ストーリービーチクラブ

こんにちは、ベトナムナビです。中南部ニャチャンは、ベトナム最大のビーチリゾート。市街地はベトナム人よりも欧米人の方が多いと本気で思うくらいのメッカとなっています。近年は日本人の間でも知れ渡ってきていますが、まだまだアジアンビーチとしては穴場の部類。今回紹介するのは、ニャチャンビーチ沿いに建つシーサイドレストラン＆バー。日中はカフェとしても利用可能です。プールで及ぶこともできれば、砂浜に寝そべってココナッツジュースを飲むことも可能。そんなリゾート旅行を盛り上げてくれるナビ一押しのお店「ストーリービーチクラブ」をご紹介します。

敷地内は緑豊か

撮影スポットにもなっています

アクセス

場所はニャチャンビーチに沿って南北に走るチャンフー通り沿い。中心市街地のビエットゥー通りやレタントン通りよりも南方に位置していて、徒歩だとちょっと距離があるのでタクシーで行くのが便利。また、同じ通り沿いにはすでに人気を博しているセイリングクラブやルイジアナといった同系のレストランバーがありますが、今回紹介するストーリービーチクラブは、両バーよりも比較的カジュアル。

子供たちがはしゃいでいる光景は微笑ましい

お洒落なデッキチェア

店内の様子

店内は落ち着い木造を見立てた作り。外国人がイメージする東南アジアらしい内装を再現しています。店内といってもドアがあるわけではないので解放感があり南国風情をたっぷりと感じることができます。唯一の何点といえば冷房がない点ですが、ニャチャンビーチから吹き付ける潮風が心地よく、日中でもそれほど暑くは感じません。

おすすめはビーチの方面を向いているソファ席。店内中央はすべてテーブル席で、2階のテラス席は昼間は開放されていません。ディナー時のみ座ることができます。ただし、ナビの一押しはこちらのソファ席です。なんといっても心地よいですし、スタッフが傍に常駐しているので、何か注文したいときはすぐに呼ぶことができます。また、目の前はニャチャンビーチ。砂浜で遊ぶ子供や木陰にシートを敷いて眠りここんでいる人など、それぞれの憩いの時間を眺めることができます。

温もりある作り

雰囲気は南国そのもの

シーサイドで優雅な昼下がりを

店舗正面の砂浜は同レストランが管理しています。常駐しているスタッフに伝えれば、砂浜にデッキチェアとパラソルを持ってきてくれます（別途料金）。もちろん自前でシートを持ってくれば無料で利用することができます。また、スタッフがすぐにメニューを持ってきてくれるので、ここで注文をすることもできますし、もちろん料理やドリンクも運んできてくれます。日中は日差しが厳しいので、人気なのは夜。さざ波をBGMに大切な人と肩を並べてカクテルやスナックを頬張る。日本ではあまりない貴重な時間ではないでしょうか。

昼間は木陰がおすすめ

焼き物は外でこうして作っている

夜のストーリービーチクラブも雰囲気抜群

昼と夜のストーリービーチクラブは少し雰囲気が異なります。昼間は子供たちの笑い声や走り回る姿が多く見受けられましたが、夜は御覧のような高級バーに変わります。客層も子連れファミリーから恋人夫婦が多くなり、また友人同士でボトルワインで乾杯する欧米人の姿も多く見られます。

こちらは2階テラス席。夜のみ利用することができます。夜の潮風はとても心地よく、お酒を飲むスピードも心なしかハイペースに（笑）。ここからでもさざ波の音がよく聞こえてくるのが驚きです。ビーチリゾートのナイトライフらしい素敵な夜をおくることができる予感にさせてくれます。

ライトアップされた外観

夜は高級感が滲み出ています

夜にはイベントも随時開催しています。ナビが行ったときは、欧米人歌手によるライブでしたが、その他ピアノ演奏などもあるようです。また、ベトナム料理店にありがちのベトナム民謡などではなく、フラメンコであったり、オールディーズポップス、ジャズなどがメインなので、皆さんもどこかで聞いたことがある曲がほとんど。ダンスステージで踊る欧米人もいました。酔いに任せて皆さんも参加してみてはいかがでしょうか。

ステージではダンスをすることもできます

夜は厨房も見どころの一つに

一流シェフによる料理を堪能

ストーリービーチクラブは料理にも定評があります。代表シェフは3人いて、アジア人がアジア料理を、欧米人が西洋料理を担当し、料理長も欧米人。料理はニャチャンで獲れた新鮮な魚介をベースにしたシーフードにベトナムの名物料理、さらにはアジアン料理も用意。ただ、料理の多くは西洋料理で、チーズを使ったメニューが多くある印象です。日本でもそこらへんのレストランではお目にかかれないような美しい盛り付けや素材を使っているので、きっと旅行者の舌を喜ばせてくれることでしょう。

チーズをナスで巻いた一品。盛り付けが綺麗です

スズキ科のスギという刺身のスライス

いかがでしたか。昼はカジュアル、夜はハイセンスの雰囲気となっているので、その時の気分によって訪れる時間帯を変えてみてください。もちろん気に入ったら両方楽しんでいただくのも。ナビは滞在中2度来店。それぞれ異なるムードで、いずれもビーチリゾートのニャチャンにマッチした時間を満喫できました。以上、ベトナムナビがお届けしました！