ブンタウ名物を食べ比べ

ブンタウ旅行でマストで食べたい名物グルメ特集!

こんにちは、ベトナムナビです。海の町ブンタウは、ホーチミン人が休日に行くローカルビーチスポット。乾季の時期のバックビーチは毎日多くのベトナム人でにぎわっています。そのブンタウは近年ホーチミン旅行をされる外国人にも人気が集まっています。高速船やバスで2時間程度と距離が近く、普段あまり食べることのないシーフードや、地元名物グルメを堪能することができます。今回はブンタウの名物をご紹介。日帰り観光がメインとなるブンタウ旅行では食べ逃しはできません。ホーチミンや他の都市ではあまり見かけないものもあります。是非漏れなくブンタウグルメを楽しんでいってください。

バインコッ(Banh Khot)

まずは「バインコッ(Banh Khot)」と呼ばれるこちら。ブンタウやニャチャンなど港町でよく食べられているのですが、ホーチミンの人たちにとっては、バインコッ=ブンタウ名物という認識です。バインコッは日本のガイドブックではたこ焼き風として紹介されています。写真のように半球のたこ焼きのような見た目が特徴。生地は柔らかく、具はエビやイカ、豚肉など、そして油ネギを添えています。薄めたヌクマムを付けて食べるのが普通ですが、野菜に巻いて食べるのもおいしいです。
外国人が多く行き交うブンタウの市街地には、いくつものバインコッを扱う食堂があります。ブンタウの名物として認知されているので、とにかくベトナム人観光客が多いのが特徴。ただし、お店によってはほとんど人が入っていないところもあり、人気店は1日中客足が絶えません。お店によって生地の出汁や具のボリュームが違うので、いろんなお店を歩き回って食べ比べしてみるのがいいでしょう。
油でぱりぱりの生地にするお店もあります

油でぱりぱりの生地にするお店もあります

ジューシー♪

ジューシー♪

細長く刻んだパパイヤと一緒に食べるのも美味

細長く刻んだパパイヤと一緒に食べるのも美味

おすすめ店:コバ

コバはホーチミンにもお店を持つ南部料理を扱うレストラン。ミスユニバースも来店したことで知られています。ここで食べるバインコッはホーチミン店よりも味が数段上と評判があり、昼食時はベトナム人観光客で溢れかえっています。コバのバインコッの特徴は、外側はカリッと香ばしく、中はふんわりとした生地と、大振りのエビが具。お菓子感覚でペロッと食べちゃうことができますので、これだけで食べに来るのもいいでしょう。また、コバが建つ「ホアンホアタム通り(Hoang Hoa Tham)」は、バインコッの食堂が複数並んでいて、口コミで広まった人気店もあります。それぞれのお店で一皿ずつ試食して、一番おいしいお店を探し当てるのも楽しいですね。
大きなレストラン

大きなレストラン

ミスユニバースの様子

ミスユニバースの様子

バインボンランチュンムイ(Banh Bong Lan Trung Muoi)

バインボンランチュンムイ(Banh Bong Lan Trung Muoi)はブンタウグルメを代表するスイーツ菓子。ホーチミンでもスーパーやケーキ屋で見ることはできますが、ここブンタウの名物グルメといわれています。お店によって風味は異なるほか、一口サイズのものから大きなカップケーキもあります。こちらもバインコッと同様にホアンホアタム通りにいくつものバインボンランチュンムイを扱う店があります。屋台でも売られているほか、専門店もあり、そちらは非常に観光客に人気。誰もがおいしいという味で、店が違えば味は異なれど、それほどはずれをひくことはありません。ちょっと固めのスポンジケーキにバターで固めた卵黄が添えてあるのが特徴です。

おすすめ店:バインボンラントー(Banh Bong Lan Tho)

バインボンラントー(Banh Bong Lan Tho) はベトナム人の間で非常に有名のバインボンランチュンムイの専門店。通り沿いには同じものを売る競合店が複数並んでいますが、まったく寄せ付けない不動の人気を誇っています。店頭で販売しており、店内では従業員がバインボンラントーを作っている現場を見学することができます。ひと箱10個入りで2万5000ドン、チーズがついているものは3万ドンで販売。値段も非常にリーズナブルなのが魅力です。

■名称
バインボンラントー(Banh Bong Lan Tho)
■住所
14 Nguyen Truong To St.P2. Vung Tau
■連絡先
0907 198 415

1日数千個売れるそうです

1日数千個売れるそうです

店内では実際作っているようすがうかがえます

店内では実際作っているようすがうかがえます

箱詰めしているおばちゃん

箱詰めしているおばちゃん

シーフード(Hai san)

ブンタウに来たからには、なにをおいてもシーフードは食べておきたいところ。せっかく海の町に来たんですから、思う存分堪能していってください。ブンタウでシーフードを食べられる場所は、「市場屋台」、「食堂」、「レストラン」です。食べられる魚介の種類は変わりませんので、お好みの場所を選ぶことができますが、衛生面を考えたらレストランかもしれません。ただ、よく火が通っていることを確かめれば、市場や食堂もそう怖くはありません。

屋台市場:ソムルイ市場(Cho Xom Luoi)

こちらはソムルイ市場と呼ばれる屋外市場。直線50mほどの短い通り沿いには両脇にびっしりと魚介を売る露店が並んでいます。お店によって値段も種類も大きさも違うので、とりあえず何度も往復して安いお店を見つけることからはじめましょう。一つのお店ですべてを買いそろえる必要はなく、いくつかのお店で魚介を買ってくださいね。入手した魚介は、同じ通りにある調理屋台に持っていくと、おすすめの調理法で調理してくれます。基本は網で炭焼きとなります。露店傍にはプラスティックの椅子があるので、そこで食べてもいいですし、ホテルに持ち帰ってゆっくり食べるのもいいでしょう。お客さんはほぼ現地人もしくはベトナム人旅行者ですが、観光の中心地にあり、ホアンホアタム通りから徒歩圏内の穴場です。レストランや食堂で食べるよりもだいぶ安いので、節約したい方や市場の雰囲気を感じたい方は、ここで食事をとってみてください。
Ⓒcungbandulich

Ⓒcungbandulich

ベトナム人が大好きな貝類が豊富

ベトナム人が大好きな貝類が豊富

シーフード食堂:チャンフー通り沿いの店

せっかくベトナムに来たのだから、綺麗どころのレストランにしかいかないのはいささか残念です。一度くらいは現地人御用達の食堂に足を運んでほしいところ。こちらはブンタウのチャンフー(Tran Phu)通り沿いにあるシーフード食堂。ナビでも何度も紹介している外国人にもおすすめの食堂街です。通り沿いにはいくつものシーフード食堂があり、まずは魚介を選んで、その後道路を挟んだ向かいの食堂に座って料理が運ばれてくるのを待ちます。ハイシーズンや休日は大変混雑していますが、何十人というスタッフ総出で接客、調理に当たっているので、それほど待たされることもありません。魚介も指差しで選ぶことができますし、調理の腕も市場よりもワンランク上。また、魚介だけではなく鍋や麺、サラダ類もあるので、ここでシーフードとベトナム料理を双方堪能することができます。
チャンフー通りの様子

チャンフー通りの様子

まずは魚介をチョイス

まずは魚介をチョイス

値段はすべて時価。都度尋ねてください

値段はすべて時価。都度尋ねてください

大振りのシャコ

大振りのシャコ

簡単なベトナム語を覚えておけば、魚介を選ぶ際に調理の指示もできます。ただし、何がどんな調理法でおいしいのかわからなかったら、すべてお店にお任せしてください。そちらのほうが確実においしいです。
An song(アンソン)
生で食べる
Nuong(ヌオン)
焼く
Luoc(ルオック)
煮る
Hap(ハップ)
蒸す
Chien(チエン)
揚げる
Xao(サオヨン)
炒める
Me(メー)
タマリンド

ちなみに、ベトナム人は古くから魚介をタマリンド漬けで食べる習慣があります。かなりおいしいので、是非こちらも押さえておいてください。
ベトナムにどっぷり浸かれる食堂

ベトナムにどっぷり浸かれる食堂

景色もいいです

景色もいいです

関連タグ:ブンタウ名物

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2017-04-04

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