最新ベトナムのお土産事情2016

個性豊かなお土産が今年も一杯!ナビ厳選の2016年土産をご紹介!


こんにちは、ベトナムナビです。今年も最新のベトナム土産事情をお伝えしたいと思います。今年2016年はハイセンスな最新土産を紹介しつつ、また、今回は「買って失敗した」という不人気なお土産も紹介します。もしお土産やお土産ショップに困っていたら、今回の記事を参考にしてみてください。

お土産エリア


今回もホーチミンを中心にご紹介していきたいと思います。まず、お土産を購入するエリアですが、これは毎度お馴染みの1区。市民劇場があるドンコイエリアや、ベンタイン市場周辺、バックパッカーが行き交うファングーラオエリアが最もお土産店が多く並んでいます。その次に2区タオディエン地区。富裕層と欧米人が多く暮らすセレブタウンなので、ハイセンスな雑貨を見つけるならここがおすすめ。

2016年最新土産!買うならココ!

お土産ショップはホーチミンにはいくらでもありますが、その中でもオリジナルな雑貨があり、さらにお洒落でキュートなものを扱うお店はそう多くはありません。もし他のベトナム旅行者とは一線を画したいのであれば、ここで紹介するお店をピックアップしてみてはいかがでしょうか。
●キャサリン・ドゥノアール(Catherine Denoual)

フランス人バイヤーが世界中で買い付けを行っている人気ブランド。2015年にはティーサック通りから、目抜き通りのハイバーチュン通りへと移転。寝具をはじめとする家具はもちろん、旅行者におすすめのハイセンスな小物雑貨も充実しています。特にイニシャルバッグや香水瓶、ぬいぐるみ、小物入れ、バスケットなどが一押し。
イニシャルポーチ

イニシャルポーチ

アクセサリーも

アクセサリーも

プチセレブ気分を味わえる店内

プチセレブ気分を味わえる店内

銀食器もお土産に最適

銀食器もお土産に最適


●ユイタン(Duy Tan)

トンタッティエップ通りで人気のセラミック店が、2015年にレロイ通りに移転しました。女性オーナーが運営するユイタンはグリーンセラミックが旅行者に支持されている雑貨店。陶磁器を作る過程、色塗りを10度も繰り返すため、他のお店では出せない鮮やかなカラーが特徴です。値段は市場で売っているものよりも少々値が張りますが、前述した通り品質は抜群です。
シンプルだが高品質のグリーンセラミック

シンプルだが高品質のグリーンセラミック

すべて模様が異なる水牛の角

すべて模様が異なる水牛の角

カラーはどれも非常に鮮やか

カラーはどれも非常に鮮やか

陶磁器以外の小物もある

陶磁器以外の小物もある


●ハウス・オブ・サイゴン(House Of Saigon)

ベンタイン市場から徒歩1分。市場裏手のトゥーコアフアン通りにある戸建てすべてが同店の雑貨店。最上階はカフェスペースになっているので、買い物がてら落ち着いてもいいでしょう。雑貨は複数のデザイナーが手掛けたもので、日本人デザイナーもいます。日本人が好みそうな志向に合わせた雑貨群は、そこらへんの雑貨ショップで買うよりもワンランクもツーランクも上の品質。ここにしかないオリジナル雑貨から洋服まで揃っていて、年代問わず支持されています。
日本でも通じる洒落たデザイン

日本でも通じる洒落たデザイン

洋服もキュート

洋服もキュート

吹き抜けの三階建て

吹き抜けの三階建て

スカーフ

スカーフ

2016年最新お土産アイテム!

2016年の最新土産は個性的なアイテムが流行る予感。総合雑貨ショップで定番土産を揃えるのもいいですが、個性豊かなお土産も捨てがたいところです。もし人と少し違ったお土産をと考えているのであれば、ここで紹介する雑貨をお土産に選んでみてはいかがでしょうか。

●プロパガンダ製品

ベトナム戦争時に使われたプロパガンダ広告をマグカップや洋服、ポスターにプリントしたものが密かな人気。最近はプリントの質がよく、カラーも鮮やかなものが増えてきた印象です。プロパガンダの象徴は2つ。「ホーチミン氏」と「ベトナム人女性」。前者は革命家。後者は強く生きるベトナム人女性を描いた作品どれもベトナムのシンボルとして支持されています。
15年続いていたベトナム戦争

15年続いていたベトナム戦争

革命家ホーチミン主席

革命家ホーチミン主席


●変わり種コーヒー豆

ベトナムはコーヒー大国ということで、ナビでもかねてからコーヒー土産はご紹介してきました。しかし、最近はただのコーヒーではなく、変わった風味を持つコーヒー豆が出てきたようです。例えばドリアンコーヒー、イチゴコーヒー、アボガドコーヒー、バナナコーヒーといった、複数の風味があります。通常のコーヒー豆であってもアラビカ種や外国産の豆も高品質でお土産に最適です。ベトナム産であれば、ダラット産が国内で最もハイクオリティとして知られています。
コーヒー会社で選ぶのも

コーヒー会社で選ぶのも

ジャコーネココーヒー。最高級です

ジャコーネココーヒー。最高級です


●ベトナム産のお酒

お酒好きの方、もしくはお土産を贈る相手がお酒好きであれば、ベトナム産のビールやお酒を選んでみてはいかがでしょうか。日本では通販以外まず手に入らないものです。購入する場所は、パパママストアやスーパー、コンビニとどこでも並んでいます。ビールであれば「333(バーバーバー)」、「サイゴンビール」、「ハノイビール」。お酒であれば、「ネップモイ」、「ウォッカ・ハノイ」、「ナンフオン」などがベトナム産で有名どころです。
ナンフオンというウォッカ。200円しない値段が魅力

ナンフオンというウォッカ。200円しない値段が魅力

最近は外国産のウォッカが人気のよう

最近は外国産のウォッカが人気のよう


●フェイシャルスキンケア商品

フェイシャルスキンケア製品が最近は旅行者に人気。果実の香りがするフルーティーな顔パックや、泥洗顔がおすすめ。また、最近欧米各国、そして日本でも旋風を巻き起こしているのが「ココナッツオイル」。天然のオーガニックオイルなので、使用用途はそれぞれ。髪のトリートメントに使ってもいいですし、飲むこともできます。料理の調味料として使うのもOK。日本で買うよりも半額程度の値段で買うことができます。
ココナッツオイル

ココナッツオイル

洗顔料もおすすめ

洗顔料もおすすめ


●蓮の花のランタン

蓮の花はベトナム国のシンボルマークでもあります。蓮をモチーフに造ったランタンが人気。ランタンは中部世界遺産ホイアンの名物でもあります。ただし、ショップに売っているランタンは電球で点きますので、電圧を店員に聞く必要があります。少し大きいですが、折り畳み可能のものもありますので、大切な人や自分用のお土産にいかがでしょうか。
ベトナムらしい土産として最適

ベトナムらしい土産として最適

市場にはない洒落たお土産

市場にはない洒落たお土産


買って失敗、不人気なお土産 3選

続いてご紹介するのは、「正直言うと、買って失敗だった」といったお土産を3つほどお伝えします。

●リサイクル製品

欧米では昔から人気があった家畜の肥料袋をバッグやポーチ、紙コップなどにリサイクルしたアイテムが、ベトナムでお土産として人気があります。欧米人はみんな大量に買っていくので、おそらく日本人もそれに倣ってお土産として買う人が多いようです。
しかし、実際は
「日本でバッグとして使うのはちょっとセンスが……」
「紙コップを三回使ったところで液漏れした」
「キッチュでもリサイクル製品を大切な人へのお土産にはちょっと……」
といった意見が見受けられました。買ってみるのもいいですが、自分で使ってから、相手に渡すかどうか考えてみましょう。
●中身が分からない食品

ベトナム土産に食品を選ぶ方は要注意。確かに日本では味わえない食べ物は、興味をそそられるものですが、ベトナム人と日本人の味覚はかなり異なります。
「会社の先輩たちに食べてもらったけど、正直苦笑いされた」
「友達にあげたけど、誰も食べてくれなかった……」
「変わり種を上げたつもりだったけど、中身はただのビーフジャーキーだった」
といった声がありました。中には日本でもお馴染みの食品がベトナム語表記であるため、それを買ってしまったら、「あれ?これって……」といったことになるかもしれませんね。
●ヌクマムなど調味料

ベトナムといえば魚醤のヌクマムやヌクトゥン、チリソースに若唐辛子にレモン胡椒などが調味料の大定番。お土産にも人気で、スーパーで大量買いしている方も見かけます。しかし、実際自分で試してみると分かるのですが、
「どんな料理をしていいか分からない……」
「ちょっとクセがすごくて、私はちょっと……」
「液漏れして匂いがすごい!」
といったクレームや悩みがあるのが事実です。友人に渡すのもいいですが、もしかしたら相手は捨ててしまっているかもしれません。

いかがでしたか。2016年のベトナム土産は、ちょっとハイセンスなものがおすすめ。贈る相手に「どんな風に使ってくれるかな」とイメージを持ってお土産選びをするといいでしょう。以上、ベトナムナビがお届けしました。
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2016-02-17

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