ナビが突撃インタビュー!「ぶっちゃけちゃって、くだサイゴン♪」第10回

ナビが突撃インタビュー!「ぶっちゃけちゃって、くだサイゴン♪」今回は「ベトナムキルト」でインターシップ生として勉強中の横田さん!

シンチャオ★みなさん、こんにちは。ホーチミンよりベトナムナビです。ここベトナムという国は、とにかく女性が目立つ国。よく働くのも女だから、威張っているのも女、美しくてかっこよくってたくましい女たち。そんな「女が主役の国ベトナム」で活躍する日本人女性にナビが根掘り葉掘り聞いてみたい!ナビの突撃インタビューその名も「ぶっちゃけちゃって、くだサイゴン♪」今回は「ベトナムキルト」でインターンシップ生として勉強中だという横田有香さんにインタビュー。ユカさ~ん、いろいろ話してくだサイゴーン\(^o^)/

横田有香さん  インターンシップ生  年齢22歳

ナビ-ベトナムに来て何年ですか?

ユカさん-ちょうど5ヵ月ですね。

ナビ-ベトナムに来られたきっかけは?

ユカさん-将来国際社会で活躍できる人材を育成しようという目的のAIESEC(アイセック)という学生団体に所属していて、海外からやってくる学生たちと交流をしている中で出会ったベトナム人のメンバーに感銘を受けまして、それがきっかけでベトナムに来ることになったんです!

ナビ-将来国際社会で活躍できる人材を育成しようですか…。色んなサークルがあるんだね~。ユカさんに感銘を与えたのがベトナム人の方だったっていうことだけど、具体的にはどんなところが素晴らしかったのかな?

ユカさん-AIESEC(アイセック)は元々60年以上前にフランスで設立された団体なんです。日本では安倍元首相や小泉元首相も参加したことがあるんですよ!だけどベトナムでは2年前にできたばかり。まだまだ発展途上の厳しい環境の中参加してくるメンバーたちっていうのは、「自分の国、自分たちの社会にこれからもっともっと貢献していきたい!」っていう問題意識の強い熱いものを感じられて、そんな時期に日本でやってたドラマの「ドク」を見て、「もう、ベトナムが私を呼んでいる~~~!」って思っちゃったんです。(笑)

ナビ-「ドク」!!!ありましたね~、スマップの香取クンが主演したベトナム人留学生のお話だったような。今見たら突っ込みどころ満載なんだろうナァ…。(笑)

ナビ-今されているお仕事は何ですか?

ユカさん-フェアトレード製品であるキルトの販売とプロモーション活動をボランティアでしています。
ユカさんが働いているショップ「ベトナムキルト」は、メコンデルタ地域の貧しい女性たちの自立支援に貢献するため利益追求を目的としない運営を行っています。手先の器用なベトナムの女性たちの手で作られたパッチワークの質の良さが評判で、欧米人のお客さんや駐在員の奥さまたちからとっても評判のいいお店なんですヨ☆
ナビ-ユカさんにとってベトナムという国は、どんな国ですか?

ユカさん-う~ん、一瞬「第二の故郷」とも思ったんですけど~、私前にカナダにも留学していたことがあってそこにも第二の家族がいるんでベトナムは「パートナー」みたいな感じでしょうか。

ナビ-この辺から「ぶっちゃけちゃって」もらいましょう。ズバリお給料はいくらですか?

ユカさん-ボランティアなのでお給料ではないんですけれど、「謝礼」といった形で月に200ドルいただいています。そのうち125ドルが家賃なので、それでほとんど消えてしまいますね。

ナビ-勉強させてもらってるっていう感じなのかな?若いからできることだよね~~~、エライ!ナビは無理です。(笑)

ナビ-彼氏はいますか?

ユカさん-今いないんですよ~。

ナビ-え~、ユカさんこんなに可愛いのに?何で??

ユカさんーほんまですよ~。(笑)

ナビ-自分で言ったね、言っちゃったね。(笑)好みのタイプはどんな人ですか?ほら、これ見てどなたか立候補してくださるかもしれないから念のため。

ユカさん-器の大きい人がいいですね、それから背も高くないとヤです!

ナビ-アイセックのお話聞いていた時とは打って変わって22歳らしい意見ですね。(笑)

ナビ-ユカさんの趣味は何ですか?
ユカさん-日本にいた時は遺跡めぐりでした。他には美術館めぐりも好きで、文化に興味があるのでそういうことがしたくてわざわざ京都の大学に行ったんです。

ナビ-今ベトナムに住んでいての趣味はどんなことですか?

ユカさん-ベトナムでは~、ネットサーフィンしちゃいますね~。(笑)それからやっぱり旅行です!

ナビ-しちゃいますよね~。活字に飢えるからかなぁ…。

ナビ-ベトナムへ旅行で来られた方に一番おススメの場所はどこですか?

ユカさん-ファインティエット。私が行った中で一番キレイな場所でした。NGOの関係で行って42キロのサイクリングやらされたんですけど、すごく楽しくて。ニャチャンのビーチとかも有名ですけど、私はファインティエットの方が好きですね~。

ナビ-ホーチミンで一番おススメのレストランは?ローカルグルメでもいいから教えて!

ユカさんー「ベトナムキルト」の5軒先にある名前もないようなビンヤン(定食屋)です。

ナビ-あ、あそこいつも地元の人たちで混んでるよね!

ユカさんーそうそう、あそこの「ゴーヤと卵の炒め物」と、「豚の角煮」が大好き♪それからやっぱり「ベトナムキルト」の前にある青空カフェのおばちゃんが作る「カフェスアダー(練乳ミルク入りコーヒー)」がサイコーです!帰国したら間違いなく一番恋しくなるものでしょうね。

ナビ-カフェってさぁ、お店とか作る人によって味が違うんだよね~。

ユカさんーここのおばちゃんのは、コーヒーとミルクと氷の分量が絶妙なんですよ~、それで一杯6千ドン。おススメです!

ナビ-ユカさんイチオシのベトナムみやげは何ですか?

ユカさん-スーパーで売っているバインセオの粉です。

ナビ-え、面白いね、買ったことない。ユカさん作ったことある?

ユカさん-はい、簡単ですよ、おいしく作れますからお土産におススメです。
ナビ-ユカさんから見て、ベトナム人のいいところ、悪いところはどんなところだと思いますか?

ユカさん-そうですね~、いいところは外国人だとしても困っていたら助けてくれるところですかね、親切というか。それが度を過ぎる時はありますけれど。(笑)悪いところは、あまり外を見ていないところ、同じ学生でも随分と自立できていないように感じることがあるんです。

ナビ-「自立できてない。」なるほど、「自立」の定義って広いと思うんだけれども、具体的にはどんな時にそう感じるの?

ユカさん-例えば家には絶対に9時までに帰らなきゃいけないとか、今まで旅行したことないとか、自分の街から出たことないとか、同じ大学生なのに驚くような話を聞いたりして。あんまり外を見ないと井の中の蛙になってしまうと思うんですよね~。

ナビ-なるほど。文化的違いや個人差もあるんだろうけど、それにしても今時あまりにも…っていうのはこの国にはまだありそうだよね、日本でも最近では海外に出たくない「草食系」なる若者が増えてるって話だけど本当なのかな?

ユカさんー旅行で行くのはいいけど、住むのはちょっととか聞きますね、まぁ日本の場合、海外が身近になりすぎたっていうのはあるかもしれませんけれど。いつでも行けるからいいやみたいな感じで。
ナビ―英語がかなり上手そうですが、うまくなるコツってありますか?

ユカさん-単純には外国人の友達を持つことだと思いますけれど、私の場合は洋楽に興味を持ったことから英語をはじめて歌う練習でリズムや音として捕えていったって感じです。

ナビ-最後に、ユカさんの夢は何ですか?

ユカさん-とりあえずは、これから帰国して就活です。今まで自分はJAICAとかNGOでの仕事に興味があったんですけれど、実際にNGOで働いてみて自分にはもっとビジネスキャリアが必要だなということを実感したので商社や貿易関係の企業で働いてみたいと今では思っているんです。それから大きくは「常に自分だけのストーリーを持っていたい!」それを何かしら発信していける人になりたいんです。自分に語れるものがあれば自信になるし、人との繋がりにも広がっていくと思うからです!
キラキラした表情で人生を熱く語ってくれたユカさん、素直に「若いって素晴らしいことだな…。」と思わせられてしまいます。ハキハキとした爽やかな自己主張の中に希望の光がたくさん詰まっているように感じるのは、その根底に隣国の人たちへの思いやりが溢れているからなのかもしれません。いったんは帰国するけど将来的には、できればずっとベトナムとも関わっていきたいと言うユカさん、きっとこの国もユカさんのような共に成長できるパートナーを歓迎してくれるでしょう。頑張ってくだサイゴン☆ナビも応援していますね!以上、「ベトナムキルト」でインターシップ生として奮闘中の横田有香さんの「ぶっちゃけちゃけちゃってくだサイゴン♪」ベトナムナビがお伝えしました~(*^_^*)

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2009-10-27

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