サイゴン・サイゴン・バー

こんにちは、ベトナムナビです。旅行に行った時にホテルの窓から見えた景色、バスの中からの光景、カフェで道行く人を眺めていたあの瞬間・・・ふと毎日の生活の中で急に脳裏によみがえってくる情景ってありますよね。人によって、記憶の傾向ってあるかもしれませんが、ナビの場合はボンヤリとカフェから見ていた景色って、結構目に焼きついているようです。今日行ってみたバーは昼１１時からオープン、どんな時間帯に行っても思い出の情景を作ってくれそうな気がするバーなのです。

ここがいいって理由～

市内のどこへ行くにもここを避けては通れないほど最高のロケーションをもつカラベルホテル。観光で来られた人なら１日に何回もこのあたりをさまよってるかもしれません。瀟洒で優雅なホテルは1998年、２４階建ての新館もオープン。客室数もグンと増え、レストラン数の他にカジノやバーもできました。特にバーは宿泊者だけじゃなく在住者にも人気。その名も「サイゴン・サイゴン・バー」！カラベル旧館のルーフトップビラの9階にあります。バーの名前がいいですよね、覚えやすいし、ベトナムそのものって感じ。

ホントに一望！

階段を上っていき、バーの入口に着くと、視界が開けます。ナビが行ったのは昼下がりの時間。ホーチミンだとかったるくなって、昼寝でも・・・って時間です。それでもバーの中には数人のお客様、テラスのほうに座って外の景色を眺めています。バーに入って左側は毎晩ラテンやロック、いろんなバンドが生演奏するところ。月曜日にはハッピーアワーもあります。真ん中にカクテルをつくってくれるカウンターがあり、昼間でも飲みたければご注文どうぞ。ナビは外の景色が見られて、涼しいところに陣取ります。

カクテルの色が透きとおる！

今日は SaigonSaigon と Smimeff Volka Cointreau を注文。どちらも6.5ドル。午後の光に映えてきれいです。これなら昼間からアルコールもいいかな。ちなみにジュース類はりんご、スイカやパイン、オレンジ、ライム、バナナなどがあります。

Passage through Vietnam

ビーフやポークのサテー風、ソースもピーナッツ味でおいしい。焼き春巻きと生春巻き、バリで食べられるようなエビせんべいと、こんなにたくさん食べられてお手頃な値段。飲み物もあれば、これだけで他にもう何も要らないですね。他にもピザ、シーザーサラダ、モッツァレラサラダなど。夜もう一度夜景を見るために来たいなと思ったナビ。

夜景を見なきゃ！

夜よりも昼間のバーにすっかり満足してしまったナビ。カラベルホテルが市民劇場の隣りということで、劇場を上から望めます。劇場の周囲を行きかう車やバイク、人波も見えます。いつも交通渋滞している一画なので、車一台見ていても、あ、あんなに前の車に近づいたら危ないでしょ、とか、もしかして、こんなところで追い越しかけようとしているな、なんて、間近に見ているようにハラハラ。
眼下の景色をこうやってひとしきり楽しみ、今度は空のほうに目を向けて眺めていたら、太陽や雲の様子に時間の移り変わりがホント手に取るように感じられます。そして目をつぶると、外の風が直接肌に感じられます。耳を澄ますと下界のクラクションやエンジンの音もすぐそこに聞こえてきます。遠いものがすぐそこにある、そんな感覚がバーのテラスでは実感できます。