楽しく美味しく♪ ベトナムグルメ10の心得

知れば満足度120%! ベトナムグルメは奥が深い!


こんにちは、ベトナムナビです。異国の地で異国の料理を堪能するのは海外旅行を楽しむ醍醐味ですね。特にベトナム料理はヘルシー料理なので、ベトナムグルメを食べつくす旅も女性におすすめです。しかし、ベトナムにも最低限知っておかなければならないマナーや、知っているとさらに得する心得が存在します。「あれ食べておけばよかった」、「あそこに行っておけばよかった」などと後悔しないように、ここでしっかりグルメ計画を練りましょう♪


心得1:名物料理を知ろう


まずはベトナムを代表する名物料理を覚えておきましょう。日本にあるベトナム料理レストランにも決まってメニューにある料理ですが、もしかしたら日本人の舌に合うように味が工夫されているかもしれません。ベトナムで本当の名物料理の味を確かめてみましょう。



ベトナムと言えばフォーやバインセオ、生春巻が代表です。しかし、最近はさらに一手間加えたレストラン独自の創作料理が定番化しつつあります。同じ生春巻や揚げ春巻でも、お店が変われば具も異なり、さらに調理法も変わってきます。いろいろなお店で味を比べてみるのもおもしろいかもしれませんね。


フォー。肉は牛肉か鶏肉かを選べるところがほとんどです

フォー。肉は牛肉か鶏肉かを選べるところがほとんどです

バインセオ。南部名物と言われていますが、全国どこでも食べられるベトナムの定番料理となっています

バインセオ。南部名物と言われていますが、全国どこでも食べられるベトナムの定番料理となっています

生春巻。自分で巻けるレストランもあります。つけダレはヌクマムやお店独自のタレ

生春巻。自分で巻けるレストランもあります。つけダレはヌクマムやお店独自のタレ

揚げ春巻。具材はシーフード系や肉系などさまざま。お店が変わると味もかなり変化します

揚げ春巻。具材はシーフード系や肉系などさまざま。お店が変わると味もかなり変化します

心得2:1度は高級レストランに行こう


日本人観光客が滞在するホーチミン1区と呼ばれるエリア界隈には、伝統的なベトナム料理を味わえる高級レストランが幾つか点在しています。各国の要人や首相、大統領なども訪れたことのある名店もあります。
「でも、そんなレストランは高くて行けないよ」とお考えになっている方も大丈夫。どこも平均予算一人2000円から5000円程度なので、なんとか予算内ではないでしょうか。高級レストランならではの創作料理、接客対応、お店の雰囲気を一度は堪能してください。また、ほとんどのレストランではディナータイム時には伝統音楽の生演奏が行われます。弦楽器が奏でる民謡のような落ち着いた音楽を聴きながら、異国情緒を感じる時間をおくってください。

小泉元首相も訪れたマンダリンレストラン。コースでいただきましょう

小泉元首相も訪れたマンダリンレストラン。コースでいただきましょう

生演奏を聴きながら贅沢な時間を過ごせます

生演奏を聴きながら贅沢な時間を過ごせます

市民劇場から歩いて10分程度にあるホイアンレストラン

市民劇場から歩いて10分程度にあるホイアンレストラン

古き良きベトナムを感じます。ランチタイムは比較的リーズナブルです

古き良きベトナムを感じます。ランチタイムは比較的リーズナブルです

ビジネスマンの接待の場所としても利用されているマリナ

ビジネスマンの接待の場所としても利用されているマリナ

上階はセミプライベートルームです

上階はセミプライベートルームです

揚げ物もベトナム料理の定番です。中身はシーフード

揚げ物もベトナム料理の定番です。中身はシーフード

生春巻。庶民派料理も高級店ではこんな綺麗な盛り付けです

生春巻。庶民派料理も高級店ではこんな綺麗な盛り付けです

心得3:ご当地フードを知ろう


日本でもその土地の郷土料理があるように、ベトナムでもエリアによって名物が異なります。それを知らずに行くと、フォーや生春巻など王道だけ食べて終わってしまいます。せっかくの海外旅行。ベトナムでしか食べられない料理も堪能したいところですね。特に中部のフエやホイアンの料理は味付けもまったく変わってきますので、「これがベトナム料理なの?!」と驚くかもしれません。

ホーチミンからフェリーで90分のブンタウ。港町ということで名物はシーフードです

ホーチミンからフェリーで90分のブンタウ。港町ということで名物はシーフードです

カキやカニ、タコやシャコなどがおすすめ料理です

カキやカニ、タコやシャコなどがおすすめ料理です

ネムヌオンと呼ばれる中南部ニャチャン料理。生春巻に近いです

ネムヌオンと呼ばれる中南部ニャチャン料理。生春巻に近いです

チャーカー。揚げかまぼこですね

チャーカー。揚げかまぼこですね

ニャチャンの麺料理。スアと呼ばれるくらげが具に入っているのが特徴です

ニャチャンの麺料理。スアと呼ばれるくらげが具に入っているのが特徴です

ホイアン名物揚げワンタン。めっちゃおいしいです♪

ホイアン名物揚げワンタン。めっちゃおいしいです♪

ホワイトローズ。この土地で採水された水でしかこの味は出せないそうです

ホワイトローズ。この土地で採水された水でしかこの味は出せないそうです

カオラウ。元は日本人がうどんを伝えたことが由来とされています

カオラウ。元は日本人がうどんを伝えたことが由来とされています

フエ料理

各地方料理の中でもとりわけ現地人や外国人から支持されているのがフエ料理です。ガイドブックなどでは「宮廷料理」としてフエ料理が取り上げられていますね。フエの歴代皇帝が愛した料理の中でも高級の食材を使った料理が宮廷料理と呼ばれています。現在一般大衆で食べられるフエ料理は庶民派の方です。フエ料理は味付けが濃く、また片栗粉を餅状にしてエビのすり身を入れた料理が定番。他のベトナム料理とはまるで異なるので、是非食べてください。

コムセンと呼ばれる料理。中は蓮の実が入っている炒飯です

コムセンと呼ばれる料理。中は蓮の実が入っている炒飯です

もっちりとした食感です

もっちりとした食感です

丸太麺に牛骨スープがおいしいブン・ボー・フエ

丸太麺に牛骨スープがおいしいブン・ボー・フエ

心得4:屋台でB級グルメを食す


東南アジアと言えば路上に並ぶ屋台をイメージする人も。しかし近年の経済発展ぶりから、どんどん屋台が規制され、影が少なくなっています。そんな中でもベトナムは屋台がまだまだ健在です。おこわやライスペーパーを焼いたもの、チェーやワッフル、ココナッツジュースなど、屋台ならではのB級グルメを是非堪能してください。レストランで食べるよりも、もしかしたらおいしいかもしれませんよ。
さとうきびジュース。ヌック・ミアと呼ばれています

さとうきびジュース。ヌック・ミアと呼ばれています

おこわ。カラフルなご飯が特徴でしかも安い!

おこわ。カラフルなご飯が特徴でしかも安い!

東南アジアの定番ココナッツジュース。白い繊維も食べられます

東南アジアの定番ココナッツジュース。白い繊維も食べられます

ワッフル。なぜ?と思うかもしれませんが、市内中心によく出没します

ワッフル。なぜ?と思うかもしれませんが、市内中心によく出没します

心得5:庶民の食事を楽しむなら食堂へ


レストランばかり梯子しているようでは、ベトナムのグルメは語れません(笑)一般のベトナム人の庶民料理を彼らと一緒に食べてこそ、真のベトナムグルメ通でしょう♪食堂での注文方法は主に2つ。1つはショーケース並んでいる惣菜を指差しで注文するタイプです。1~3品程度頼みましょう。ご飯とスープは無料でついてきます。もう1つは専門店です。フォーならフォーしか売っていないので、席に座れば出てきます。細かな注文もできるのですが、外国人だと分かるとおすすめが自動的に出てきます(^^)
人気の食堂は昼時はいつもいっぱいです

人気の食堂は昼時はいつもいっぱいです

ご飯の上に惣菜がのっています。これがベトナム人の庶民派スタイルです

ご飯の上に惣菜がのっています。これがベトナム人の庶民派スタイルです

油をたくさん使っているので、ヘルシーではないかも…でも味はうまいです

油をたくさん使っているので、ヘルシーではないかも…でも味はうまいです

コムタムと呼ばれる砕きご飯が小さな食堂の定番です。骨つき豚肉がのっています

コムタムと呼ばれる砕きご飯が小さな食堂の定番です。骨つき豚肉がのっています

食堂で食べると、本当に異国の雰囲気に浸れます

食堂で食べると、本当に異国の雰囲気に浸れます

心得6:おしぼりは有料。お茶は……

食堂では基本おしぼりは有料です(25円くらい)。ですので、請求されてもぼったくられてはいません。また、日本ではおひやが無料ででてきますが、ベトナムでは水はミネラルウォーターなので有料です。その代わりお茶(チャ・ダー)は無料のところがほとんどです。ただし、すべてではなく、お茶も10円程度請求される場合があります。なんで?と思うよりかは、そういうものなんだ、と大らかな心でお金を払ってください(^^)

心得7:基本、支払いは現金がお得


料金の支払いは基本は現地通貨であるベトナムドン(表記:VND)で行いましょう。クレジットカードの場合は、手数料が多くとられるケースがあります。また、メニューにドル表記されているところはドル払いも可能ですが、原則ベトナムの法律でドル払いは違法のようです。また、レートも悪いのが常なので、損してしまうでしょう。また想像通りトラベラーズ・チェックが使えるレストランはほぼゼロです。
レストラン側はドルを歓迎してくれるのがほとんどですが…

レストラン側はドルを歓迎してくれるのがほとんどですが…

カードはあまりおすすめしません

カードはあまりおすすめしません

心得8:多国籍料理を食べよう


ベトナムに来たからといって、ベトナム料理しか食べたらいけないわけではありません。むしろ世界中の料理をリーズナブルに食べられるチャンスです。特にホーチミン市内には欧米人もたくさんいることから、和洋折衷のレストランが揃っています。イタリアンパスタや日本食をはじめ、レバノンなどちょっと変わった料理も堪能してみてください。
スパゲティはベトナムでもメジャー

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懐かしの味を求めるなら和食へ

懐かしの味を求めるなら和食へ

フレンチもリーズナブルな価格で食べられる

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インド人が作る本場のインドカレー

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中華、台湾料理もおすすめ

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レバノン料理は世界に影響を与えている料理ということをご存じでしたか

レバノン料理は世界に影響を与えている料理ということをご存じでしたか

心得9:食べ物でお腹を壊さないように


ベトナムのレストランは衛星が悪く、清潔なものしか口にしていない日本人にとっては、なにでお腹を壊すか分かりません。高級レストランであっても、野菜を洗ったときに付着する水滴でお腹を壊すこともありますし、水の氷も要注意です。しかし、実際問題どの料理のどの食材でお腹をくだしたかは分かりませんので、いちいち気にしていたらなにも食べることができません。ただし、食堂の場合はスプーンやフォークなどの食器はティッシュで拭くなどして、最低限の対策は講じておきましょう。
食堂は基本衛星問題があります

食堂は基本衛星問題があります

揚げものも汚い油を使用していたらお腹を壊すかも

揚げものも汚い油を使用していたらお腹を壊すかも

心得10:迷ったときはフードコート


市内にはレストランが数多く点在して、探すのに困ることはないでしょう。しかし、「予算が限られてきた」という方もいますね。ベトナムのレストランは基本店内に入り、席に座ってはじめてメニューの料金が分かります。ですので、「予想していたよりも高い…」、「お金が足りないかも…」という事態に見舞われるケースもあるのです。そこでおすすめなのがショッピングセンター内にあるフードコート。どこも料金の入ったメニューを気軽にチェックできます。またベトナム料理をはじめ、イタリアン、タイ、日本食など有名どころの外国料理レストランも入っています。
マリア教会裏手にあるダイヤモンドプラザ

マリア教会裏手にあるダイヤモンドプラザ

フードコートは昼時は半端ない混みよう。ベトナム料理、フエ料理がメインです

フードコートは昼時は半端ない混みよう。ベトナム料理、フエ料理がメインです

ビンコムセンター。市民劇場から徒歩2分程度です

ビンコムセンター。市民劇場から徒歩2分程度です

ベトナム料理から外国料理、パン屋などの軽食も食べられます

ベトナム料理から外国料理、パン屋などの軽食も食べられます

コロニアル建築のユニオンスクエア

コロニアル建築のユニオンスクエア

どこもメニュー表が店頭にあるのが嬉しい

どこもメニュー表が店頭にあるのが嬉しい



いかがでしたか。ベトナムグルメを楽しく、そしてより一層おいしくするための心得10を紹介しました。ベトナム料理は幅が広く、麺料理一つとっても種類はいくつもあります。滞在中どれだけたくさんの料理を食べられるかを友達同士で競ってみるのも面白いかもしれませんね。以上、ベトナムナビがお届けしました。





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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2014-05-14

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