21度  降水量 50mm
<中部>
平均最高気温 25度  降水量 80mm
<南部>
平均最高気温 32度  降水量 20mm

ピックアップエンタメ

●新正月

大晦日の12月31日、そして翌1月1日の元旦。ベトナムでもここ最近になって祝うようになってきました。しかし、日本の厳かな雰囲気とは異なり、通りでは花火や爆竹がなったりなどお祭り騒ぎとなります。新正月は祝日は1日しかないので、現地人は帰省や旅行もしないのも理由の一つ。それを狙ってか、ショッピングセンターやスーパーマーケット、各種ショップはお正月セールを実施します。
●ジャパンフェスティバル

1月27~28日の両日でホーチミンの9月23日公園で開催されるのがジャパンフェスティバル。国内最大級のイベントで、日越の交流イベントの一つとなります。今年で5回目を迎える同イベントでは、日ごろ身を潜めているコスプレイヤーが大集結。さらに日本からも特別ゲストがどしどし来越します。
●旧正月

2018年の旧正月は2月15日が大晦日で、翌16日が元旦という日付。公的機関は20日頃まで閉館します。民間企業もこの期間は閉店している可能性が高いので、行きたいお店が営業しているかどうかは、当日直接行って確認するしかありません。傾向からいうと、ドンコイエリアやベンタイン市場周辺の観光客向けの各種ショップは3日~最大5日間の休みをとっています。

●バレンタインデー

ベトナムでバレンタインデーが流行り始めたのはここ数年の出来事。ベトナムでは女性の日が3月8日にあり、メインはそちらでした。ただ、最近は若者を中心にバレンタインデーにも力を入れている様子。各お店もセールを実施します。また、通り沿いには花を売る若者で満たされていて、これもこのときの名物となります。主に学生がアルバイトとして自分で花を仕入れて売っているというから驚きです。

旧正月の注意点

毎年開催されるフラワーロード

毎年開催されるフラワーロード

正月期間は伝統衣装のアオザイを着るのが習慣

正月期間は伝統衣装のアオザイを着るのが習慣

旧正月期間は多くの現地人が帰省や国内旅行をしますので、航空券やバス、列車はすぐに満席になってしまいます。国内移動を考えている方は、なるべく早めにチケットを入手しておきましょう。また、正月期間中はどこのお店もセールを開催する一方で、レストランやスパ、ホテルなどのサービス業は料金が一時的に上がることが普通です。こちらも覚えておきましょう。また、ホーチミン市内は各種イベントが開催されるため、市街地は朝から夜まで大渋滞となります。徒歩で移動できる距離であれば、なるべく歩くのが効率のいい観光方法となるでしょう。

1月&2月のおすすめエリア

●ハロン湾

ベトナム最大級の世界遺産と呼ばれるハロン湾。北部ハノイから車で南下すること約3時間で到着します。気候は南部と異なり、乾季で雨量はすくないものの、季節では冬に該当するためベトナムとは思えない寒さが襲います。観光する際は長袖長ズボンだけではなく、ジャンパーやコートといった防寒具が必要です。ただし、暑い時期は逆に雨季となるので、せっかくの景色も十分楽しめないかもしれません。ベストシーズンはこの時期と言えるでしょう。
ⒸPixabey

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●ホーチミン

ベトナム最大の都市ホーチミン。また、日本人が最も多く訪れるエリアでもあります。市内散策ではショッピング、グルメ、スパを梯子して、ベンタイン市場では値段交渉に力が入ります。夜は水上人形劇を鑑賞したり豪華ディナークルーズ船に乗ってサイゴン川を周遊します。また、郊外には車で2時間圏内のところにマングローブの森のカンザー、カオダイ教総本山のあるタイニン、生きたベトナム戦争博物館のクチトンネルなどが散らばっています。オプショナルツアーに申し込んで参加しましょう。
夜のドンコイ通り

夜のドンコイ通り

雑貨店が並ぶ通り

雑貨店が並ぶ通り

アオザイショーも

アオザイショーも

ローカル市場を満喫

ローカル市場を満喫

●メコンデルタ地方

メコン川をボートで下るツアーが人気のメコン。実際はそれだけではなく、カイベーで水上家屋を見学したり、カントーで水上市場に参加したり、チャウドックで少数民族と交流することもできます。都市それぞれの魅力があるのがメコンの特徴。最近は道路整備も進んできたため、旅行者も各都市へは普通の路線バスで容易く行くことができます。
カイベーの水上家屋

カイベーの水上家屋

カントーの水上市場

カントーの水上市場

チャウドックに暮らすチャム族

チャウドックに暮らすチャム族

メコンの人々は鍋をよく食べます

メコンの人々は鍋をよく食べます

1月&2月のピックアップグルメ

こちらはメコン名物の象耳魚(エレファントイヤーフィッシュ)。メコン川で獲れる淡水魚で、そのまま丸ごと素揚げするのが特徴。パリッと香ばしい表面は鱗も食べることができ、中はふっくらとした白身を楽しみます。このまま食べてもいいですが、野菜と一緒にライスペーパーで巻いて、生春巻きとして食べるのが普通。ツケダレはベトナムの定番であるヌクマムで。ホーチミンのレストランでも食べることはできますが、どこも値段は高めで1000円以上するのがざら。メコンツアーに参加したときは、決まってランチの献立にありますので、ここで食べるのが吉。

いかがでしたか。いよいよ乾季に突入したベトナム。旅行のハイシーズンが待ち構えていますので、この時期に計画されている方は、入念にプランを練るといいでしょう。以上、ベトナムナビがお届けしました!
関連タグ:1月2月

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2018-01-04

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