ナビが突撃インタビュー!「ぶっちゃけちゃって、くだサイゴン♪」第11回

ナビが突撃インタビュー!「ぶっちゃけちゃって、くだサイゴン♪」今回はブティック「anan」店長として奮闘する太田まりこさん!

シンチャオ★みなさん、こんにちは。ホーチミンよりベトナムナビです。ここベトナムという国は、とにかく女性が目立つ国。よく働くのも女なら、威張っているのも女、美しくてかっこよくってたくましい女たち。そんな「女が主役の国ベトナム」で活躍する日本人女性にナビが根掘り葉掘り聞いてみたい!ナビの突撃インタビューその名も「ぶっちゃけちゃって、くだサイゴン♪」今日はホーチミンにあるお客さんのほとんどがベトナム人という地元で愛されるブティックで店長として奮闘する太田まりこさんにあれこれ聞いてみようと思います、それではまりこさん、いろいろ聞かせてくだサイゴーン(^o^)丿

太田まりこさん  ブティックanan店長  年齢25歳

ナビ-ベトナムに来て何年ですか?

まりこさん-2年半くらいになります。

ナビ-まりこさんがベトナムに来られたきっかけを教えてください。

まりこさんー学生時代に旅行で一度来て、その時にホームステイをしながら日本語教師のアシスタントプログラムを受けたんです。それは1週間くらいの短いものだったんですけれど現地の人たちと触れ合ってその気さくさや優しさに魅かれて大好きになちゃって。それで卒業後すぐに日本からこちらの旅行会社への就職を決めて来越したんですけれど、その時はただただベトナムへ来ることが目的といった感じでした!

ナビ-先日インタビューに答えてくれた方もそうだったんだけど、旅行に来て現地の人に触れる機会があってその時の感激が忘れられないということが、人生の大きな転機につながったりすることがあるものなんですね~~。

ナビー今されているお仕事は何ですか?

まりこさん-ブティックを日本人の方と共同経営していて、店長も務めています。
まりこさんが店長を務めるブティック「anan」は、働く女性をターゲットに展開するレディースウェアのお店。お客さんのほとんどが現地のOLさんたちということもあり、清楚で可憐な越女ファッションを日本の縫製の技術で作り販売しているお店です。

ナビ-今のところブティック「anan」は、ベトナム人のお客さんがほとんどということなんですけど、ここのお洋服は少なからずこちらの人たちにとっては高級品だと思うんですよね、それで一体どんな方が実際に買って行かれるんですか?やっぱりお金持ちの方なんでしょうか…?

まりこさん-実際に買っていかれるのは働いてる女性という感じの人が多くて、ベトナム人の性質っていうんでしょうか、買う時は「えいっ!」っと思い切った買物の仕方をされる方も少なくないですよ。それからやはりこちらは口コミの文化なので、買ってくれたお客さんが友達を連れて来てくれたりなんてこともよくありますね。あとは日本に興味を持ってる方もどこからか「日本人がやってるブティックだよ~。」ということを聞きつけて来てくれたりするんです。そういう方は「日本製や韓国製のものは物がいい。」と分かってくださっているんですね。

ナビ-接客などしてて困ったこととかありますか?
まりこさん-そうですね~、よく値引き交渉が繰り広げられてウンザリすることは正直言ってありますね。(笑)だけど最近では「これがベトナムの文化で、こうやってベトナム人の人たちは買い物するものなんだ。」って思うようになってきたんですよ。

ナビ-なるほど~。ナビはベトナム人ではないですけれどよく値引き交渉をあちこちで繰り広げてしまいますけどネ。(笑)
ナビーまりこさんにとってベトナムという国は、どんな国ですか?

まりこさん-自分を成長させてくれる刺激がたくさんある国です。日本ではあまり無くなった近所づきあいとかこちらでは結構ありますよね。(笑)それからお店のスタッフとの言葉のやりとりでどうやって一緒に生活していくかを考えることで鍛えられていくんですよ~!

ナビ-この辺から「ぶっちゃけちゃって」もらいましょう。ズバリお給料はいくらですか?それから住んでるところの家賃はいくらですか?

まりこさん-お給料は日本円で言うと今は8万円くらいです。家賃はRoom for rentで150ドル。

ナビ-彼氏はいますか?理想のタイプはどんな人?

まりこさん-残念ながら、いませーん。(笑)理想のタイプですか…落ち着いて物を考えられる方、自分を客観的に見て鍛えてくれるような方がいいですね。

ナビ-まりこさんの趣味は何ですか?

まりこさんー今は仕事が趣味ですね。

ナビ-素晴らしい!ナビと一緒です!(笑)

まりこさん-日本にいた時には料理だったんですけどね、今は時間が無くて。しいて言えばベトナム料理をたくさん食べることでしょうか。

ナビ-特に好きなベトナム料理は何?

まりこさん-バインセオですね。野菜に包んでガツガツ食べられるところがいいんですよ~!

ナビ-ベトナムへ旅行で来られた方に一番おススメの場所はどこですか?

まりこさん-カンザーですかね。ホーチミンから車で2時間ぐらいの、マングローブの林がある場所です。以前ツアーで行った時ボートクルーズがすごく楽しかったんです。

ナビ-ホーチミンで一番おススメのレストランは?

まりこさん-「フーンライ」が一番好きです。旅行の方にもおススメしたいレストランですね。ローカルすぎないし、いつ行っても優しい味がすると思います。

このコーナーにたびたび名前が登場するベトナム料理レストラン「フーンライ
野菜がたっぷりと使われ、素材そのもののおいしさを引き出すための様々な工夫が凝らされたベトナム料理は、リピーターや在住者にもファンが多い確かな味。リートゥーチョン通りと便利な立地ながら店内は静かでのんびりした雰囲気なので、ドンコイ通りでショッピングにエキサイトした後などなど落ち着いてゆったりと食事するのに、とってもおススメできるレストランです!

ナビ-ホーチミンで一番おススメのSPAは?
まりこさん-1回しか行ったことないけど、「SEN SPA」。雰囲気がゴージャスでした~!

ナビ-まりこさんイチオシのベトナムみやげは何ですか?

まりこさん-ベンタイン市場で売ってるお菓子とかよく買っていきますね、外側がココナッツで中身はピーナッツのパフパフした食感なんです。1袋500gで4万ドンくらいです。他には刺繍小物ですかね、安いのだったらやっぱりベンタイン市場にもありますし、パスター通りにある「テウテウ」さんの刺繍の小物とかは物がいいな~と思いますよ。

ナビ-まりこさんから見て、ベトナム人のいいところ、悪いところはどこだと思いますか?

まりこさん-いいところは、陽気な人が多いところです!これは特にホーチミンだからかもしれませんが。(笑)悪いところは、ごまかすところ、自分の非をなかなか認めないところですかね~、言い訳されると言い返せないでやられてしまうこともあったりして。(笑)

ナビ-ベトナム語が上手そうですよね、難しいことで有名なベトナム語がうまくなるコツってありますか?

まりこさん-実践ですね、頑張って使うこと!この国はちょっと何かを尋ねただけで耳を傾けてくれるので道なんかでも誰かと会話する機会を持てる国だと思うんです。

ナビ-最後に、まりこさんの夢は何ですか?

まりこさん-…今、目の前のことで精一杯といった感じで、正直答えることがないかもしれません。将来先のことよりも「とにかく今!」です。(笑)でもそうですね~、ベトナムとはずっと関わっていきたいと思います。例えば今後日本に戻ることがあってもベトナムの人と関わることを続けて行きたいなと思います!
20代とはとても思えない、落ち着いた口調で、いろんなお話を聞かせてくれたまりこさん。「とにかくベトナムが好きで、今ここでこうやって生きていることが素晴らしい!」という内面から溢れ出すような充実感が会話の中から伝わってきます。生き生きしてる人と接すると、こちらまでポジティブなエネルギーがもらえるから不思議。まりこさん、これからもそのひたむきな情熱で、大好きなベトナムのために頑張ってくださいね!以上、ブティック「anan」店長、太田まりこさんの「ぶっちゃけちゃって、くだサイゴン♪」ベトナムナビがお伝えしました~。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2009-11-24

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