ダナン国際空港

こんにちは、ベトナムナビです。近年右肩上がりで外国人観光客が多くなっているのがベトナムの中部地方です。日系某大手旅行会社では、2016年のゴールデンウィークではホーチミンに次いで2番目に予約数が多く、ハノイを抜いたのは今回が初とのこと。世界遺産が各地に散らばる中部旅行では、大都市ダナンにまず行くのがベスト。そこで、今回はほとんどの中部旅行者が利用する「ダナン国際空港」をご紹介したいと思います。

ダナンに降り立ったら市街地に出る準備を

まずはダナン国際空港に到着したら、荷物をピックアップしたのち、到着ロビーを出ます。国際空港といっても、国内線も国際線も同じターミナル（建物）なので、ハノイやホーチミンから乗り継いで来た旅行者も、成田や羽田から直行便で来たお客様も出口は同じとなります。

空港には公共バスもシクロもバイクタクシーもありません。四輪のタクシーのみとなりますので、まずはタクシーに乗って市街地へ向かいましょう。約15分程度です。また、ロビーを出ると、携帯電話とシムカードを買えるお店や両替商、ATMがあります。こちらも必要に応じて利用してください。

国際キャッシュカードを持っていれば、ATMでお金をおろせます

ここで携帯電話や現地のシムカードを購入できます

飲食店と土産店も併設の出発ロビー

出発ロビーは広々とした面積。2014年に改修工事が完了してから御覧のような清潔なフロアとなりました。さらに政府は2020年、2030年と拡張工事の計画を打ち出しており、今後ますます期待できる国際空港へと変わることかと思います。出発ロビーには正面にチェックインカウンターがあり、左右にはカフェと軽食とれる飲食スペースがあります。飲食スペースではフォーや生春巻きといった名物がありますので、食べ忘れた方は最後の晩餐をここでとりましょう。カフェは冷房が効いているほか、WiFiを無料できて、なおかつ高速ですので、スマホを弄りたい方や、パソコンでネットを利用したい方はここに立ち寄りましょう。

また、ベトナム航空、ジェットスター、ベトジェットエア3社のチケットカウンターも併設しています。搭乗券の変更手続きや手配を請け負ってくれますので、利用するつもりがない人でも、空港内に窓口があることだけは覚えておくと、いざというときに助かります。ちなみに、航空会社の支店窓口はダナン市内にはほとんど見かけません。町全体がそこまで観光地化されていないことか確認しておいてください。

青のアオザイはベトナム航空		電光掲示板でフライトがオンタイム（定刻通り）かチェックを
こちらでフォーや生春巻きを食べられます		受託手荷物の最終チェックも

チェックインカウンターの注意事項

中部旅行が終わって空港へやってきたら、まずはチェックインカウンターで搭乗券を入手しましょう。また、ダナンの特産であるマントムなど発酵調味料をお土産に買った方は要注意です。匂いが強いものは、たとえ受託手荷物であっても預けることができなく、見つかった場合は問答無用で没収されます（ヌクマムはケースバイケース）。割れても匂いが漏れないように発泡スチロールなどに収めたうえで、ガムテープでぐるぐる巻きといった処置を施しても、没収されることもあります。

搭乗時間までの過ごし方

セキュリティを通過後は、搭乗ゲートへ行くことになりますが、ダナン空港はそれほど面積が大きくないので、搭乗口までは看板を見ればすぐに行くことができるはずです。また、国内線国際線ともに搭乗時間が来るまでの間は、ラウンジやカフェ＆ファストフード、ギフトショップでのショッピングなどを楽しむことができます。ここで飲食をしたい方は、フロア中央にバーガーキングがあるほか、最奥部にカフェスペースがあり、ここでアルコールも飲むことができます。

上階はラウンジとなります。看板を見るとわかるように、こちらを利用できる旅行者はビジネスクラス以上か、ベトジェットエアのスカイボス（上級会員）のみのVIPフロアとなります。搭乗開始はフライトの30分前となるので、基本は飲食をしながらゆっくりと待っていましょう。ゲートまでは階段を下りてすぐなので、ゲート付近で待機する必要はありません。ただし、飛行機が遅延したり、ゲート番号が変わることは考えられますので、定期的に電光掲示板をチェックするのはお忘れないように！

お土産もここで揃えるのが最後かも……		バーガーキングです
スパもありました		ここのカフェスペースではアルコールもいけるようです

いかがでしたか。ダナン国際空港はまだ改修されてから比較的新しいので、情報がなかなか入手しづらいかと思います。今回の記事を読んで、チェックインの何時間前に行くか、また搭乗までの過ごし方なども今のうちから考えておくといいでしょう。以上、ベトナムナビがお届けしました！