ハノイ市街地を散策!押さえておきたい通り

ホアンキエム湖周辺通りを紹介。カフェにショッピングとお洒落散歩の観光プランに!


こんにちは、ベトナムナビです。ハノイ観光といえば、旧市街や郊外のバッチャン村、世界遺産のハロン湾などに目がいきがちですが、ハノイ市内の観光散策もおすすめ。特に市内中央に広がるホアンキエム湖周辺は近年外国人向けのお洒落エリアへと変わりつつあります。昔ながらのレトロな空気も入り混じって、観光散策にも力が入ります。今回はハノイ市街地の歩いてほしいおすすめの通りを紹介します!

今回ご紹介するエリアはホアンキエム湖脇に広がる場所。ハノイ大教会周辺となります。この界隈は近年観光地化されてきて、ショッピングのメインストリートにもなりつつあります。それでいて、異国情緒感じるハノイの古き時代も端々に感じることもできるとあって、外国人観光客にとってのメインエリアとして支持されています。今回は教会周辺の「ゴーフィン通り」、「ニャーチュン通り」、「ニャートー通り」、「リークオックスー通り」、そして「ハンガイ通り」の5つの道を歩いてみたいと思います。

ゴーフィン(Ngo Huyen)通り


ゴーフィン通りはハノイ大教会の脇を通る細長い道。この通りにはゲストハウスやランドリー、ツアーデスクに、ミニカフェ、レストランなどが軒を連ねています。もうお気づきかもしれませんが、この通りはバックパッカー向け。インドシナを横断もしくは縦断している欧米人バックパッカーが主に行き交い、中長期滞在しています。ゲストハウス、モーテル、ルームフォレントといった看板はすべて1000円程度で宿泊できるミニホテル。ホアンキエム湖まで徒歩10分~15分程度とアクセスもいいので、思い切って一泊してみるのもいいでしょう。きっと夜遅くまでアルコールに酔って楽しむことができるかと思います。
洗濯物はkgあたりで料金が決まります。スーツなどは不可

洗濯物はkgあたりで料金が決まります。スーツなどは不可

服飾、土産物店もあります

服飾、土産物店もあります

お洒落カフェも

お洒落カフェも

ゆっくりと午後のコーヒーブレイクを

ゆっくりと午後のコーヒーブレイクを

カオス的な通り

カオス的な通り

欧米人バックパッカーがこよなく愛するゲストハウスがいっぱい!

欧米人バックパッカーがこよなく愛するゲストハウスがいっぱい!

ニャーチュン(Nha Chung)通り


ハノイ大教会の正面から西に向かって走る通り。リークオックスー通りよりもまだ昔の面影が残り、素朴な家々が並んでいます。昔ながらの店が小ぢんまりと営業している一方、隣では小洒落た西洋チックのアパレルショップがオープンするなど、レトロとモダンが入り混じった不思議な光景にも出会えます。公園のような広場は子供やお年寄りたちの憩いのスポットとなっていて、ベンチで佇むベトナム人は微笑ましく感じます。ハノイ大教会を見学したあとに、ぶらりと散歩して、気になったお店をみつけたら、気軽に入ってみましょう。敷居はとても低いです♪
シクロも走る

シクロも走る

広場では夕方以降人が集まってくる

広場では夕方以降人が集まってくる

骨董品めいた品の数々

骨董品めいた品の数々

隣にあるお洒落レストランのボード

隣にあるお洒落レストランのボード

お土産店。こちらも老舗

お土産店。こちらも老舗

モダンな外観のアパレルショップ

モダンな外観のアパレルショップ

リークオックスー(Ly Quoc Su)通り


ハノイ大教会の東を通る道。途中ゴーフィン通りへ曲がることもできます。ニャーチュン通りと比べるとホアンキエム湖に近いせいか、観光色が強いお店を多く見かけることができます。ベトナム料理レストラン、雑貨店、マッサージ店などなど。それでいて現地人向けの大衆食堂や屋台も欠かさずあり、旅行者にとってはどちらの雰囲気も味わえる魅力的な道となります。ただし、観光用の電気自動車やシクロなどが断続的に走るので、通りを歩く際は注意が必要。ベトナム料理レストランでは北部名物をはじめ、ベトナム定番料理全般を堪能できます。行き交う雑踏を眺めながら、落ち着いて食事をとるのはいかがでしょうか。また、路地奥などは隠れ家的なスパになっていることも。こちらも要チェックです。
お店に入れ替わりも激しい

お店に入れ替わりも激しい

素朴な光景。ベトナムらしいです

素朴な光景。ベトナムらしいです

ブンボーフエ。中部料理です

ブンボーフエ。中部料理です

まさかのブランドショップ

まさかのブランドショップ

レストラン&バー。ツアーデスクも兼ねてます

レストラン&バー。ツアーデスクも兼ねてます

プロパガンダ関連グッズを集めた土産物店

プロパガンダ関連グッズを集めた土産物店

ニャートー(Nha Tho)通り


ハノイ大教会正面を通る短い通り。ニャートーとは「教会」という意味。まさに教会へ続く参道といったイメージ。ここで並ぶのは最近流行のブティックショップ、チェーン店として人気のカフェ、日系のお洒落雑貨店、外国人向けのベトナム料理レストランなどなど。ホーチミンのドンコイ通りのような、お洒落な雰囲気が漂う一角となります。どこの場所からも神々しく建つハノイ大教会をうかがうことができ、旅行気分に120%浸ることができます。日本人客が多いので、お店スタッフは日本語を話すこともでき、ビギナー旅行者も安心できるおすすめの通りです。現地の若者が足繁く通うアイス屋なども営業中。
ほとんどのお店が目新しい

ほとんどのお店が目新しい

フランスを感じさせる建物も

フランスを感じさせる建物も

日系の雑貨店

日系の雑貨店

ベトナミーズバッグはお土産に

ベトナミーズバッグはお土産に

日本語も明示されています

日本語も明示されています

日本人愛好家も多いイパニマ

日本人愛好家も多いイパニマ

ハンガイ(Hang Gai)通り


最後はハンガイ通り。旧市街に抜けることができる大通りです。近年このハンガイ通りが注目されてきており、トラベルガイドブックもこぞっとこの道を紹介するようになりました。このハンガイ通りは最近オーダーメイド店が増えてきて、中でもシルク生地を扱うお店が急増中。高級のお店もあるので、いくつか回って値段を訊いてみるのがいいでしょう。また、夜は店頭のショーウインドー越しに輝く優美なシルク服が美観となり、観光客の夜の散歩道としても人気があります。その一方、昔ながらの余韻も忘れていなく、夜限定で出没するお土産屋台や、老舗の古びた雑貨店にも人が集まります。この通りを一通り歩いたら、そのまま旧市街に入って、夜の旧市街を楽しむ観光コースがおすすめです。
夜のハノイでひと際光輝く道

夜のハノイでひと際光輝く道

オーダーメイド店は慎重に選ぼう

オーダーメイド店は慎重に選ぼう

比較的バイクタクシーもつかまえやすい

比較的バイクタクシーもつかまえやすい

昼間も夜も観光を楽しめる貴重なメインストリート

昼間も夜も観光を楽しめる貴重なメインストリート

昔ながらの家を改築した店が並ぶ

昔ながらの家を改築した店が並ぶ



いかがでしたか。近年旅行者の間でブームとなっているハノイ大教会周辺の道。ハノイ市街地にあり、ホアンキエム湖を拠点に出発すれば徒歩圏内。しかも隣は旧市街。ハノイ観光には最適のエリアとなります。ビギナー旅行者も旅通の人も、一度周辺散策をしてみてください。新しい発見に出会えるかもしれません。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2016-01-20

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