「女ふたり100ドルポッキリの旅!」第1回:ベトナムのハワイ(?)ブンタウへ!(後編)

全行程を2人分100ドル以内におさめ、かつ、食も観光もショッピングもたっぷり楽しめる旅、後編!

こんにちは。ベトナムナビのアイドル的存在(自称)・ナビゴンと、女ふたりでブンタウ満喫中の、とよぞうです。予算はふたりでたったの100ドルポッキリ!にもかかわらず、今までのところ我慢せずにたっぷり楽しめてます。観光にディナーに、ブンタウの楽しみはまだまだこれから!さあ、後半も飛ばしてまいりますよ!!!

15:30 「くじらの神様」に会いに行こう! 現在の残金:1,134,500 ドン

ホテルで休息をとった後、ブンタウの海岸に打ち上げられたというクジラの「骨」を祀ってある「タンタム廟」に行ってみることにしました。ホテルから徒歩15分、派手な意匠のお寺が見えてきましたよ。
「南海翁陵」、通称クジラ寺。建物の奥に入ってみると確かにありました、でっかい骨がどーんと!!・・・これが「南海将軍」と呼ばれたクジラの神様なの?どうみてもただ積まれているだけのでっかい骨。説明書きも見当たらない。いや~、なんともベトナムチックです。
暑いベトナム、ちょっと歩くだけでかなり体力が消耗します。このお寺、とっても静かで落ち着くなぁ~。ちょっと休憩。

16:00 おフランスの香り漂う洋館へ♪ 現在の残金:1,134,500 ドン

なんでもブンタウには仏領時代に建てられた洋館があるとか。女子としては聞き逃せません。閉館まであと1時間。急がなきゃ!タクシーを飛ばして向かったのは「ホワイトパレス」と呼ばれる元フランス総督の白亜の別荘。その後もベトナムの皇帝や大統領が使用していたそうです。
<意匠が完全にヨーロッパ風ですね~>

<意匠が完全にヨーロッパ風ですね~>

★★★タクシー代(タンタム廟→ホワイトパレス):22,500 ドン
★★★ホワイトパレス入場料(2人分):10,000 ドン

なんて歴史的なことはよくわかりません。あくまで「女子旅」にこだわるナビゴン&とよぞう。とにかく「おフランスな雰囲気にひたりたい!」建物のあちこちで遠い昔に思いを馳せるのでした・・・
<2階窓からの眺め>

<2階窓からの眺め>

<気分は「おフランスの貴婦人」?>

<気分は「おフランスの貴婦人」?>

16:30 夕日をながめながら、散歩でも 現在の残金:1,102,000 ドン

夕食までまだ時間があります。ホワイトパレスを出て中心街に向かいながら、ゆっくりとフロントビーチ側を散歩することに。どの観光スポットでも感じたことですが、ブンタウは街全体が「ゆったり」しています。傾きつつある太陽を眺めながら、気ままにぶらぶら歩く。そういう「ゆったり感」がとっても似合う街。
<夕方なのに、まだたくさんの人が泳いでいました>

<夕方なのに、まだたくさんの人が泳いでいました>

途中、路上カフェでお茶を飲みながら、変わりゆく空をボ~ッと眺めます。大都会・ホーチミンシティから僅か1時間半のこの地に、あぁ、とっても癒される・・・
と、すっかりなごみモードだったのに、いざ会計時、この路上カフェ!通常価格の何倍もの値段を吹っかけてきました!!実は最初の移動「船着場からホテル街まで」のタクシーもメーターが異常に早く上がってあっという間に2倍の料金に。悲しいかな女子、運転手は男。暴力沙汰になったらやっぱり怖いので、あの時はメーターより少し安く渡したにとどまりましたが、今度はナビゴン、黙っていません。お店のオバチャン相手に炸裂!
「こーのーおーちゃーは、いーくーらー!?!?」
ものすごい迫力です。結局、値段は半額になりました。ナビゴンのアイドル的存在(自称)像がどんどん崩れていく・・・
<教訓。ベトナムでは、やっぱり「頼む前の料金確認」は必須です~>

<教訓。ベトナムでは、やっぱり「頼む前の料金確認」は必須です~>

★★★路上カフェ代(アイスミルクコーヒー、お茶):9,000 ドン

17:30  本日のメイン!ディナーは豪華に♪ 現在の残金:1,093,000 ドン

そんな波乱の一幕(!?)もありましたが、旅は楽しく続きます。さあ、今日のメイン、ディナータイムですよ!お金もまだまだ余裕だし、ちょっと贅沢しちゃえ!
「どうせなら、ガイドブックに載ってないところにしようかな」日が落ちかけてすっかり涼しくなったなか、歩きながらゆっくり探すのがブンタウ流。心配しなくても、中心街にはレストランが結構あります。お!あの遊園地みたいな外観のレストラン、面白そう!
「LANG RUNGレストラン」。内装もリゾート色満点で、旅の気分を盛り上げます。さあ、新鮮なシーフードをどっさり食べるぞ!!
<こんなにたくさん食べても十分予算内♪>

<こんなにたくさん食べても十分予算内♪>

<ぷりっぷりのエビ焼きそば>

<ぷりっぷりのエビ焼きそば>

<鶏肉のにんにく炒め>

<鶏肉のにんにく炒め>

<カニのから揚げ“LANG RUNG風”>

<カニのから揚げ“LANG RUNG風”>

<念願のカニ、絶品~~♪>

<念願のカニ、絶品~~♪>

おいしい料理にビールが進みます!お代わりに黒ビールまでしっかり飲んで、納得価格のディナー!すっかりお腹いっぱい&心地いい酔い。ホテルに戻ってまったりしましょう。そしてブンタウの夜は更けていくのでした・・・

★★★ディナー代:合計339,000ドン
(内訳) :カニのから揚げ“LANG RUNG風”(500g):140,000 ドン
(内訳) :エビ焼きそば:48,000 ドン
(内訳) :鶏肉のにんにく炒め:45,000ドン
(内訳) :カニスープ:13,000 ドン
(内訳) :シーフードスープ:15,000 ドン
(内訳) :タイガービール2本:26,000ドン
(内訳) :黒ビール2杯:48,000ドン
(内訳) :おしぼり2個:4,000ドン

2日目7:00 朝のビーチをぶらぶら散歩 現在の残金:754,000 ドン

昨日は早く寝たせいか、ずいぶん早くに起きてしまいました。朝食の場所を探しがてら、ビーチを散歩。早起きは三文の得ですね!人のまばらなビーチは昨日よりキラキラと透き通っていて、思わずかけこんじゃいました。
<ホッとする風景>

<ホッとする風景>

<朝の海の冷たさが、目覚めをシャッキリさせます!>

<朝の海の冷たさが、目覚めをシャッキリさせます!>

<旅の思い出に。お部屋のディスプレイにしよっと♪>

<旅の思い出に。お部屋のディスプレイにしよっと♪>

8:00 この旅いちばんの贅沢?!思わず豪華な朝食に! 現在の残金:754,000 ドン

現在、残金約75万ドン。ホテル代+船着場までのタクシー代+ホーチミンシティーまでの水中翼船代で60万ドンちょっと残すとして、朝食で10万ドン以上も使える!うーん、まったく「切り詰め感」がない旅だったのに、まだ贅沢できるなんて♪さて、どこで食べようかな・・・
<バックビーチから少し中に入っただけで、たくさんお店があります>

<バックビーチから少し中に入っただけで、たくさんお店があります>

「女ふたり100ドルポッキリの旅!」第1回:ベトナムのハワイ(?)ブンタウへ!(後編) ブンタウ郊外旅行
偶然、カニ売りのバイクに遭遇!
「うわ~、おっきくておいしそう!」「昨日のから揚げもよかったけど、やっぱり蒸したカニも食べたいよねぇ!」「でも、どこで調理するの?」なんて目を輝かせながら相談するナビゴン&とよぞうに、カニ売りのおっちゃんは「そこのレストランで調理してくれるよ」と優しく教えてくれました!!ヤッタ、ラッキ~!!思わず豪華な朝食になりそうです!!
カニのお供に、やっぱりビールは必須でしょ~!てことで、朝の8時から一杯やってしまいました。なんか、ナビゴン&とよぞうってば「女子」を強調しながらも、旅の間、ず~っと飲みまくり???・・・ま、いいよね!旅は特別♪それより見てくださいよ、このカニミソ!幸せすぎて、思わず笑ってしまいます~。
★★★朝食代:合計129,000ドン
(内訳) :カニ(900g):70,000ドン
(内訳) :カニ調理代:10,000ドン
(内訳) :チャーハン:25,000ドン
(内訳) :333ビール2缶 :24,000ドン

9:30  そうそう、せっかくの海、泳がなくちゃ!! 現在の残金:625,000 ドン

そういえば、海の街・ブンタウに来たというのに、さっき足をつけただけでちゃんと泳いでませんよ。最後のビーチを満喫しちゃえ~!
「女ふたり100ドルポッキリの旅!」第1回:ベトナムのハワイ(?)ブンタウへ!(後編) ブンタウ郊外旅行 <子供のようにはしゃぐとよぞうを激写するナビゴン>

<子供のようにはしゃぐとよぞうを激写するナビゴン>

11:30 お世話になりました!ホテルチェックアウト 現在の残金:625,000 ドン

楽しい旅も、お金が底をつくのと同時に、終わりが近づいてまいりました。そろそろ船着場に向かわなければいけません。ホテルチェックアウト時に、パスポートを返してもらうのを忘れずに~。
★★★ホテル宿泊費(ツイン1泊):300,000 ドン

11:45 さらばブンタウ、また会う日まで♪ 現在の残金:325,000 ドン

タクシーで船乗場に着いてすぐにチケット売り場に向かうと、12時出発のチケットを購入することができました。
★★★タクシー代(ホテル→船乗場):20,000 ドン
★★★ホーチミン行き水中翼船チケット代(片道2枚):280,000ドン
乗船まであと15分です。タクシー代とボート代を支払って現在残金25,000ドン。あら、ボートの待合場所にレストランがあるじゃないですか。ってことで・・・買っちゃいました。ビア333!!
★★★333ビール2缶 :24,000ドン

★見事、残金1,000ドンです!「100ドルポッキリ旅」、大成功!!!!!
成功のヒケツは安くてきれいなホテルを見つけることができたからでしょうか。ここで予算をぐっとおさえた分、まったく無理せず、観光もシーフードも充実!の楽しい旅になりました。今度来るときは、ビーチでのんびり本でも読もうかな。物売りの声をBGMに。その時まで、変わらず「ゆったり」していてね、ブンタウ。以上、「ナビゴン&とよぞうふたり旅」報告でした!
<成功を祝って!カンパ~イ!>

<成功を祝って!カンパ~イ!>

その他情報

レポーター: とよぞう  年齢: 微妙なお年頃 出身地: 関西 滞在歴: 2007年〜 コメント: 自分を探さず生きてきたらいつの間にかベトナムにいました(椰子の実)。 シリーズ名: とよぞうの「サイゴンなんでも見たるねん」  
関連タグ:ブンタウ郊外旅行

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2008-09-08

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